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堺町だんじり
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らんかん橋
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東西に走る岸和田港塔原(とのはら)線と南北に走る紀州街道の交差点を「らんかん橋(欄干橋)」と呼ぶ。らんかん橋は、岸和田港塔原線と並んで走る古城川(現在は古城川緑道)に架かる紀州街道の小さな橋だ。
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狭い紀州街道を南下してきただんじりと岸和田港塔原線を西進してきただんじりがこの交差点を通るため、大勢の見物客でごったがえしていた。
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堺町は二度目の出会いだ。大工方の演技が光る。
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中北町だんじり
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中北町(なかぎたちょう)は、昭和32年に岸和田で初めて黒の法被と白のパッチの衣裳に統一し、これが今日まで続いている。捻り鉢巻も白で統一。大工方も例外ではない。ツートンカラーに徹した衣装は端正で精悍。ベストコスチューム賞決定!
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らんかん橋は、直進するか、やりまわしを見せて曲がるか、出会っただんじりのどちらが先に通るかなど、色々な思惑が絡み、変化に富んでいて面白い。
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五軒屋町だんじり
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休憩していた五軒屋町(ごけんやちょう)がやってきた。大工方のジャンプが素晴らしい。 |
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見物客はどうして危ない車道に出るのだろうか。帰りの駅に向かう人だけは交差点に入るのはやむを得ない。だんじりが来るたびに横断禁止にし、車道に下りている人を歩道に押し戻す。これを繰り返しながらだんじりを通す。警官や自主警備員の苦労は並々ならぬものがある。
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沼町だんじり
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沼町(ぬまちょう)だんじりは、平成14年7月に完成したばかりの新品だ。本宮の15日午後10時からだんじり入庫の際に行われる勝ち抜き相撲(おしゃしゃん)は、沼町にのみ残る伝統行事だ。
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南町だんじり
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南町(みなんまち)は、地元天性寺(てんしょうじ)の蛸地蔵(たこじぞう)の逸話に基づき、だんじりの全周5ヵ所に蛸の彫刻がある。
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天性寺
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元亀元年(1570)の建立。境内には地蔵堂の中で日本一大きいといわれる蛸地蔵がある。戦国時代、岸和田城主と根来・雑賀衆の合戦で、海中から現われた数千匹の蛸が、大蛸に跨った法師と共に敵を退散させ城の危機を救ったとの伝承が縁起絵巻に残されている。
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大手町だんじり
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大手町
紙屋町 堺 町 |
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本町だんじり
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大手町(おおてちょう)と本町(ほんまち)のだんじり。駅前だけでなく、らんかん橋でも出会った。
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大工方は、3〜5人が屋根に上がっており、その内の1人が大屋根を務める。
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家族の祭り
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だんじり祭は年に一度の家族の祭りだ。父・母・息子・娘・孫が参加し、楽しむ。市中を走り回る体力が必要だが、祭りを通じて家族や地域の絆が深まるのが何より素晴らしい。
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中之濱町だんじり
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中之濱町(なかのはまちょう)だんじりは、昭和27年完成。先代のだんじりに引き続き、黒檀(こくたん)造りの黒欄干が自慢だ。それを見ただけで中之濱と判別されるだんじりで、非常に評判が良い。
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《 撮影 2002年9月14日 》
オリンパス CAMEDIA E-20 500万画素 490枚
635MB
テレ&ワイド・エクステンションレンズ使用 |
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午後5時過ぎ、宵宮の曳行が無事に終了した。
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祭りの見物客は、昨年は宵宮・本宮あわせて56万人だったが、今年は土日に重なったこともあり、61万人(岸和田警察署発表)と平成6年以来の人出を数えた。
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internetで昔の写真を見ると、普段着に鳥打ち帽の人など雑多な衣装で、町民が楽しむ祭りであったようだ。近年全国的に知られるようになってからは、衣装を統一するなど見せる祭りに変わってきた。
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しかし、着物姿にゴルフ帽をかぶっている○○町会長や、きちんとした衣装を着た子供とともに運動服姿で走る母親がいたのは残念だった。今後衣装管理を徹底すれば、より格調高い伝統行事となることだろう。
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300年の伝統を継承し、年々工夫を凝らし、しっかりした自営組織により運営されるこの祭りは、世界に誇れる素晴らしい祭りだ。それを支える岸和田市民の労力を思えば、6時間に及ぶ撮影も苦にはならなかった。(了)
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