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 感動写真集

2010年1月24日改訂

今 日

昨 日

♪山伏/邦楽囃子

鬼木打つ褌衆の竹火花   北舟

 

Sparks of bamboo torchs, men of loincloths beating with ogre sticks.

2010年1月24日制作

火花散る松明 20:46

拡大写真(1600X1300)251KB

火花散る松明/鷹栖観音寺(大分県宇佐市)

豊後正月裸祭

鷹栖観音鬼会

▼ 平成22年(2010)1月4日(月)夜、大分県宇佐市(おおいたけん・うさし)の鷹栖観音寺(たかすかんのんじ)で褌(ふんどし)草鞋(わらじ)姿の男衆が駅館川(やっかんがわ)を渡り、対岸の鷹栖観音堂一帯で「どんど」を焼き、松明(たいまつ)の火の粉をまき散らす火祭り「鷹栖観音鬼会(たかすかんのん・おにえ)」があり、三度目の取材を行った。

【凡例】  ▲:上の画像の説明文  ▼:下の画像の説明文  〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示

参加者受付/鷹栖観音寺(大分県宇佐市) 2010.1.4 19:40

参加者受付/鷹栖観音寺(大分県宇佐市) 2010.1.4 19:40

 鷹栖観音鬼会の解説は 鷹栖観音鬼会'08 鷹栖観音鬼会'09に詳しいのでそちらを先にご覧いただき本稿では、解説を割愛させていただいた。

特設テントの中で褌に更衣 19:50

特設テントの中で褌に更衣 19:50

大勢の観客と参加者たち 20:03

大勢の観客と参加者たち 20:03

拡大写真(1600X750)160KB

松明に点火する裸たち 20:05

松明に点火する裸たち 20:05

拡大写真(2000X1320)368KB

出発の準備 20:13

めでたやな恵比寿大黒福の舞

拡大写真(1800X1200)381KB

青鬼・赤鬼の出発

青鬼・赤鬼の出発

拡大写真(1400X1250)196KB

駅館川やっかんがわ

に入る青鬼・赤鬼

駅館川に入る青鬼・赤鬼

拡大写真(1600X1200)202KB
青鬼・赤鬼に続く行列

青鬼・赤鬼に続く行列

拡大写真(1600X1200)261KB
川の深みを渡る  20:14

川の深みを渡る  20:14

拡大写真(1600X1200)353KB
幻想的な

松明たいまつ

の行列

幻想的な松明の行列

拡大写真(1800X1350)327KB

火柱をバックに松明合戦 20:33

火柱をバックに松明合戦 20:33

拡大写真(1500X1400)290KB

松明を持ってひたすら走る

松明を持ってひたすら走る

拡大写真(2000X1500)360KB

走る赤鬼 20:41

走る赤鬼 20:41

拡大写真(1800X1450)321KB
  鬼木打つ褌衆の竹火花  北舟 

おにぎうつ ふんどししゅうの たけひばな

Sparks of bamboo torchs, men of loincloths beating with ogre sticks.

火花散る松明 20:46

火花散る松明 20:46

拡大写真(1600X1300)251KB

竹松明を持ってすれ違う

竹松明を持ってすれ違う

拡大写真(2000X1500)332KB
再び

駅館川やっかんがわ

を渡る 20:53

再び駅館川を渡る 20:53

拡大写真(2000X1350)161KB

深みを慎重に進む

深みを慎重に進む

拡大写真(1800X1150)190KB

無事に上陸

無事に上陸

拡大写真(1800X1500)274KB

川から上がる 20:55

川から上がる 20:55

拡大写真(1600X1300)115KB

無事観音寺に帰還 20:56

無事観音寺に帰還 20:56

拡大写真(2000X1250)345KB
お札を持って記念撮影 21:03

お札を持って記念撮影 21:03

拡大写真(1600X1350)287KB

撮影・原作:清原 浩 きよはらひろし

住居:宇佐市(出生:豊後高田市)

昭和36年生まれ

趣味:写真、流木アート

若宮 秋季大祭 川組後援会 役員

あとがき
 平成22年元旦、今年も除夜の鐘を聞くまもなく取材に出かけました。
 
年が明けた午前1時、大分県国東町に鎮座する『小松神社』で行われる裸参りから私の1年が始まりました。昨年は、一番の見せ場である垢離取りの撮影が出来なくて、何とも拍子抜けしたものになりました。今年こそはと、意気込んで挑みましたが、ほんの2,3分で氏子は上がり数枚撮るのがやっとでした。思い通りの撮影は
出来ませんでしたが、これで裸参りは完結となりました。
 
