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 感動写真集

2009年9月15日改訂

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♪寄せ太鼓・東京初場所・はね太鼓

拡大写真(1500X1000)233KB

褌をもてきて相撲ふ童かな  北舟

2007年9月2日制作

子供たちの熱戦!

子供たちの熱戦!(舎人諏訪神社/東京都足立区)

とねり少年角力大会

舎 人 諏 訪 神 社

子供たちの熱戦

撮影原作 K. T.

舎人諏訪とねりすわ 神社の奉納相撲
 2007年8月26日(日)、東京都足立区舎人(とねり)に鎮座する諏訪神社で、同じ足立区に所在する境川部屋の協力を得て、地元の子供たちによる奉納相撲大会が開催された。

幟の立った諏訪神社

幟の立った諏訪神社

相撲大会の準備

舎人神社

とねり少年 角力すもう 大会
 境内の入口に角力大会のお知らせが貼られており、低学年でも読めるように、やさしい字で「参加するおともだちは、ふんどしをもって あさ10時に諏訪神社にあつまってください」と書かれており、相撲まわしを伝統の呼称である「ふんどし」と呼び、「相撲」と書かずに「角力」と表現している。相撲大会を主催する舎人町会青年部のこまやかな愛情と、伝統へのこだわりが感じられる。

相撲大会のお知らせ

相撲大会のお知らせ

 角力大会は、幼児の部と小学生の部とに分かれ、それぞれ年齢に応じた取り組みが行われる。小学生の部には勝ち抜き戦もある。昼食にはおにぎりが配られ、最後はあとかたづけをして終わる。

少年角力大会のプログラム

少年角力大会のプログラム

朝、町会青年部が土俵を整備するところから始まる。

朝、町会青年部が土俵を整備するところから始まる。

 境川部屋の若い衆が手伝いにやってきた。車で来るかと思ったら、自転車に乗ってきた。

 

【境川部屋】 http://www.geocities.jp/sakaigawa_beya/ 

 

境川部屋の若い衆

境川部屋の若い衆

 受付を済ませた兄弟が早速ふんどしを締めてもらい、すもうが始まるまで、あちこち歩き回っていた。草むらで遊びだす子もいる。参加者のほとんどがふんどしを持参しており、数名がまわしを着用していた。

ふんどしを締めた子供たち

ふんどしを締めた子供たち

草むらで遊ぶ子

草むらで遊ぶ子

開始を待つ子供たち

開始を待つ子供たち

拡大写真(1210X1000)249KB

 まず、境川部屋の力士が見本を見せてくれる。きちんと清めの塩も用意されている。こどもたちは、土俵が神聖な場であることを知る。

力士の模範試合

力士の模範試合

拡大写真(1500X1000)263KB

 幼稚園児の取り組みは、押しくら饅頭状態になる。片方が泣きっぱなしで、つられて相手側も泣き出してしまい、引き分けになった取り組みもあって、微笑ましい。

子供たちの熱戦!

子供たちの熱戦!

拡大写真(1500X1000)233KB

  褌をもてきて相撲ふ童かな  北舟 

ふんどしを もてきてすもう わらべかな

勝っても負けても賞品がもらえる

勝っても負けても賞品がもらえる

拡大写真(1500X1000)287KB

K. T.ケー ティー

  さんのこと
 K. T. さんは、2006年9月、京都・上賀茂神社の「重陽の烏相撲」の作品で写真を提供していただいたことからお付き合いが始まった。最初に頂いたお便りは、2006年9月18日。
 いつもホームページを拝見しています。美しい写真にいつもため息が出る思いです。さて、烏相撲のことですが、私は撮影の邪魔になったテントの中で撮影をしておりました。。。。テントはコの字形に3つあったと思いますが、社殿の正面にあるテントは来賓用ですが、両サイドのテントは一般用です。朝の8時前後に到着していると、大体座れます。
 (今年は写真サークルの男性が先発隊の場所取りと称して、朝早くに物を置いて一番前の席を独占しており、マナー違反ではないかということで他のカメラマンの方とトラブルになっていました。このサークルの方は、飲みかけの缶コーヒーを足元に捨てるなど、神域内という感覚が欠如していたようで、神事を写させて貰っているという意識がないとこういうことになってしまうのかと悲しくなりました。)
和田義男
 ご参考までに、8日の内取り式の模様をお送りします。また、昨年の模様も撮影してありますので、御高覧に供します。終わった後、児童たちが開放感に満ち溢れて水浴びをするシーンが一番好きだったりします。下記に保管してあります。クリックしてダウンロードしてみてください。今後もご活躍ください。
 このお便りを拝読して、伝統文化に対する美意識は私と同じだと感じ、テントとテントの僅かな隙間からしか撮影できなかった私は、ダウンロードさせて頂いた写真の中から何点か使わせていただいた。
 作品が完成した後の9月23日のお便り。「拙作を和田様の素晴らしい作品に混ぜて御紹介いただきありがとうございました。和田様の作品とあわせて鑑賞しますと、あの日の熱気と汗がよみがえってくるようです。自然な肌色というのは出すのが本当に難しいですね。今回いろいろ試したのですが、デジカメの撮影モードもあまりあてにはなりませんでした。こんなにピーカンなのになんで仕上がりが暗くなるのか????悩みは尽きません。今回は本当にありがとうございました。またいい写真が取れましたらお言葉に甘えまして送らせていただきます!」
 それ以来、作品の感想や祭りの紹介などのお便りを頂いていたが、このたび「とねり少年角力大会」の素晴らしい写真をお送り頂き、感動写真集27人目の同志が誕生した。今後とも K. T. さんには、伝統の裸祭りの分野でロマンと感動溢れる作品を多数発表頂きたく、宜しくお願い申し上げたい。

 平成19年(2007)9月9日 /  重用の烏相撲の日   監修 和田義男

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