ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク
 

Wa☆Daフォトギャラリー

 旅紀行ジャパン

2002年6月28日改訂

今 日

昨 日

BGM
神戸市役所のシーサイドビュー

神戸市役所24階展望ロビーからのシーサイドビュー(パノラマ写真)

1/4
01

写真をクリックすると新しい窓が開き拡大写真(1200x900107KBが表示されます。

神戸港中心部

 
海とともにある神戸

 兵庫県の県庁所在地・神戸は、海とともにある。神戸市ほど港を大事にする自治体はないだろう。「海・船・港 ---。 神戸港は市民の宝です。」が神戸市のキャッチフレーズだ。

 神戸は、かっては六甲山系の南にふんどしのように東西に細長く連なる土地に過ぎなかった。そのハンディを克服すべく、神戸市は、後背地を削り、その土で海を埋め立て、土地を広げた。更にその沖合にポートアイランドと六甲アイランドという人工島を造った。削った山は、平地となり、大規模団地や工業用地に生まれ変わった。まさに一石二鳥のプロジェクトだった。現在は、ポートアイランドの更に沖合に神戸空港を建設すべく、埋め立て工事が進められている。その活力は驚くばかりだ。

神戸港の歴史

 神戸港は、「務古水門」「大輪田の泊」と呼ばれていた昔から中国大陸や朝鮮半島の港と交流していた。平安時代(794〜1192)には、「経ヶ島」の築造(1174)を行うなど、国際貿易の拠点として発展した。室町時代(1336〜1573)や江戸時代(1603〜1868)には、「兵庫の津」と呼ばれ、鎖国政策下の江戸時代には、国内交通の要衝として、重要な役割を果たした。

 司馬遼太郎の名作「菜の花の沖」の主人公は、淡路島の都志(つし)から兵庫に出奔し、この地で多くの人々のサポートを受け、大きく才能を開花させ、やがて高田屋嘉兵衛として歴史に名を残すことになった。

 慶応3年(1868)の開港後は、人・物・情報が行き交う拠点として、また、国際貿易港として世界を代表する港へと発展を遂げた。

 1995年(平成7年)1月17日午前5時46分、マグニチュード7.2の直下型地震が神戸や淡路島を襲い、 一瞬にして多くの人命が失われ、街が破壊された。死者6,430名、行方不明者3名を出したこの地震は「阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)」として全国に報道され、大きな衝撃を与えた。

 阪神・淡路大震災により大きな被害を受けた神戸は、わずか2年で施設復旧を完了し、現在は震災を乗り越えたアジアのマザーポートづくりを進めている。

 平成12年(2000)、神戸港に入港した船舶は52,046隻を数え、横浜港の44,124隻、水島港の43,902隻を大巾に超えて全国一となった。港内で神戸空港の建設工事が行われていることが主な理由で、明るい話題となっている。

02

モザイクの人気者

モザイクの人気者

写真をクリックすると新しい窓が開き拡大写真(1024x768146KBが表示されます。

  
ハーバーランド

  神戸の海辺のランドマークとしてすっかり定番となっハーバーランドは、朝から夜まで、いつ訪れても魅力的な表情が楽しめる洗練されたベイエリアなので 神戸に泊まる 際にはぜひ立ち寄ってほしい。ハーバーランドのショッピングゾーンは、どこも広いスペースに、 ショップ、グルメ、アミューズメントと様々な要素を持ち、 楽しみながら買い物ができる。

 すぐ横に海を抱くモザイクガーデンや遊園地は、神戸ならではのムードが楽しめるスポットで、デートコースや観光の定番コースとなっている。これほどまでに見事に港と溶け合ったアミューズメント・センターは珍しい。

03

帆船・日本丸

写真をクリックすると新しい窓が開き拡大写真(1024x768174KBが表示されます。

 
帆船・日本丸

帆船・日本丸

写真をクリックすると新しい窓が開き
拡大写真(
839x44084KBが表示されます。

 神戸は、帆船や飛鳥、QE2など豪華客船の寄港地として、世界的に知られている。帆船・日本丸や海王丸は、4月以降既に何回も神戸に寄港している。海の貴婦人と呼ばれる日本丸は、市民の目を楽しませてくれる。

 写真左は、5月上旬、神戸港に入港し一般公開された日本丸。写真上は、神戸港沖合に錨泊中の日本丸。

04
第23回神戸港カッターレース

写真をクリックすると新しい窓が開き拡大写真(1263x768133KBが表示されます。

 
神戸港カッターレース

 毎年神戸港メリケンパークの沖合で開かれるカッターレースも今年で23回を数えた。今年は、5月13日(日曜日)に開かれ、暑い日だったが、男性チームだけでなく、女性チームも参加し、92チーム、約1,000名の選手が丸一日熱戦を繰り広げた。カッターレースは、みなとまち神戸を代表する大きなイベントとなっている。

