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みなかみ町の若宮八幡宮では、毎年9月29日の夜、奇祭・ヤッサ祭が齋行(さいこう)される。400年の伝統を持つ小川島地区の氏神様の祭りで、五穀豊穣・無病息災・水害除けを祈願する裸祭りである。 |
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神社の境内で褌姿の地元の男性十数名が数珠つながりになって「ヤッサ、モッサ、シンジュウロウ(新重郎)」と声を掛け合いながら大蛇のように練り歩くことから、ヤッサ祭(やっさまつり)と呼ばれるようになったという。 |
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後褌 |
を |
掴 |
んだまま輪になって神殿を巡回する 19:48 |
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▲▼ 青鉢巻・白褌・裸足の氏子たちが、前の男性の後褌*(うしろみつ)を持って一列縦隊となり、歩きながら引き合い押し合い、寝そべったりしながら境内を練り歩き、神殿を廻ったあと柱登り行う。 |
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後褌*(うしろみつ):褌(ふんどし)の後ろの結び目の部分 |
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男たちは、境内の裸練り・神殿の巡回・柱登りを7回繰り返し、最後に拝殿の大鈴の紐をもぎ取る。見事に取れると、その年は豊作になるといわれている。汗と泥まみれになった裸たち は、最後に餅とお菓子を撒き、お開きとなる。 |
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問い合わせ:みなかみ町観光商工課 TEL0278-62-2111 |
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ヤッサ祭の起源は、かつてこの地区が水害に遭ったとき、若者たちが数珠(じゅず)つなぎになって人々を救ったという説と、400年ほど前にあった*名胡桃城(なぐるみじょう)の合戦で、大木新重郎(おおき・しんじゅうろう)という武士が村人を避難させようと、腰紐をつかませて誘導したことにちなんだものという説がある。 |
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*名胡桃城 : 秀吉に小田原攻めの口実を与えた名胡桃城 |
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はいでんの はしらをのぼる さとまつり |
A rural festival, climbing the pillar at the hall of worship. |
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▲▼ 裸で数珠つなぎになった若者たちが「ヤッサ、モッサ、シンジュウロウ」と叫びながらうねり歩くのは、村人を救った大木新重郎の威徳を忍ぶものだろう。「シンジュウロウ」は言いにくいのか、「シンジュロウ」と聞こえる。 |
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