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和田義男

 旅紀行ジャパン

2011年3月4日改訂
♪元気でね BGMの小箱

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2005年9月24日作成

知床の蝦夷鹿

知床の蝦夷鹿(北海道・羅臼町)

道東初夏の旅

蝦夷鹿

 

羅臼らうす

温泉おんせん

   羅臼温泉は町の中心から知床峠の方に3kmほど入った山間の羅臼川のほとりに建つ5軒ほどの湯宿である。泉質は塩化物泉、硫黄泉で、神経痛、腰痛、婦人病などに効能があるという。

反芻はんすう

する

牡鹿たち 

反芻する牡鹿たち

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ホテル 

峰の湯みねのゆ

   初日、羅臼温泉の「ホテル峰の湯」に宿泊した。テレビドラマ「北の国から 2002 遺言」で、ロケ隊一行が泊まったホテルである。ホテルの裏は羅臼川が流れており、蝦夷鹿(えぞしか)が毎日やってくるというので、チェックインのあと直ぐにホテルの裏に行くと、4頭の野生の蝦夷鹿と出会うことができた。

蝦夷鹿えぞしか

毛繕いけづくろい

鹿の毛繕い

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   私が近づいても逃げる様子もなく、横たわったままノンビリと反芻している牡鹿たち。まるで私のためにポーズをとってくれているようだったので、じっくりと撮影することができた。蝦夷鹿たちは常連客のようで、とても野生とは思えないほどリラックスしていた。
可愛い尻尾の若い

牡鹿おじか

可愛い尻尾の若い牡鹿

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蝦夷鹿の 

袋 角ふくろづの

   牡鹿(おじか)は生後3年目の春から角を生やし始め、その後、毎年春になると角(つの)が生え変わるという。蝦夷鹿も同じで、毎年この時期は、袋角(ふくろづの)と呼ばれる成長過程にある瑞々しい角を生やしている。

躍動する牡鹿

躍動する牡鹿

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鹿 茸ろくじょう

   鹿の袋角から作る生薬(しょうやく)は鹿茸(ろくじょう)と呼ばれ、中国では三大妙薬(麝香*じゃこう、牛黄**ごおう、鹿茸***ろくじょう)の一つで、三千年以上の昔から滋養強精の最高級漢方薬として珍重されている。
  *麝香:ジャコウジカの麝香嚢(じゃこうのう)から製した黒褐色の粉末で、芳香が強く、香料のほか不老長寿の漢方薬として珍重される。詳しくは→ 麝香
**牛黄:牛の胆嚢、またはその付近に生じた結石。造血作用、中枢性鎮痙作用、鎮静作用、解熱、強心作用、および血管収縮、血圧上昇作用などがある。詳しくは→ 牛黄
***鹿茸: 強心・強精・造血作用などがあり、全身の活動能力のアップや発育促進、インポテンツ、貧血などに使用される。詳しくは→ 鹿茸

ホテルの裏庭を疾走!

ホテルの裏庭を疾走!

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警戒する蝦夷鹿

   撮影途中で、ホテルが飼っている犬がチェーンを外されてやってきたため、蝦夷鹿たちの表情が急に険しくなった。彼らは間もなく羅臼川を渡って対岸に避難してしまった。

犬の接近に警戒

犬の接近に警戒

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羅臼川を渡る蝦夷鹿

羅臼川を渡る蝦夷鹿

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 チェーンを外して犬を散歩に連れ出した人のお陰で、蝦夷鹿が川を渡るシーンや蕗(ふき)を食べる様子を写すことができた。蝦夷鹿の素晴らしい写真を撮れたことに感謝し、夜は露天風呂に入って疲れを癒し、祝杯をあげた。

(ふき)を喰む蝦夷鹿

蕗を喰む蝦夷鹿

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