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■ 三日目/10月24日(日):オパティア〜クルカ国立公園〜シベニク〜トロギール(泊) |
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ツアー三日目は、午前中、クロアチアのクルカ国立公園を観光し、午後、シベニク市内を観光後、歴史ある小都市・トロギールに一泊した。 |
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クルカ国立公園案内板 / クロアチア 2010.10.24 |
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▲▼
クルカ国立公園は、クロアチア南部・ダルマチア地方の都市シベニクの北西部、クルカ川流域にある国立公園で、クルカ川がカルスト台地を侵食して生まれたスクラディンスキ・ブクやロシュキスラップなどの滝がある。 |
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滝のような川・スクラディンスキ・ブク |
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▲▼ クルカ川は海に出るまでにいくつもの湖や滝をつくっており、水の王国といった観があるが、大渓谷ではないので、日本でも見られるような景観が多い。公園の総面積は142km2。そのうち約2割が水面となっている。 |
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スクラディンスキ・ブク下流部正面の眺望 |
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船に乗ってクルカ川を下り、スクラディンへ向かう |
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▼ 約5万人が暮らすシベニクは、クロアチアの歴史的都市で、ダルマチアの中央、クルカ川がアドリア海に流れ込む場所にあり、シベニク=クニン郡の政治、教育、交通、産業の中心地である。市民のほとんどがクロアチア人である。 |
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世界文化遺産・聖ヤコブ大聖堂/シベニク |
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▲▼ 2000年にユネスコの世界文化遺産に登録された聖ヤコブ大聖堂は、カトリックの大聖堂で、レンガや木の補助を全く使わずに建てられた石造建築の教会としては、世界最大の建築物であるという。 |
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大聖堂北面入口のアダムとイヴ像 |
アダムが胸を隠し、イヴが胸を露出しているユーモア |
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▲▼ 教会の建造は1402年に始まったが、ゴシック様式で建て始めたのを、途中からユライ・ダルマティナッツという地元の建築家が引き継ぎ、ルネサンス様式に変更して建造が進められた。 |
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クロアチアのアドリア海沿岸は、ダルマティアと呼ばれるが、ダルマティナッツは、出身地を表わすのだろう。犬のダルメシアンもこの地名からきているとのこと。 |
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聖ヤコブ大聖堂西面のファサード |
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▲▼ 紆余曲折ののち、1555年に大聖堂が献堂された。聖堂のドームは、ユーゴスラビア人民軍の支援を受けたセルビア人部隊による1991年9月のシベニク砲撃により破壊されたが、数年で、外観からはほとんど損傷のない状態に修復された。 |
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土産物のイコンのそばで遊ぶ子供 |
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■ 四日目/10月25日(月):トロギール〜スプリット〜ドブロヴニク(泊) |
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▼ ツアー四日目は、朝、世界遺産トロギル散策(聖ロブロ大聖堂)。午後、古代都市が残る神秘的な町・世界遺産スプリット観光(ディオクレティアヌス宮殿)。昼食後、ドブロヴニクへ。 |
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トロギール本土側の朝市 |
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▲▼ 古都トロギールは、アドリア海に浮かぶチオヴォ Ciovo 島とクロアチア本土の間の狭い海峡に浮かぶ小島で、本土とチオヴォ島とは橋で結ばれている。中世の面影を残す町で、1997年に町全体がユネスコの世界文化遺産に登録された。 |
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聖ロヴロ大聖堂/世界文化遺産の島トロギール |
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▲▼ 12世紀に建てられた聖ロヴロ大聖堂は、ロマネスク様式とゴシック様式が融合した教会で、クロアチアを代表する聖堂として知られる。 |
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聖ロヴロ大聖堂の鐘楼からの眺め(南方至近) |
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しょうろうの ろう゛ろせいどう しまのあき |
Autumn of the island, a belfry of Lovre
church. |
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聖ロヴロ大聖堂の鐘楼からの眺め(チオヴォ島との海峡方面) |
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▲▼ トロギールは、元は本土と陸続きだったが、周囲を城壁で囲み、小島となった。ギリシア時代に植民都市トラガリオンとして築かれた町で、さまざまな時代にわたる教会や歴史的建造物が残っている。 |
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トロギールの狭い石畳の路地 |
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帆船とカメルレンゴの砦 |
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▼ 人口約18万のスプリットは、ダルマチア地方最大の都市で、近郊のサロナで生まれたローマ皇帝ディオクレティアヌス(245〜313)が、引退後の居住地として建てた宮殿都市である。1日の日照時間は年間平均7時間で、7月には12時間にもなるという。 |
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ディオクレティアヌス帝の霊廟だったロマネスク様式の大聖堂/スプリット |
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▼ 295〜305年にかけて建てられたこの広大な宮殿は、高さ20m、厚さ2mの頑丈な城壁で囲まれており、東西南北にそれぞれ銀、鉄、銅、金の門がある。時代の変遷を経て、様々な時代の建物が並び、宮殿と一体となった町造りがなされている。これらの史跡群は、1979年にユネスコの世界文化遺産に登録された。 |
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大聖堂の鐘楼そばの獅子像 |
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宮殿であったスプリットに人が住みつくようになったのは、ローマ帝国が滅亡し、異民族が侵攻してきた7世紀、近郊のサロナから追われた人々が頑強な城壁に囲まれているこの宮殿に避難してきたことが発端だったという。 |
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古色蒼然たる時計台 |
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▼ 宮殿の前庭の一角で、男性7人のアカペラ・グループ「クラッパ in クロアチア・スプリット」の合唱が披露されていたので、観賞した。結構良かったので、CDを購入した。この作品に流れるBGMは、クロアチアで購入したマンドリンなどの楽器演奏(インスツルメンツ)と彼らのボーカルである。 |
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アカペラ・コーラス「クラッパ in
クロアチア・スプリット」 |
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