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三の丸広場 |
大手門をくぐり、祭り会場の三の丸広場に入ると、大勢の見物客で一杯だった。天守閣を背景に有料の観覧席が設けられており、その前に旧灘七村の7台の屋台が一直線に並んだ。 |
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祭り会場に集結した屋台 |
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観覧席前を次々と屋台が通過して行く。そのたびに大きな拍手がわき起こり、練り子たちの意気があがった。 |
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観覧席前にステージが設けられ、笛や太鼓の祭囃子(まつりばやし)にあわせて獅子舞が披露された。獅子舞は、練り子が裸のまま毛獅子の中に入って舞うもので、灘地区独特のものである。 |
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この日のために練習してきた妻鹿の三頭の可愛い若獅子の曲芸が披露された。獅子頭(ししがしら)を頭からスッポリとかぶるのが、灘地区の獅子舞の特徴である。 |
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氏子たちが腕や首に巻いている房の付いた細長い布は、腕守りといい、中央にお守り札が納められている。お札は神社でいただけるが、腕守り自体は、母や妻や恋人が愛しい人の無事を祈って、着物の襟布を使って縫ってくれるものなのだという。日本女性の心温まる祭り文化が現代に息づいている。 |
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可愛い若獅子くん |
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東山(ひがしやま)・妻鹿(めが)・八家(やか)による三頭合同の獅子舞は、普段の祭りでは見られないもので、練り子の肩車による難易度の高い技は、迫力満点だった。 |
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"ちばあきお"さんのこと |
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ちばさんは、今年になって
aki-chi
という名で頻繁にお便りを下さり、その都度返信を差し上げていたが、写真やホームページの技術的な質問にお答えしているうちに、いつの間にか師匠と弟子のような関係になっていた。 |
現職のサラリーマンであるちばさんは、第二の人生に備えて何かに打ち込めるものを模索されておられたようで、たまたま出会った私のホームページにその答えを見いだされたようである。 |
以前から写真を撮られ、中国などの海外にも旅行されており、私と共通の基盤をお持ちだったので、「感動写真集」にご登場願うのに時間はかからなかった。 |
ちばさんは、私の裸祭りの作品を見て、ロマンと感動を共感されたようで、今回の作品を皮切りに、日本の古来から続く祭りの伝統美を追求したいとのことである。 |
素晴らしい目標を見つけられたことに、心からお喜び申し上げたい。 |
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今回、私と同じ日本最軽量の脚立を抱え、屋台に押し潰されそうになりながら、練り子たちに肉薄して撮られた写真は、どれも迫力があって素晴らしく、「
祭り屋台
in
姫路 」は、大作となった。 |
世界文化遺産の国宝・姫路城を背景に、旧灘七村の氏子たちが絢爛豪華な屋台練りを繰り広げるビッグイベントの魅力を余すところなく切り取っておられ、処女作とは思えないほど完成度の高いものである。 |
灘のけんか祭りは、私が祭りに心を惹かれるようになった原点といえるもので、奇しくもちばさんが同じ祭りからスタートされたことは、偶然の一致ではないような気がする。 |
これからのちばさんの感性溢れる名作を期待したい。 (2004年6月18日) |
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