|
|
|
|
|
|
|
|
鎮守の森の北側に和良比が丘公園があり、森に隣接する一角に春田があった。春田とは、まだ苗を植えていない春の田圃(たんぼ)である。裸祭りのために水が張られている。この田圃がどろんこ祭りの晴れ舞台である。
|
|
|
以前は沢山田圃があり、そこで祭りが行われていたが、宅地化により田圃が消失したため、公園の一角を田圃にして祭りが続けられている。写真上の人垣の間の道が右上の神社に通じる参道で、男たちの花道である。
|
|
|
|
|
|
カメラ位置は田圃西側の坂道である。花道が臨め、高台にあるため余計な観衆が写り込まない最高の場所であるが、なぜか空いていた。超ラッキーである。NHKなどの報道のカメラは、写真左の田圃北側に並んでいる。 |
|
|
|
|
|
|
|
春 田
|
|
拡大写真(1600x1200)266KB 【E-1
38mm/28-108mm F7.1 1/250秒 ISO200】
|
|
|
|
|
|
|
裸衆と赤ん坊の神事
|
|
|
春田の一角に水道が引き込まれ、注連縄(しめなわ)が張られている。ここは神田である。間もなく裸衆が赤ん坊を抱え、花道から神田に入り、神事が始まった。社殿の注連縄から抜き取った神聖な稲藁に泥を付け、筆代わりにして赤ん坊の顔に泥を塗り始めた。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1600x1200)343KB 【E-1
108mm/28-108mm F6.3 1/320秒 ISO200】
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1600x1200)269KB 【E-1
140mm/100-400mm+EC14 F5.6 1/320秒 ISO200】
|
|
|
お兄ちゃんのおまじない
|
|
拡大写真(1200x900)191KB 【E-1
348mm/100-400mm+EC14 F6.3 1/400秒 ISO200】
|
|
|
|
|
|
|
|
赤ん坊を抱いた裸の男たちが幸せを願って黙々と赤ん坊の顔に泥を塗っている。指で泥を塗る人もいる。普段しなれていない男性がお化粧をしているような仕草がユーモラスでもある。
|
|
|
|
|
|
|
|
泥の泣き顔
|
|
拡大写真(1200x900)207KB 【E-1
416mm/100-400mm+EC14 F6.3 1/400秒 ISO200】
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1200x900)134KB 【E-1
566mm/100-400mm+EC14 F5.6 1/320秒 ISO200】
|
|
|
落とさぬよう、転ばぬよう
|
|
拡大写真(1600x1200)282KB 【E-1
150mm/28-108mm F6.3 1/400秒 ISO200】
|
|
|
元気な女児
|
|
拡大写真(900x1200)254KB 【E-1
294mm/100-400mm+EC14 F5.0 1/320秒 ISO200】
|
|
|
|
|
|
|
褌をキリリと締めた勇ましい裸男と愛くるしい赤ん坊の対比が何とも微笑ましい。赤ん坊の方は、平然としている子や泣きわめく子など、千差万別である。いやがる子の顔に泥を塗るのは、何とも残酷なようにも思えるが、これも父親の慈悲なのだろう。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(900x1200)179KB 【E-1
448mm F5.6 1/320秒 ISO200】
|
|
拡大写真(900x1200)151KB 【E-1
416mm F7.1 1/500秒 ISO200】
|
|
|
|
|
|
|
裸衆よりも赤ん坊の数が多いようで、頼まれた赤ん坊を抱いて何回も往復している人がいた。写真の人はinternetで検索すると毎年の常連さんである。愛想が良く、カメラマンの注文に気楽に応じてくれた。
|
|
|
|
|
|
|
|
晴れ舞台の笑顔
|
|
拡大写真(1100x1200)204KB 【E-1
306mm/100-400mm+EC14 F5.6 1/400秒 ISO200】
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1600x1200)314KB 【E-1
190mm/100-400mm+EC14 F5.6 1/400秒 ISO200】
|
|
|