2002年6月28日改訂 |
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須磨ヨットハーバーは神戸市が建設したもので、神戸市の外郭団体が施設を維持管理し、須磨ヨットクラブとともにその運営に当たっている。世界一の大富豪となったビル・ゲイツの豪邸があることで知られるシアトルと須磨とで交互にヨットレース(レガッタ)が開かれる。日本では宝船杯と呼ばれる。日本セーリング連盟(Japan Sailing Federation JSF)の会長を務められ、現在同顧問の秋田氏がはじめられたという。また、毎年、神戸まつり・マリンフェスタの一環としてヨットレースが開かれている。 |
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須磨ヨットハーバーの西隣に須磨海水浴場がある。夏になると多くの市民が海水浴を楽しむ。沖合には水上バイクなどが疾走し、須磨の海は、市民とのふれあいの場として、大きな恩恵を与えてくれる。 写真の中央左には海釣り公園が見える。海岸から沖合に向かって伸びる桟橋上で、気軽に海釣りを楽しむことができるナイス・スポットだ。その奥には淡路島を結ぶ明石海峡大橋が見える。明石海峡は、1日1,000隻を超える船舶が通行し、日本一通行量の多い海峡で、瀬戸内海の玄関口となっている。 |
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新西宮ヨットハーバーは兵庫県が建設し、第三セクターにより施設を維持管理し、関西ヨットクラブとともに運営に当たっている。新西宮ヨットハーバーの社長は、代々兵庫県副知事が務めている。 J24世界選手権大会
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写真左は、レース前日の7月22日夜、新西宮ヨットハーバーで開かれたウェルカム・パーティで撮影した夕焼け。 |
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神戸市は、企業にたとえられる。神戸の後背地を削り、数kmに及ぶ地下トンネルを掘り、ベルトコンベヤーを通して須磨の土積場に大量の土を運び出している。土運船(どうんせん)に積み込まれた土は、ポートアイランド沖の神戸空港島の埋め立て現場に運ばれ、土運船の船底が開いて一瞬のうちに数千トンの土が海底に沈んでいく。こうして272haの空港用地の埋め立てが進められている。 |
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現在、2005年(平成17年)開業を目指して、神戸空港の建設工事が進められている。2001年6月はじめに、北東端の護岸の一部が出現した。(写真左) 9月末には全周の護岸が完成し、工事は順調に進んでいる。 |
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瀬戸内海国立公園の六甲山地区にある六甲山は、神戸市と芦屋・伊丹など阪神間の諸都市の北部を東西約50Kmにわたって伸びる連峰で、大阪湾を眼下に見るすぐれた展望と、縦横に走る整備されたドライブウェーのため、関西地方では最も親しまれている場所の一つである。六甲山から見る夜景は神戸から大阪市街・泉南へと続く光の帯でそのスケールの大きさに圧倒される。 六甲山頂から見た1,000万ドルの夜景 8月11日、定期観光バスに乗って、夏季限定の六甲山納涼コースに参加。931mの六甲山山頂にある六甲山ホテルでジンギスカン・バーベキューを食べながら夜景を鑑賞。六甲山頂は、夕立のあとで、気温が地上より4〜5度低い感じで、真夏の夜のバーベキューも全く汗が出ず、快適だった。 |