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2009年10月29日改訂

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♪ Tsutsul Yunak - Begala Moma

緑陰の芝生に遊ぶ葱坊主   北舟

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The onion heads, taking a rest in the shade of trees.

2009年10月27日制作

聖ニコライ・ロシア教会

聖ニコライ・ロシア教会/ソフィア (ブルガリア)

ブルガリア

ブルガリア国旗

世界文化遺産

ブルガリア・ルーマニアの旅

ソフィア

撮影・原作:小池淳二

はじめに

 2009年6月4日(木)〜13日(土)の間、家内と共にクラブ・ツーリズムが主催する「ブルガリア・ルーマニアとバラ祭り10日間」のツアーに参加した。以下、ハイライトを中心にこの旅の醍醐味を紹介したい。
                          ■ 旅の概要
 
1日目 2009年6月04日(木) 関西国際空港出発
2日目 2009年6月05日(金) イスタンブール経由ソフィア空港着(ソフィア泊)
3日目 2009年6月06日(土) リラの僧院、ソフィア市内見学(ソフィア泊)
4日目 2009年6月07日(日) ソフィア〜カザンラク(バラの谷)〜プロヴディフ(プロヴディフ泊)
5日目 2009年6月08日(月) プロヴディフ見学(プロヴディフ泊)
6日目 2009年6月09日(火) プロヴディフ〜ヴェリコ・タルノヴォ(ヴェリコ・タルノヴォ泊)
7日目 2009年6月10日(水) イヴァノヴォの岩窟教会群見学〜シナイア(シナイア泊)
8日目 2009年6月11日(木) シナイア見学(シナイア泊)
9日目 2009年6月12日(金) シナイア〜ブカレスト ブカレスト空港出発
10日目 2009年6月13日(土) イスタンブール経由関西国際空港着

★☆★彡

 110,910km²の国土に約750万人が暮らすブルガリアは東ヨーロッパの共和制国家。 バルカン半島に位置し、北にルーマニア西にセルビア、マケドニア共和国、南にギリシャ、トルコと隣接し、東は黒海に面している。首都は1,349km²に135万人が暮らすソフィア。

【凡例】  ▲:上の画像の説明文  ▼:下の画像の説明文  〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示 

 
 

ブルガリア・ルーマニアの衛星画像

ブルガリア・ルーマニアの衛星画像

画像:Google Earth

 ■ 三日目/6月6日(土):リラの僧院、ソフィア市内見学(ソフィア泊)/ブルガリア

 

★☆★彡

 
 総人口の84%を占めるブルガリア人はトルコ系の遊牧民族ブルガール人がスラヴ人と混血・同化し現在のブルガリア人が生まれた。常に異民族の干渉を受け、特に、1393年から500年に渡ってトルコのオスマン帝国の支配を受け、ブルガリアの言語や風俗などに多大な影響を受けた。
 現在もトルコ人が人口の9%を占めておりブルガリア人のキリスト教(ブルガリア正教会)の教会や僧院とトルコ人などのイスラム寺院(モスク)が共存する異文化の混淆(こんこう)が見られる。

聖母誕生教会 / リラの僧院(世界文化遺産)

聖母誕生教会 / リラの僧院(世界文化遺産)

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リラの僧院
▲▼ ブルガリアの首都ソフィアから南方約65kmに位置する「リラの僧院」はブルガリア最大で最も著名な正教会(ブルガリア正教会)の修道院で、リラの聖ヨハネ修道院やリラ修道院とも称され、リラ山脈北西部の海抜1,147mの山中にある。

フレスコ画で飾られた聖母誕生教会の回廊

フレスコ画で飾られた聖母誕生教会の回廊

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▲▼ イヴァン・リルスキという僧が隠遁地としてこの地に移り住み、小さな寺院を建てたのが10世紀のこと。現在の形になったのは14世紀の頃で、時の王の庇護の下に僧院文化が花開いた。
 その後、ブルガリアは、500年にわたってオスマン帝国の支配に屈したが、リラの僧院だけはブルガリア語の書物を読むことが認められた。最盛期には360の房を数えたが、1983年の大火災で殆どか灰燼に帰した。その後復旧され、1983年にユネスコの世界文化遺産に登録された。

天井に書かれたビザンティン様式のフレスコ画

天井に書かれたビザンティン様式のフレスコ画

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  ▲▼ 4階建ての外陣にガードされた内庭に聖母誕生教会がある。白と黒の縞模様が美しいアーチをくぐると、外壁の壁面や天井に聖書の36の有名なシーンやこの地方の生活の様子などが色彩豊かに描かれたビザンティン様式のフレスコ画がある。

天国行きと地獄行きの選別?

