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午後6時10分、披露宴会場に入って待ちかまえていた祝い客の前に新郎新婦が姿を現し、披露宴が始まった。 |
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司会者による披露宴の開式の辞のあと、乾杯の挨拶は、来賓の武藤雅則さん。的確でウィットに富んだ祝辞を述べて頂いたあと、武藤さんのご発声でシャンパンの乾杯が行われた。末席のゲストテーブルにいた筆者は、新郎・達矢くんの両親(濱崎寛志・朋子夫妻)の乾杯をワンショット。 |
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フルートグラスに注がれたシャンパンは、スピーチの間に泡を放出してしまっていたが、フルーティで甘みが強く、アペタイザー(食欲増進剤)の役割をもたせたものであろう。 |
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二人の船出に乾杯する新郎の両親(濱崎寛志・朋子夫妻)
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ケーキカットは、ウエディングケーキに新郎新婦が入刀する演出で、格好のシャッターチャンスである。ウエディングケーキは、普通、ケーキカットの部分だけが本物で、あとは作りものなのだが、八芳園のものは、全て本物のケーキである。後ほど四角に切り分けられた苺のショートケーキがデザートとしてゲストに振舞われた。 |
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ケーキカットのあと、新郎と新婦がお互いにショートケーキを相手の口に運んで食べさせるという一幕があった。笑いをとり、披露宴の座を和ませる効果があり、上手い演出である。 |
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結婚式場のチャペルで新婦の希(のぞみ)さんに熱い視線を投げかけていた姫路の祖母・千代榮さんがメインテーブルで涙の対面を果たした。大好きなお孫さんだったのだろう、この日の晴れ姿を誰よりも喜んでおられたのが印象的だった。 |
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特別に二人だけ会場の外に出て、ロビーにセットした金屏風の前で記念写真を撮り、この日の感激を記録した。 |
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