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 旅紀行日本の裸祭り

20101227日改訂

 

 

 

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♪納曽利 高麗小乱声〜当曲急

拝殿の柱を登る里祭   北舟

 

A rural festival, climbing the pillar at the hall of worship.

2010年12月26日制作

二度目の柱登り 20:05

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二度目の柱登り 20:05/若宮八幡宮(群馬県利根郡みなかみ町)

若宮八幡ヤッサ祭

新重郎

撮影・原作 曽根由香

はじめに

 
▼ 平成21年(2009)9月29日(火) 群馬県利根郡(とねぐん)みなかみ町(みなかみまち)下津(しもづ)に鎮座する若宮八幡宮(わかみやはちまんぐう)でヤッサ祭(やっさまつり)が開かれたので取材した。  

 

【凡例】  ▲:上の画像の説明文  ▼:下の画像の説明文  〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示

ヤッサ祭が行われた若宮八幡宮 / 群馬県利根郡みなかみ町下津

ヤッサ祭が行われた若宮八幡宮 / 群馬県利根郡みなかみ町下津

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若宮八幡宮わかみやはちまんぐう

 
若宮八幡宮は群馬県利根郡(とねぐん)みなかみ町(みなかみまち)下津(しもづ)の小川島(おがわしま)地区に鎮座する神社でJR上越線・後閑(ごかん)駅から徒歩10分ほどのところにある。上越新幹線・上毛高原(じょうもうこうげん)駅からは約2km車の場合は、関越自動車道・月夜野(つきよの)インターチェンジから3kmほど。東京からでも意外と簡単に行ける。  
ヤッサ祭の舞台 / 若宮八幡宮(群馬県利根郡みなかみ町下津) 2009.9.29 19:11

ヤッサ祭の舞台 / 若宮八幡宮(群馬県利根郡みなかみ町下津) 2009.9.29 19:11

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ヤッサ祭に参加した12人の裸たち 19:42

ヤッサ祭に参加した12人の裸たち 19:42

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ヤッサ祭やっさまつり

 
▲▼ みなかみ町の若宮八幡宮では、毎年9月29日の夜奇祭・ヤッサ祭が齋行(さいこう)される。400年の伝統を持つ小川島地区の氏神様の祭りで、五穀豊穣・無病息災・水害除けを祈願する裸祭りである。  
宮司の御祓いを受ける 19:44

宮司の御祓いを受ける 19:44

御神酒おみき

をいただく 19:46

御神酒をいただく 19:46

▲▼ 神社の境内で褌姿の地元の男性十数名が数珠つながりになって「ヤッサモッサシンジュウロウ(新重郎)」と声を掛け合いながら大蛇のように練り歩くことから、ヤッサ祭(やっさまつり)と呼ばれるようになったという。  
数珠つなぎになって神殿に向かう 19:48

数珠つなぎになって神殿に向かう 19:48

後褌うしろみつ

つか

んだまま輪になって神殿を巡回する 19:48

後褌を掴つかんだまま輪になって神殿を巡回する 19:48

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▲▼ 青鉢巻・白褌・裸足の氏子たちが、前の男性の後褌*(うしろみつ)を持って一列縦隊となり、歩きながら引き合い押し合い、寝そべったりしながら境内を練り歩き、神殿を廻ったあと柱登り行う。  
  後褌*(うしろみつ):褌(ふんどし)の後ろの結び目の部分  
社殿の はり

を登る裸たち 19:50

社殿の梁を登る裸たち 19:50

▲▼ 男たちは境内の裸練り・神殿の巡回・柱登りを7回繰り返し最後に拝殿の大鈴の紐をもぎ取る。見事に取れるとその年は豊作になるといわれている。汗と泥まみれになった裸たち は最後に餅とお菓子を撒き、お開きとなる。  
 

■ 問い合わせ:みなかみ町観光商工課 TEL0278-62-2111

 
社殿の はり

で気勢をあげる

社殿の梁で気勢をあげる

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境内をうねり歩く 19:59

境内をうねり歩く 19:59

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蛇のような行進

蛇のような行進

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 ヤッサ祭の起源はかつてこの地区が水害に遭ったとき若者たちが数珠(じゅず)つなぎになって人々を救ったという説と400年ほど前にあった*名胡桃城(なぐるみじょう)の合戦で、大木新重郎(おおき・しんじゅうろう)という武士が村人を避難させようと、腰紐をつかませて誘導したことにちなんだものという説がある。
  *名胡桃城秀吉に小田原攻めの口実を与えた名胡桃城  

二度目の神殿巡り 20:04

二度目の神殿巡り 20:04

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  拝殿の柱を登る里祭 北舟 

はいでんの はしらをのぼる さとまつり

A rural festival, climbing the pillar at the hall of worship.

二度目の柱登り 20:05

二度目の柱登り 20:05

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肩車の裸練り 20:07

肩車の裸練り 20:07

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▲▼ 裸で数珠つなぎになった若者たちが「ヤッサモッサシンジュウロウ」と叫びながらうねり歩くのは村人を救った大木新重郎の威徳を忍ぶものだろう。「シンジュウロウ」は言いにくいのか、「シンジュロウ」と聞こえる。  
盛り上がる裸たち

盛り上がる裸たち

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