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幕内力士の取組が終わったあと、午後2時55分ころからこれより三役となり、東方の三役・魁皇(かいおう)・朝青龍(あさしょうりゅう)・琴奥州(ことおうしゅう)が土俵に上がり、扇の形をかたどった三角形に並んで四股を踏み、続いて西方の三役・白鵬(はくほう)・千代大海(ちよたいかい)・日馬富士(はるまふじ)が土俵に上がり、逆扇の形をかたどった逆三角形に並んで四股を踏んだ。 |
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東方三役 |
(魁皇・朝青龍・琴奥州) |
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大相撲で使われる三役には、次の3つの用例があり、それぞれに意味が違っているので、なかなか難しい。
1 番付上の三役: 大関・関脇・小結 (但し、大関は特別な地位のため、関脇・小結のみを指すことが多い。)
2 三役揃い踏み:
千秋楽結びの三番の前に、大関・関脇・小結に相当する力士がそろって土俵上で四股を踏
むこと。番付によって大関が一人か不在の場合は平幕がこれに含まれることもある。
3 これより三役:
千秋楽結びの三番に出場する最上位の力士。横綱が含まれる。番付によって横綱や大関
が不在か少数の場合は平幕が含まれることもある。
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西方三役 |
(白鵬・琴光喜・日馬富士) |
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結びの三番
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奉納相撲は、千秋楽(せんしゅうらく)(最終日)の取組で行われ、午後3時頃から番付最上位の三役6人の力士が結びの三番を披露し、熱戦の末、魁皇(かいおう)、日馬富士(はるまふじ)、朝青龍(あさしょうりゅう)が勝ち、フィナーレを飾った。 |
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魁皇対琴光喜戦 |
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琴欧洲勝紀(ことおうしゅう・かつのり 1983年2月19日 - )は、ブルガリア・ヴェリコ・タルノヴォ出身、佐渡ヶ嶽部屋の力士で東の大関。本名はカロヤン・ステファノフ・マハリャノフ Калоян Стефанов Махлянов : Kalojan Stefanov Mahljanov。通称カロヤン。 |
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身長204cm、体重155kg、握力120kg。長身と懐の深さ、抜群の格闘技センスで番付を駆け上がり、初土俵から11場所で入幕。2005年11月場所後に大関に昇進した。得意技は右四つ、寄り。
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琴欧州対日馬富士戦 |
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長身で端正な顔立ちの琴欧州は、女性の人気を集めている。10日から始まる夏場所を前に、平成21年(2009)5月5日、千葉県松戸市の佐渡ヶ嶽部屋で元会社員の安藤麻子さん(29)との婚約を発表し、2人そろって記者会見を行った。挙式は来年2月の予定。 |
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長身で端正な顔立ちの琴欧州 |
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千秋楽結びの一番・横綱対決! 2009.4.10 15:01 |
第68代横綱・朝青龍 |
立行司・第38代式守伊之助 |
第69代横綱・白鵬 |
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朝青龍明徳(あさしょうりゅう・あきのり 1980年9月27日- )は、モンゴル・ウランバートル出身、高砂部屋の力士で第68代横綱である。本名はДолгорсүрэнгийн Сумьяабазар ; Dolgorsurengiin Dagvadorj ドルゴルスレン・ダグワドルジ。「平成の大横綱」とも形容される。四股名の由来は、高校在学時に世話になったという高知県土佐市の青龍寺から。明徳は出身校の高知県須崎市・明徳義塾高等学校にちなむ。 |
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愛称は本名からとったドルジ。スポーツ新聞の見出しなどでは「朝青」という略語も見られる。身長184cm、体重153kg。得意技は、右四つ、寄り、上手投げ。
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横綱同士の仕切 |
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白鵬翔(はくほう・しょう 1985年3月11日- )は、モンゴル・ウランバートル出身、宮城野部屋の力士で、第69代横綱である。本名 Мөнхбатын Даваажаргал : Mönkhbatyn Davaajargal;ムンフバト・ダヴァジャルガル。 |
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愛称はダヴァ。生まれた日が月曜日で、Davaajargal は月曜日の幸福という意味。身長192cm、体重154kg。得意技は、右四つ、寄り、上手投げ。 |
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朝青龍の寄りを堪える白鵬 |
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はるひてる どひょうをわかす おおいちばん |
Spring sun shinning on the ring, the final match exciting sumo spectators. |
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朝青龍の強烈な吊り出し |
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横綱対決で興奮冷めやらぬなか、午後3時5分、男女ノ里(みなのさと)による弓取式が行われた。大相撲本場所で結びの一番の勝者に代わり、作法を心得た力士が土俵上で弓を受け、勝者の舞を演ずるもので、全取組終了後、打ち出し前に行われる。 |
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勝者の舞・弓取式 |
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弓取式は、平安時代に行われた相撲節会(すもうせちえ)で左近衛府(さこんえふ)と右近衛府(うこんえふ)に分かれて相撲を取り、勝った方の立会役が矢を背負って、勝者の舞を演じたのが始まりといわれている。 |
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元々は千秋楽にのみに行われ、その場所最後の勝者を称えるものだった。そのため千秋楽結びの一番が引分や痛み分けの場合は中止された。場所中毎日行なわれるようになったのは昭和27年(1952)5月場所からという。 |
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撮 影
2009年4月10日
OLYMPUS E-30 E-510
12-60mm 70-300mm
1230万画素 1,350枚 3.51GB
1000万画素 250枚 0.48GB
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これまで裸祭りシリーズのなかでアマチュア力士たちによる奉納相撲を取材してきたが、その頂点に立つ大相撲を取材できないものかと思い続けてきた。 |
幸い、去年、靖國神社で奉納大相撲が無料で公開されていることをinternetで知ったが、そのときは取材できず、今年、満を持して臨み、大相撲の全容を激写することができた。 |
大相撲の本場所で、これほど土俵近くの席を取るのは難しいので、靖國神社のお陰で日本の裸褌文化の華といえる大相撲の全貌を明らかに出来たことを嬉しく思う。 |
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さすがにプロ集団の相撲は、アマチュア相撲とは格段の差があり、そのパワーに圧倒された。また、江戸時代に始まった勧進相撲の伝統を全く変質させることなく現在に伝えている大相撲の伝統美にすっかり魅了された。 |
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日本の裸祭り第95集 「靖國奉納大相撲」 |
撮影・制作 : 和田義男 |
平成21年(2009)5月08日 作品:第19作 画像:(大49+小12) 頁数:4 ファイル数:131 ファイル容量:42.4MB
平成12年(2000)〜平成21年(2009) 作品数:328 頁数:1,212 ファイル数:49,853 ファイル容量:6,608MB |
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