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 特集!旅紀行

2005年7月8日改訂

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♪Song of India (Rimsky-Korsakov) Flute MIDI by Kasuga

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2004年8月28日作成

山の斜面に建つ民家

雨季のヒマラヤ点描( インド・ヒマーチャルプラデッシュ州)

北部インドの旅

8月初めに、首都デリーの北、いわゆる北部インドを旅する機会がありまして、北から南へと、ジャムー&カシミール州、ヒマーチャルプラデッシュ州、パンジャブ州、ハルヤナ州の4州を、ジープで、廻って来ました。
緯度的には、福岡から奄美辺り位の南北差です。5日間で、山道を1300キロの行程でした。

濁流の川

ヒマーチャルプラデッシュ州の丁度真ん中辺りにある、クル県サインジ水系の入り口の光景です。標高900mで、これだけの水量があります。早朝です。ここから、ジープで、左岸の道路沿いに、奥地へ入りました。

濁流の川

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ヒマラヤ

ヒマラヤ山脈も東西に約3000キロと長く、ここで、私のご紹介するヒマラヤは、ヒマラヤの西のほうで、周りには3〜4000m級の山が林立する、まだまだ西部ヒマラヤの入り口、山麓辺りと言った光景です。
さらに、200キロも北上すれば、5000m級の山が並び始め、さらに200キロも北上すれば、さらに山がそびえ立って、登山で名高いK2(8611m)などがあります。
世界最高峰のエベレスト(8848m)は、ヒマラヤ東部(ネパールの東部)に位置しますので、今回の私のヒマラヤからは、ゆうに千キロは東に離れて位置しています。

濁流の町

マンディ県マンディ市内にて。チベット風の建物というのでしょうか、色使いもおしゃれです。インド様式の建築物ではありません。

濁流の町

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雨 季

雨季の真っ盛りでしたので、数十箇所の崖崩れや土石流の自然災害跡を横目で見ながら、走りましたので、胆っ玉はもう完全に縮こまりながら、シャッターを押しています。撮影日だけは、天候には恵まれていますが、移動日は、崖崩れの復旧で、3時間通行ストップなど、もう前に進めただけ、幸せでした。

マンディの町

朝の6時頃の撮影ですが、対岸から街を見ています。前夜の豪雨もあり、朝霞が立ちこめています。

マンディの町

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ヒマーチャルプラデッシュ州

今回、主に撮影をしたのは、ヒマーチャルプラデッシュ州で、この州は、デリーの北400キロに位置します。豊富な水を資源に、水力発電が非常に盛んで、山地がほとんどの州ですが、インドの中では、この水力発電収入を元に、経済的にも非常に豊かな州として、5指に入るほどです。教育度も非常に高い州で、識字率も約7割と、インドでは5番目の高さです。

マンディの吊り橋

街に入るには、この木製の吊橋を渡ることになります。ジープも、通過できます。白ターバンのシーク教徒の若者が、単車の3人乗りで、渡って来ましたので、パチリ。

マンディの吊り橋

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英語は、まだまだのようで(私の英語がヘタなだけ?)、ヒンディー語の必要性を痛感して来ました。
雨は、山地でさすがに多いですが、気候も非常に安定していて、野菜も豊富で、インドで最高のリンゴを産する州としても有名です。

マンディ市内

朝の6時頃の撮影ですが、対岸から街を見ています。前夜の豪雨もあり、朝霞が立ちこめています。

マンディ市内

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ダライラマ14世

ヒマーチャルプラデッシュ州という名前は、日本の方には、余り馴染みがないと思いますが、東のチベットと国境を接した州であり、ノーベル平和賞のダライラマ14世が、中国の迫害を逃れて、十数万人のチベット人と共に、1959年から亡命政権を維持しているダラムサラという街がある州と言えば、日本の方にも、ご理解いただけるのではないかと思います。

道行く家族

こうした山道を、荷物を背負って、何キロも歩くようです。凄い足腰の強さですが、これが、当り前のようです。ヒマラヤ帽やバンダナに、リュックサック、日本の若者の最新ファッションの原点は、ヒマラヤに?荷物は女性が担いでいます。

道行く家族

人種的にも、アーリア系の白いインド人も居れば、茶色のベンガル人、ターバン巻いたパンジャブ人、あるいは、日本人と似た顔のチベット人、ネパール人もおり、インドの人種の坩堝(るつぼ)という感じでした。(なお、現在、チベットは、中華人民共和国チベット自治区と呼ばれています。)

小さな吊り橋

橋は、木製の吊り橋が多く、でも、とても頑丈に作られていました。安心して渡ることが出来ますが、山で、風もあり、この水量ですから、吹き飛ばされて、下に落ちたら、もうお仕舞いです。

小さな吊り橋

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雨の中の浮浪児

街道の町、カングラ県パランプールで、一休み。姉弟が、雨の中、バクシーシ(喜捨)を求めて来ました。周りには、親の姿も見えず、どうも、孤児のように思えました。普通、インド人は、50パイサとか、1ルピーしか渡しませんが、10ルピー(25円)あげました。

雨の中の浮浪児

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果物も並ぶ野菜屋

雨季になると、ネパールとかでは、野菜が激減するそうですが、インドはそうでもありません。ヒマーチャルプラデッシュ州の豊穣さを表す、この果物や野菜の量です。鮮度も良いものばかりです。

果物も並ぶ野菜屋

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落石の道

マンディの街の入り口での落石です。雨が降ると、頻繁に、崖崩れと落石が起こります。こうなると、ゲンノウ(玄翁)で、割って、岩を細かくして、それを、崖下の川に落とすまで、交通がストップしてしまいます。重機が近くにあれば、もちろん、重機を使っているようです。

落石の道

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山の斜面に建つ民家

こんなところにも、家が・・どうやって建てたのだろう・・という感じで、高い山の山腹に、家が、点在しています。水は、山からの水を、パイプで、引っ張ってきており、井戸の必要はないようです。クル県サインジ村。

山の斜面に建つ民家

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牛飼いの爺さん

望遠で、2頭の牛を、連れて帰っているお爺さんの一服を。望遠は、時として、警戒心のない、意外な表情が撮れるので、面白いです。チャンバ県。

牛飼いの爺さん

ヒマラヤ帽のおじさん

落石で、道路閉鎖になり、皆で、復旧を待っておりまして、その際に、撮影させて貰いました。赤や緑、黄が基調の、粋な帽子ですが、山で出会う人は、ほとんど皆さんが、このヒマラヤ帽を、被ってました。

ヒマラヤ帽のおじさん

広いベランダの家

クル県サインジ村の木造の家。家の躯体や屋根は、玄武岩を積んで、頑丈に作られていますが、この州にふんだんにある木材を、惜しげもなく使った点が、インドではとても珍しく思え、撮影しました。上下で、大家族で、住めるようになっています。日本の階段のようなのが、右下に見えます。

広いベランダの家

家の主人

この家のおじいさんは、村の有力者ですが、英語が通じて、助かりました。ヒマーチャルプラデッシュ州では、ヒンディー語が主要語で、英語の普及度は、まだまだだと思いました。

家の主人

クトゥブ・ミナール フマユーン廟

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