|
|
|
|
|
会場の準備 |
|
七日堂では、午後8時半からの裸詣りに備えて、準備が行われた。既に真新しい麻で撚(よ)った打ち綱(うちづな)が鰐口に取り付けられているほか、裸男たちが麻綱に登りやすいようにするため、消防団員たちが賽銭箱に蓋をして踏み台を作った。 |
|
|
|
|
賽銭箱に蓋をして踏み台に |
|
撮影:大阪府 T.Y.
|
|
|
|
|
|
|
高さ2m余りの脚立を使って大きな和蝋燭(わろうそく)に火が入れられ、「七日堂裸詣り」の準備がすべて整った。 |
|
|
|
|
|
|
|
撮影:大阪府 T.Y.
|
|
|
|
|
|
|
つきみが丘町民センター |
|
柳津町のつきみが丘町民センターは毎年大勢の裸男たちが繰り出す宿である。今年も外来者と地元民あわせて40人の参加者が裸になった。写真は、今年で10回目の参加となる東京都のOgさんに提供していただいたもの。 |
町民センター・グループの最長老は75歳の紫褌のお爺さん。前列中央は、息子さんと一緒に参加されている役場にお勤めの方で、立場上、町民センターで参加者の細かな世話をされている。 |
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1400X850)249KB |
撮影:東京都 Og |
|
|
|
|
|
|
40人の裸男たちは、座敷で記念写真を撮った後、町民センターのロビーに集合し、塩を体にふりかけ、梅干で口を清め、長老の音頭で三本締めの出陣式を行った。 |
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1400X830)230KB |
撮影:東京都 Og |
|
|
|
|
|
|
一番鐘 |
|
午後8時半丁度に一番鐘が打ち鳴らされると、下の道路で待機していた裸男たちが除雪されて滑り止めの籾殻(もみがら)が撒(ま)かれた113段の石段を裸足(はだし)で駆け上がってきた。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
男たちは、全員、六尺褌を前袋式に締めている。激しい運動をするにはこの締め方が最も乱れが少ない。白褌が原則だが、中には赤褌などの色物が混じっている。注意されないので許容されているようだが、さすがに柄物を締めている者はいない。 |
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1400X1050)287KB |
|
|