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烏帽子 |
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直垂 |
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姿の |
頭人 |
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午後零時15分頃、烏帽子・直垂姿の頭人が神社の石段を上がってきた。頭人は氏子の代表であり、毎年9月12日の例祭の日に若衆組を出した町以外の氏子各町から5名が選出され、5隻の頭人船(とうにんせん)が御神輿船を先導する。今年は北ノ町(きたのちょう)、西ノ町、東之町、下高谷(しもたかや)、小島町の5町が頭人を務める。 |
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浅野内匠頭 |
播州赤穂といえば忠臣蔵である。烏帽子・直垂姿を見ると、刃傷松の廊下の浅野内匠頭が思い出される。頭人の装束は武士の正装であり、祭りには武士も大きな役割を果たしていたことが伺い知れる。 |
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拝殿の神事 |
午後零時半から拝殿において船渡御祭の神事が始まった。正面には神輿が据えられており、神霊を神輿に還す神事や古式に則った奉納の儀式などが厳かに執り行われた。次代を担う二人の稚児の姿も見られた。 |
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猿田彦と獅子
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天狗の面を被った猿田彦と二頭の獅子が現れた。船渡御では、この獅子と猿田彦が獅子船(ししぶね)に乗り、渡御船団を曳航する一番・二番の櫂伝馬に続く三番船として御神輿船の警護を務める。 |
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午後2時20分、参道に猿田彦と獅子舞が踊りながら現れ、しばらくして神輿が姿を現した。大避神社から東の坂越の浜まで、参道の両脇で大勢の見物客が見守るなか、渡御組は100mほどの距離をゆっくりとパレードした。 |
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浜に着いた神輿
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間もなく浜に到着した神輿一行は、大勢の観客と共に、沖で漕走競争を繰り広げる2隻の櫂伝馬の行方を見守った。櫂伝馬の若衆組はこの坂越の浜で渡御組に合流する手筈になっている。 |
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浜に着いた神輿 |
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裸伝馬 |
沖を見やると、何と若衆組は赤い法被を脱ぎ捨て、漕ぎ手全員が褌一丁の裸形になっており、赤い伝馬が裸の伝馬に変わっていた。 |
神の鎮座する神輿に近づくには裸詣り同様、裸形でなくてはならず、船を浜に乗り付けてからでは遅いので、あらかじめ裸になって準備していたのである。既に曳航索が準備され、船首から垂れているのが見える。 |
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赤い鉢巻の一番船が見えた。浜の大勢の観客を前に、海の男の真骨頂を見せつけようと、全員大張り切りで、櫂を漕ぐ手にも力が入っているようだった。船頭の顔にも緊張感が伺える。 |
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一番船の勇姿 |
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黄色の鉢巻をきりりと締めた二番船の裸の漕ぎ手たちが近くに見えてきた。朝から太陽の下で一日中漕いでいたので、身体には日焼けのあとがクッキリとつき、赤く晴れ上がっている人もいて、精悍さが増していた。 |
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二番船の漕ぎ手たち |
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曳航準備に入る若衆組 |
坂越の浜に近づいた若衆組の2隻の伝馬船は、左右に展開し、渡御船団の曳航準備に入った。 |
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御神輿船に接舷 |
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裸衆の上陸 |
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