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和田義男

 旅紀行日本の花

2006年4月23日改訂

♪水の宮 水の宮 和風BGM

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2005年4月22日作成

桜田門と警視庁

千鳥ヶ淵の桜(皇居/東京都千代田区)

千鳥ヶ淵の桜

桜田門

 

宴会の場所取り

 
   千鳥ヶ淵緑道を通過し、更に南に下ると、花見の宴会場があり、アフターファイブの夜桜見物のために若い社員たちがシートを広げて陣取っていた。場所取りは毎年繰り返される行事であるが、楽ではない。  

場所取り

場所取り

 

寒緋桜かんひざくら

 
   染井吉野の並木道に寒緋桜が咲いていた。濃い紅色の花が鐘のように垂れて咲くさまは、別の花のようだ。  

寒緋桜

パノラマ写真(1200x800)388B

 

自由の群像

 
   半蔵壕の南端、千鳥ヶ淵公園に立つ「自由の群像」は、マスコミ功労者の顕彰記念像のひとつ。広島・平和記念公園の「原爆の子の像」 の作家・菊地一雄の制作によるもので、昭和30年(1955)11月3日文化の日に除幕式が行われた。三人の男性ブロンズ像は「自由」「自尊」「進取」をあらわしているという。  
 自由のために一身をペンにささげた新聞人たちを顕彰するものなので、その像は高いところから人々を見おろすものではふさわしくないということで、台座は低く設計されており、その周りに四角い池がレイアウトされている。

自由の群像

拡大写真(900x1120)293KB
 

半蔵門

 
   半蔵門は、伊賀忍者・服部半蔵(はっとりはんぞう)の屋敷があったことに由来してつけられた皇居の門の一つ。地下鉄名や駅名にもなったが、地名は存在しない。江戸時代は甲州街道へ通じる緊急時の門だったという。  

半蔵門と桜

半蔵門と桜

拡大写真(1200x900)339KB

 御所に一番近い門なので、天皇皇后両陛下はじめ皇族方が利用されるため、普段は閉まったまま。警察官が常時警備しているので、近寄りがたい雰囲気がある。
  人気なき半蔵門の櫻花   北舟    

閉ざされた半蔵門

閉ざされた半蔵門

拡大写真(1200x900)290KB

 半蔵門から南方、壕の向こうが霞が関(かすみがせき)官庁街。手前が国土交通省、海上保安庁などの合同庁舎第3号館、その後ろの高いビルが総務省、警察庁などの合同庁舎第2号館、その後ろが裁判所合同庁舎。左端には警視庁のビルが見える。

菜の花の咲く半蔵門から霞が関方面を臨む

菜の花の咲く半蔵門から霞が関方面を臨む

拡大写真(1200x900)314KB

 

桜田門さくらだもん

 
   大老・井伊直弼(いいなおすけ)が水戸浪士に暗殺された桜田門外の変で知られる桜田門は、寛永13年(1636)に修築されたあと、大正12年の関東大震災で改修されている。古来この地は桜田郷といわれ、桜の多い場所だったようで、江戸城築城の際に桜田門の名がついたといわれる。  
 桜田門の前には東京都の治安を守る警視庁の高層ビルが威容を誇る。桜田門といえば警視庁を意味する隠語でもある。警察の徽章も桜がデザインされており、桜は警察と関わりの深い花となっている。
桜田門と警視庁

桜田門と警視庁

拡大写真(1200x900)280KB

 江戸城の各門の多くは、第一の門と第二の門との中間に戦略上有利な桝形(四角形)の広場がある桝形城門の形式がとられている。桜田門の桝形は15間(27m)×21間(38m)あり、現存している城門の中で最も広い規模を有し、良好に保存されているため、昭和36年(1961)に国の重要文化財に指定されている。
桜と桜田門

桜と桜田門

拡大写真(1000x1200)331KB

和田義男

 
和田義男

撮影 2005年4月7日
 

《 OLYMPUS E-300 》

11-22mm 14-54mm
 
800万画素

 
690枚  1,100MB
 

 都心のど真ん中に皇居という広大な緑地があり、その周りは都民に解放され、快適なオアシス空間になっている。
 皇居北の田安門から南の桜田門まで、約3kmの道のりを3時間かけて歩いたが、見応えのある桜が多く、堪能することができた。

 霞が関に勤務していた頃、夜、何度か歓迎会を兼ねて千鳥ヶ淵で花見をした。その花見が縁で近くのオフィスに勤めるOLと知り合い、ゴールインした職員がいた。桜は人々の心を豊かにし、人生に彩りを添えてくれる素晴らしい花である。〈 完 〉
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