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2013年8月26日改訂

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♪海のアラベスク〜千年女王〜氷湖〜精霊

旅と写真は元気の泉

感動の裸祭CD完成!

神庭の甘酒こぼし白ふどし   北舟

 

The white fundoshi loincloth,
scattering sweet sake wine at the garden of deities of Shinto.

2000年7月16日 開設

甘酒こぼし/八 〜盛り上がる甘酒掛けくらべ〜

拡大写真(2400X1800)1.34MB

盛り上がる甘酒掛けくらべ /甘酒こぼし(埼玉県秩父市荒川白久)
2013年の日記 8
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  7月 9月

「徒然日記」目次


 
2013年8月26日(月)晴
 
 
■■■     「盛岡舟っこ流し」完成! ■■■
 
    本日、本年第10集、2000年7月以来通算第458集となる作品をアップした。

  日本の裸祭り<97種・第169集>「盛岡舟っこ流し」  撮影・制作:和田義男
 
   
  この作品は、去る8月16日(日)、岩手県盛岡市を流れる北上川で仏教の盆送り行事である「舟っこ流し」が行われ、参加13団体13隻のうち唯一赤褌一丁で参加した仙北二丁目自治会の活動を密着取材したものである。

7頁237枚の感動巨編となった。どうかお時間のあるときに、ごゆるりとご覧頂きたい。
  
 
 

和田義男

   
 
撮 影


2013年8月16日



OLYMPUS E
-5
 
 

 
12-60mm


1230万画素 2,045枚 5.3GB
 

 撮影して10日後の平成25年(2013)8月26日(月)、平成12年(2000)以来、458作目となる感動大作「盛岡舟っこ流し」が完成した。
  今年6月1日(土)に富山市で行われた「とやま山王市」の黒褌御輿でお会いした安達隆さん(米沢市)の紹介を受け、仙伸会に連絡を取ったのが開催10日ほど前。盆休みの祭礼とあって新幹線の往復切符をとるのが大変だったが、全ての準備を終え、当日、早めに現地入りした。
 真夏の行事で汗だくの取材だったが、行って良かった。多くの出会いがあり、ロマンと感動溢れる素晴らしい祭礼だった。

 

赤褌あかふん

で泳ぐ
● 仙石二丁目自治会による舟っこ流しは、江戸時代と変わらない裸褌文化をそのまま受け継いでいる。プールのある現代と違って、盛岡っ子たちは、夏になると北上川で泳いでいたが、川に入るのは、赤褌に決まっており、曹洞宗の住職を父に持つ石川啄木は、長松寺にも縁があり、子供のころは赤褌一丁で泳いでいたに違いない。戦前まで、舟っこ流しは、どの町内もすべて赤褌で行っていたのは、当たり前のことだった。
 ところが、先の敗戦による自信喪失の結果、伝統文化を軽視する風潮が芽生え、西欧文化が進んでいるとの思いからアメリカ文化が日本を席巻した。西洋では裸は野蛮だと考え、彼らは未開の地に宣教師を派遣して、服を着る文化を植え付けてきた。(今ではそれが民族の伝統文化を破壊する行為であることに気付き、裸族などに服を強制することはなくなった。)
 日本では、戦後、小中学校にあった土俵はいつのまにか姿を消し、褌一丁で相撲を取る裸文化は奉納相撲などでかろうじて存続するだけとなった。国技である大相撲の大関・横綱が外国人で占められるようになったのは、相撲を支える底辺がなくなったことが大きな原因で、土俵で汗を流していた子供たちは、現代では野球やサッカーに心を奪われている。
 時代の趨勢だといってしまえばそれまでだが、高温多湿の日本にあって、先人が培ってきた裸褌文化は、日本の気候風土に最も適したもので、世界には存在しない日本の誇るべき文化である。戦前まで赤褌一丁で行われていた舟っこ流しが今では仙石二丁目自治会だけが継承していることは残念なことだが、最後の砦として、これからも変質することなく、存続することを願っている。 

褌万歳ふんどしばんざい

● 高知県須崎市の漁師町で育った筆者は、団塊の世代で、小学低学年のころは、まだ水褌(すいこん)姿がみられ、筆者は黒猫褌(高知では「いどくい」)かフリチンで泳いでいた。貧乏人は、水褌を買うことができなかったからである。赤褌は格好良く、大きくなったら締めてみたいという憧れを抱いたものである。
 現在、東京では裸褌祭が希少価値を持つような事態になってしまったが、地方ではそこかしこに褌姿が息づいている。どうか、盛岡の男たちも赤褌文化を絶やすことなく、続けていってほしい。
 
 
謝  辞
この作品を制作するにあたり、 仙北二丁目自治会・コ田石男会長はじめ仙伸会の方々と盛岡舟っこ流し協賛会・鈴木一夫事務局長ほか地元関係者の皆さんには、大変お世話になりました。とりわけ、 石澤副会長には、取材中、細やかなご配慮を賜り、去年と一昨年のDVDビデオを頂くなど大変お世話になりました。また、鈴木事務局長には、取材後、メールで種々ご教授頂きました。皆様のお力添えがなければ、この作品は、世に出ることはありませんでした。今、感動を新たにしつつ、衷心より御礼申し上げます。
 末筆となりましたが、「盛岡舟っこ流し」の今後益々のご発展と皆様方のご多幸ご健勝を祈念しております。来年は、赤褌一丁で北上川に入り、ロマンと感動を激写させて頂きますので、どうかよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。 〈 拝 〉 2013.08.26 デジタル写真家/裸祭評論家 和田義男