天国行きと地獄行きの選別?

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  ▲▼ 10世紀以来の伝統を受け継ぐリラの僧院は、ブルガリアにおいて最も文化的歴史的、建築学的に重要な遺跡であると評価されており、世界中の観光客をひきつけるブルガリア最大の観光名所となっているが、残念ながら僧院内部は撮影禁止となっている。

アーチが美しい四階建て回廊

アーチが美しい四階建て回廊

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  ▼ 1833年の火災を免れたのはこのフレリョの塔だけで14世紀に建てられたままの状態を保っている。外壁の壁画は殆ど退色しておらず、見応えがある。現在、1階は土産物店になっている。

火災を免れたフレリョの塔

火災を免れたフレリョの塔

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ボヤナ教会
▼  ブルガリア正教会のボヤナ教会は、ブルガリアの首都ソフィア郊外のボヤナ地区に建つ。2階建ての教会の東翼(写真右)は、10世紀後半〜11世紀初頭に建てられた煉瓦造りのもので、その後、第2次ブルガリア帝国の下で13世紀に中央棟が加えられた。西翼がさらに拡張され現存する形が完成したのは19世紀半ばのこと。それぞれの時代の姿をとどめつつ美しい調和を保つこの教会は、1979年にユネスコの世界文化遺産に登録された。

ボヤナ教会(世界文化遺産)

ボヤナ教会(世界文化遺産)

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アレキサンダル・ネフスキー寺院
▼  アレキサンダル・ネフスキー寺院は、ブルガリアの独立を支援して戦われた露土戦争で戦死した約20万人のロシア兵を慰霊するために建築された。1882年に着工してから40年の歳月をかけて完成した。5000人を収容できるバルカン半島で最大、かつ、最も美しいといわれる寺院である。
 高さ60mの黄金のドームを筆頭に12のドームを持つネオ・ビザンツ様式の豪華絢爛を誇る建物で、周囲を巡るだけでも時間が経つのを忘れさせる魅力がある。

アレキサンダル・ネフスキー寺院

アレキサンダル・ネフスキー寺院

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▲▼  内部はドームの天井まで吹き抜けで、大理石やメノウなどでつくられた精巧な壁画などの装飾が荘厳さと豪華さをかもし出している。壁や床などの装飾に使われている大理石は、遠くブラジルやエジプト、イタリア、ギリシャなどから取り寄せられたという。

教会

聖ニコライ・ロシア教会

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聖ソフィア教会
▼ 聖ソフィア教会は、6世紀にユスティニアヌス帝が建てたビザンツ様式とロマネスク様式の初期キリスト教会堂で、オスマン朝支配下ではイスラム寺院として使われるなど、ブルガリアの栄枯盛衰を見守ってきた。首都ソフィアの名は、ここに由来する。
 その後地震などで破壊され、現在の建物は1900年以降に復元されたもの。ソフィアはギリシア語で「知恵」の意味。教会の裏には文豪イヴァン・ヴァゾフらの墓がある。

聖ソフィア教会

聖ソフィア教会

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聖ニコライ・ロシア教会
▼  聖ニコライ・ロシア教会は、1913年にロシアの外交官セモントフスキ・クリロの命により、聖ニコライを祀るために建立された教会。ロシアとブルガリアでは同じ正教とはいっても宗派が違うため、自らの宗教上のアイデンティティを守るために建立を思い立ったというエピソードが残っている。終日祈りを捧げるためにやってくる信者の姿は途切れることがない。陽光を浴びていっそう輝く5つの金色のドームと、エメラルドグリーンの尖塔が美しい。
  緑陰の芝生に遊ぶ葱坊主 北舟 

りょくいんの しばふにあそぶ ねぎぼうず

The onion heads, taking a rest in the shade of trees.

聖ニコライ・ロシア教会

聖ニコライ・ロシア教会

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   かつて日本でブルガリアといえば、ヨーグルトの産地くらいにしか思われていなかったが大相撲でブルガリア出身の大関琴欧州の人気が高まるにつれ、にわかにブルガリアの関心が高まってきた。2008年にブルガリアを訪れた日本人観光客は約7,000人で、「2009年は目標の年間1万人に一気に近づくのではないか」と、ブルガリア政府観光局が期待しているという。
   ブルガリアには、「リラの修道院」をはじめとする9つの世界遺産や、香水に使われるバラオイルの産地として有名な「バラの谷」などの観光資源がある。

大統領府の衛兵たち

大統領府の衛兵たち

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