2日は家で寝正月をして、3日は豊後高田市の『ホーランエンヤ』の取材に出かけました。今年も舟からの撮影を考えておりましたが、風が強く、今回は陸からの撮影に切替ました。しかし、宝来船の動きが速く追いつくのがやっとで、体力のなさを痛感させられました。やはり日頃の運動不足が祟ったのですね(*_*)
 
4日は宇佐市の鷹栖観音鬼会の取材に出かけました。今年は若宮八幡の裸祭り保存会の山田会長他3名が参加して、盛り上げておりました。
 
この日も対岸へまわるのに全力疾走で、足がガグガグ、息はゼイゼイ(>_<)で、結果的にはベストショットに間に合わず、泣くに泣けませんでした。やはり、単独取材では限界がありますね。それと今年も去年同様、場違いな参加者が居てパーティーで付ける面を被って出てました。幾ら自由参加といっても、やはり見るに堪えがた
いものであり、座元、及び関係者の取り組みをも批判したい所でした。
 
確かに、継承するには避けられない事情はあるとは思いますが、この様な乱れが行事全体の価値を下げるものだと思いました。
 
今年の抱負としては、新規開拓、撮影技術の向上、体力作り(^^ゞに努め、少しでも多くの方に感動して頂ける取材をしたいと考えております。和田様を始め視聴者皆様のご多幸とご健勝をお祈り申し上げると共に、今年一年宜しくお願い致します。有難うございました。

感動写真集第132集 「豊後正月裸祭」

 平成22年(2010)1月23日 作品:第3作  画像:(大47+小10) 頁数:3  ファイル数:116 ファイル容量:23.8MB
 平成12年(2000)〜平成21年(2010) 作品数:351 頁数:1,320 ファイル数:54,863 ファイル容量:7,656MB
  元旦や褌外して垢離を取る  北舟 

がんたんや ふどしはずして こりをとる

New Year's Day, performing water ablutions taking off loincloths.

【編集子が選ぶ名作】

褌を外して初禊 01:07

褌を外して初禊 01:07

拡大写真(2000X1500)274KB

佳境に入った正月の裸祭
 今年の第3作は、清原さんの16作目となる意欲作である。冬の中でも特に正月は、裸祭の佳境に入る。「小松神社裸参り」「ホーランエンヤ」「鷹栖観音鬼会」は、これまで個別に発表していたが、今年は「豊後正月裸祭」というタイトルを付けて一本の作品にまとめた。
 「小松神社裸参り」は、新年早々に寒禊を行って心身共に清らかにして神社に参拝する祭礼で、日本全国で今なお行われている正月行事である。
和田義男
 全裸の禊は、かつては珍しいものではなかったが、現在では殆どが消滅しており、小松神社のように未だに継続されているところは珍しい。800年という歴史と伝統の重みを担う次代の若者たちが長老の指導のもとに過酷な水行を行うさまは、まさしく清潔で美しい日本の素朴な伝統文化の鏡といえよう。

★☆★彡

 ホーランエンヤは、宝来船が川を遡るために、満潮時にあわせて催行されており、今年は元旦が満月だったことから、3日に実施された。桂川といっても海水が遡上しているので、海の行事といっても良い。瀬戸内海には各地に水軍の本拠地があり、女装の踊り子や水褌(すいこん)一丁の漕ぎ手たちが櫂(かい)を漕ぐありさまは、神出鬼没の櫂伝馬(かいでんま)を駆使して制海権を誇示していたかつての水軍の文化が見て取れて、興味深い。清原さんによると、櫓(かい)なのに櫓(ろ)と呼んでいるようなので、この誤りは、是正して欲しい。

★☆★彡

 「鷹栖観音鬼会」は、当サイトでお馴染みの新尺俊勝さんの姿もみられるように、川を渡り、火焔の中を裸の男たちが駆けめぐる素朴で美しい夜祭りだが、装束の乱れが気になる。清原さんが危惧されているように、去年の裸ネクタイ姿に続き、今年は仮面舞踏会の面をつけていた人がいた。祭りのリーダーが出発時に点検して衣装統一を図れば、そのような不心得者は淘汰されるはずである。去年は褌だった少年が、今年はパンツの上に褌をしていたのも残念だった。六尺褌の上に越中褌を重ねている人も写真に写っている。鷹栖観音鬼会では、鉢巻・腹巻・越中褌・足袋草鞋という統一された衣装が定められており、それが乱れて低俗な娯楽に変質してしまわないよう、お互いに注意し合いたいものである。〈 完 〉 平成22年(2010)1月23日 監修 和田義男
  年新た褌新たに初泳  北舟 

としあらた ふどしあらたに はつおよぎ

The New Year, the first swimming wearing a new loincloth.

【編集子が選ぶ名作】

次々に飛び込む裸たち

次々に飛び込む裸たち

拡大写真(2200X1400)717KB

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