日本の裸祭り<97種・第169集>「盛岡舟っこ流し」

撮影・制作 : 和田義男

  平成25年(2013)8月16日 作品:第10作  画像:(大170+小67) 頁数:7  ファイル数:417  ファイル容量:144MB
  平成12年(2000)〜平成25年(2013) 作品数:458 頁数:1,856 ファイル数:83,444 ファイル容量:16,211MB
 
 
   仙北の赤褌一丁花火舟  北舟 

せんぼくの あかふんいっちょう はなびぶね

Senboku guys of red fundoshi loincloth, fireworks from the boat.
 
 

編集子の選ぶ傑作

「盛岡舟っこ流し」名作集

仕掛けていた花火が上がる! 17:57:00

拡大写真 「仕掛けていた花火が上がる!」(2400X2100)1.36MB

 

 
2013年8月22日(木)晴
 
 
■■■     facebookフレンド1800人! ■■■
 
  ▼ 平成24年(2012)2月5日にfacebook https://www.facebook.com/yoshio.wada.12?ref=tn_tnmn を始めて18ヶ月半が過ぎたが、本日、facebookフレンド(FBフレンド)が1800人となった。100人になるまで23日、200人まで更に20日、300人まで18日、400人まで19日、500人まで14日、600人まで9日、700人まで15日、800人まで37日、900人まで58日、1000人まで26日、1100人まで26日、1200人まで30日、1300人まで23日、1400人まで13日、1500人まで15日、1600人まで37日、1700人まで28日、そして1800人まで16日で達成した。  
 フォロワーが550人いるので、私の頁の更新は、1800+550=2350人に連絡される。これからどこまで伸びるのか、これからも楽しみだが、裸の顔写真だけは受け入れないことにしている。
 

facebookフレンド1800人!

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2013年8月6日(火)雨
 
 
■■■     スライドショーDVD写真集「猪鼻の甘酒こぼし」が完成! ■■■
 
 

▼ 本日、スライドショーCD写真集「黒褌御輿」が完成し、「日本の祭CD・DVD完成!」に第35作として追加した。
 

 
 

最新作!【15】 猪鼻いのはな の甘酒こぼし

スライドショーDVD写真集

埼玉県秩父市 猪鼻熊野神社 2013年7月28日(第四日曜日) 埼玉県無形民俗文化財

天平8年(736)以来今日まで約1300年にわたって継承されてきた「甘酒こぼし」六尺褌一丁の氏子たちが前日から仕込んだ甘酒を掛け合い、五穀豊穣や無病息災を祈念する裸祭です。
 現在奥秩父の猪鼻地区では過疎化高齢化が進みかつて70軒あった村落が39軒にまで減少しもはや地元の勢力だけでは祭の催行が難しくなっています。このため、平成24年(2012)から全国連・和田グループが加勢するようになりました。
 
 
   白褌の甘酒こぼし奥秩父  北舟 

びゃっこんの あまざけこぼし おくちちぶ

The back Chichibu, sweet sake scattering wearing white loincloth.

 
 

【編集子が選ぶ名作】                  名作アニメーション

甘酒こぼし/八 〜盛り上がる甘酒掛けくらべ〜

拡大写真(2400X2100)1.36MB

 
 
 この1枚に3年分578枚の画像が納められていますので、MS-Windows対応パソコンのCDドライブに挿入すると、BGMが流れるなか、5秒毎に画像がディスプレー一杯に映し出されるスライドショーを楽しむことができます。上映時間は50分です。また、DVDの原画フォルダーには最大1,230万画素の原画を同梱していますので、最大A3サイズまでプリントできます。個人で楽しむ限りは、自由にプリントアウトして構いません。(1枚2000円 リピーター価格:1枚1500円) 猪鼻の甘酒こぼし'13
 
 

猪鼻の甘酒こぼし

猪鼻の甘酒こぼし

 

 
2013年8月6日(火)雨
 
 
■■■     facebookフレンド1700人! ■■■
 
  ▼ 平成24年(2012)2月5日にfacebook https://www.facebook.com/yoshio.wada.12?ref=tn_tnmn を始めて18ヶ月が過ぎたが、本日、facebookフレンド(FBフレンド)が1700人となった。100人になるまで23日、200人まで更に20日、300人まで18日、400人まで19日、500人まで14日、600人まで9日、700人まで15日、800人まで37日、900人まで58日、1000人まで26日、1100人まで26日1200人まで30日1300人まで23日1400人まで13日、1500人まで15日、1600人まで37日、そして1700人まで28日で達成した。  
 フォロワーが531人いるので、私の頁の更新は、1700+531=2231人に連絡される。これからどこまで伸びるのか、これからも楽しみだが、裸の顔写真だけは受け入れないことにしている。
 

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2013年8月4日(日)晴
 
   
    本日、本年第9集、2000年7月以来通算第457集となる作品をアップした。

  日本の裸祭り<97種・第168集>「猪鼻の甘酒こぼし'13」  撮影・制作:和田義男
 
   
  この作品は、去る7月28日(第4日曜日)、埼玉県秩父市荒川白久に鎮座する猪鼻熊野神社で、「猪鼻の甘酒こぼし」(埼玉県無形民俗文化財)が開かれたので、和田グループを編成して参加するとともに、甘酒こぼし保存会の支援の下で密着取材したもので、今年で3年連続の作品となった。

4頁107枚の長編である。どうかお時間のあるときに、ごゆるりとご覧頂きたい。
  
 
 

和田義男

   
 
撮 影


2013年7月28日



OLYMPUS E
-5
 
 

 
12-60mm


1230万画素 1,510枚 3.6GB
 

 平成25年(2013)8月4日(日)、撮影して7日後に平成12年(2000)以来第168作目の裸祭作品「猪鼻の甘酒こぼし'13」が完成した。
 今回も秒間5コマの連写を多用したので、1,510枚という大量の原画から傑作を選別する作業が大変だったが昨年同様光線の具合が良く、万緑の中で繰り広げられた裸祭の素晴らしさを十二分に切り取ることができ、4頁107枚という傑作が生まれた。
 写真はカメラが写すもの。今回、ISO800に設定し隅々までシャープに撮影することを目指したところ、E-5の性能は申し分なく、全くノイズのない美しい画像を切り取ってくれた。

 
美しい伝統文化の存続を願って

 
● 1300年の歴史を有する「猪鼻の甘酒こぼし」は、世界に1つしかない奇祭であり、日本の素晴らしい裸祭である。しかし、今回、文中に書き記したように、ハンダコや私服を着用した不心得者がいたことは、とても残念である。まわりが褌一丁という中で、自分だけが違う装束であることを自覚しての参加であり、私なら恥ずかしくて退散してしまうところだが、
世の中、身勝手で非常識 な人が結構いることが分かる。
 奥秩父という山村の素朴な祭に無銭飲食者の防止のために直会参加章と引き替えでないと弁当がもらえなくなったのは、世知辛い世の中に対応した保存会の智恵である。浅香会長による褌着用のお願いを無視して、ハンダコや私服で参加するような事態に対しても、保存会は、一般の祭では必ず存在する警備員の配置など、何らかの対応が求められよう。

 ★☆★彡

● 私の意見をうるさいと感じる人がいるに違いない。「どうせお祭り騒ぎなのだから、どんな服装で参加しようといいじゃないか。」という意見もあるだろう。もしそれでよければ、埼玉県無形民俗文化財のタイトルを返上し、町内会の気楽なお祭り騒ぎにすればよい。そうなれば、私は取材には行かない。撮影する価値がなくなるからだ。
 日本古来の伝統文化を存続させてゆくのか、変質して俗に陥ってゆくのか、その判断や舵取りは保存会にある。しかし、もはや「猪鼻の甘酒こぼし」は、保存会の私物ではなく、久喜邦康・秩父市長が挨拶で述べられた「秩父市民が誇る貴重な文化財」であるばかりでなく、我々日本人が世界に誇る公共財(みんなの宝) だということを忘れないで欲しい。「甘酒こぼし」は、日本人の心に響く素朴で美しい裸祭なのだから!
 
 
謝  辞
この作品を制作するにあたり、地元猪鼻区の氏子の方々には、大変お世話になりました。とりわけ、甘酒こぼし保存会の浅香文男会長には、数々のご支援を賜り、衷心より御礼申し上げます。
 伝統の裸褌文化が躍動する「甘酒こぼし」に加勢させて頂くため来年以降も法被をお借りして保存会写真班の立場で取材させて頂きまたWa☆Daフォトギャラリーを通じて全国から参加者を募り和田グループとして参加させて頂きたく思っておりますのでこれからもどうかご高配のほど宜しくお願い申し上げます皆様方の今後益々のご多幸とご健勝を祈念しておりますありがとうございました  2013.08.04 デジタル写真家/裸祭評論家 和田義男

日本の裸祭り<97種・第168集>「猪鼻の甘酒こぼし'13」

撮影・制作 : 和田義男

  平成25年(2013)8月4日 作品:第9作   画像:(大77+小30)   頁数:4   ファイル数:187   ファイル容量:94MB
  平成12年(2000)〜平成25年(2013) 作品数:457 頁数:1,849 ファイル数:83,032 ファイル容量:16,067MB
 
 
   神庭の甘酒こぼし白ふどし  北舟 

かむにわの あまざけこぼし しろふどし

The white fundoshi loincloth,  scattering sweet sake wine at the garden of deities of Shinto.

 
 

編集子の選ぶ傑作

盛り上がる甘酒掛けくらべ

甘酒こぼし/八 〜盛り上がる甘酒掛けくらべ〜

拡大写真(2400X2100)1.36MB

 

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