受賞を喜ぶ選手たち

05

メリケンパークの夜景

メリケンパークの夜景

写真をクリックすると新しい窓が開きパノラマ写真(3583x983148KBが表示されます。

 
みなと神戸の発祥地・メリケンパーク

 明治元年、 いち早く海外に門戸を開き外国貨物の荷揚げ港として造られたのがメリケン波止場。 当時の西洋文化はここから日本全国に広まっていった。

 昔のメリケン波止場が埋め立てられて誕生したメリケンパークは、 やはり最も神戸らしい風景が広がる場所だ。 中突堤の中央にはポートタワーがそびえ、 横には船の帆と波をシンボライズした神戸海洋博物館が建つ。 夜になれば、ライトアップされ、2つのコントラストが幻想的な美しさを見せる。オリエンタル・ホテルのフォルムも印象的だ。(写真)

 海辺には潮風を感じながら散策できるプロムナードがある。また、一画には阪神・ 淡路大震災で崩壊したメリケン波止場をそのまま残し公園として整備された神戸港震災メモリアルパークがある。 

06

花火大会の観客

写真をクリックすると新しい窓が開き拡大写真(1193x768186KBが表示されます。

 
みなとこうべ海上花火大会

 7月21日土曜日、午後8時過ぎから約1時間、神戸港メリケンパーク沖合から3,700発の花火が上がった。神戸市や外郭団体などが実施している神戸21世紀・復興記念事業の「KOBEみなとフェスタ」の一環として「みなとこうべ海上花火大会」と銘打って実施されたもので、真夏の夜空を飾る一大ページェントとして毎年神戸市民の楽しみのひとつになっている。

 今年は、昨年よりも3万人多い33万人の市民が楽しんだ。神戸市によると、花火の打ち上げ費用だけで1,500万円かかったが、雑踏警備に同額の費用をかけたという。入り組んだ岸壁から転落事故を防ぐために多くの警備員を配備し、また、会場へのアクセス道路にも大勢の警備員を置いた。午後9時の打ち上げ終了後、引き揚げる人の波が凄かったが、幸い、歩道橋のほか、国道の車の通行を規制して横断歩道も使用したため、凄い混雑ではあったが無事に撤収が完了した。

 写真は、メリケンパークにある
神戸海洋博物館の屋上から花火見物を楽しむ神戸市民。メリケンパークにも見物客が溢れていた。

07

みなとこうべ海上花火大会

写真をクリックすると新しい窓が開き拡大写真(1200x900209KBが表示されます。

 
 翌朝、神戸新聞を開くと、何と一面トップで、昨日午後8時半頃、明石夏まつりの花火大会帰りの見物客らがJR朝霧駅近くの歩道橋に殺到し、将棋倒しとなり、10人が死亡、123人が重軽傷を負うという大惨事が発生していたことが報じられていた。死亡者は、幼児かお年寄りで、死因は窒息死だという。

 当時、大蔵海岸の花火会場へのアクセスは、事故があった歩道橋しかなく、一方通行や通行分離などの規制がされておらず、雑踏警備を担当していた明石市や警察の責任が問われている。

 神戸市が花火の打ち上げ費用と同じ額の1,500万円という予算を計上し、事故防止に万全を期していたことは報道されていないが、明石で大惨事が起こったことを思えば、あらためて大金を投入して事故防止に当たっていた神戸市当局の見えないサポートを高く評価したい。

 なお、海上からもプレジャーボートなど約300隻が花火を見物したが、警戒船や神戸保安部の巡視船などが警戒に当たり、無事に終了した。

08

中国の獅子舞

中国の獅子舞

写真をクリックすると新しい窓が開き拡大写真(1024x768)187KBが表示されます。

神戸消防出初式

手を振る制服姿の矢田立郎神戸市長

神戸消防出初式

写真をクリックすると新しい窓が開き
拡大写真(
800x600)99KBが表示されます。

 2002年1月5日、メリケンパークで神戸市恒例の消防出初式が盛大に催された。井戸敏三兵庫県知事など来賓を含め総勢約2,000人、消防車両等58台、船艇12隻、ヘリコプター4機が参加した豪華なページェントだった。土曜日だったので多数の市民が見物した。

 アトラクションに神戸市立
兵庫商業高校の生徒で構成する龍獅団が中国の獅子舞を演じた。今回初めて見た獅子舞は、非常に華やかで正月を飾るにふさわしい素晴らしいイベントだった。

 神戸市と天津市とは、1973年(昭和48年)6月に友好都市提携を結び、さらに1980年(昭和55年)8月に神戸港と天津港が友好港となっている。兵庫商業高校の龍獅団は、天津にも行っており、国内外で熱演しているという。

 神戸は横浜・長崎と並んで昔から中国との交流が盛んで、地元の学生が中国の文化に果敢にチャレンジしていることに感動した。

PORT OF KOBE JCG KOBE 神戸リンク集 神戸市HPガイド
Wa☆Daフォトギャラリー

今 日

 和田フォトギャラリー

昨 日

 Copyright (C) 2000-2006 Yoshio Wada. All Rights Reserved. 

ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク