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2003年3月22日改訂
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霧氷・クリスタルの輝きの中を歩く |
2003年1月25日(土)、大阪西南ロータリークラブの山歩き同好会の日帰りツアーに妻とともに参加し、雪の三峰(みうね)山に行ってきた。 |
近鉄上本町駅に朝8時に集合。宇治山田行き急行で50分、榛原駅からは奈良交通のバス・霧氷号で1時間半、みつえ青少年旅行村には11時頃到着した。そこから徒歩で三峰山頂まで往復。所要時間は約5時間だった。 |
三峰山への雪山登山は、私は2回目、妻は初めての経験だった。二年前のツアーは霧の中を歩いたが、今回は曇天のまずまずのコンディションで、霧氷をたっぷりと楽しむことができた。 |
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奈良・三峰みうね山八丁平 |
2003年1月25日午後1時40分 ニコンD100
28mm F8 1/250 |
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2003年2月7日制作 |
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高見山地
たかみさんち |
奈良・三重県境中北部を東西に走る山地で、宇陀山地ともいう。主峰高見山(1249m)や三峰(みうね)山(1236m)など標高1000m級の峰が連なる。 |
山地の南麓は断層地形を呈し、西南日本を内帯と外帯とに分ける中央構造線が通り、その構造谷を東へ侯田川、西へ吉野川(紀ノ川)が流れる。北部には、近畿地方では珍しい孤立峰の火山群として知られる室生(むろう)山がある。 |
高見山の山頂はとがっていて眺望がきき、紅葉や冬季の霧氷が美しい。この付近は、奈良盆地の国中(くんなか)に対して山中とよばれる。侯田川と吉野川の分水界である高見峠(904m)は、江戸時代から伊勢街道が通る交通の要所であった。この街道は現在も国道166号線として、奈良と三重の両県を結ぶ要路となっている。 |
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美女二人 |
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雪の山道を行く |
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三峰山頂 |
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霧に霞む三峰山八丁平 |
二年前、霧の中を歩いたときの写真。夢のような世界が広がっていた。 2001年1月28日午後1時30分 |
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撮影・原作: アマチュア山岳写真家 南光
優
(なんこうまさる) |
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住居:豊中市 |
趣味:パソコンいじり、写真、山登り、ガーデニング |
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霧 氷 むひょう
air hoar and rime |
主として地表付近の気温が0℃以下になったとき、樹木や地物の表面に大気中の水蒸気が直接昇華したり、または過冷却雲粒が付着し凍結してできた氷。でき方によって、樹霜、樹氷、粗氷に分けられる。 |
(1) 樹霜 air
hoar おもに水蒸気の昇華によって樹木などにできる針状、板状、樹枝状をした氷の結晶。冬の晴れた夜、地面近くが放射冷却によって気温が下がったときに地物や樹木の風上側に成長しやすい。 |
(2) 樹氷 soft
rime おもに過冷却雲粒が冷たい樹木や地物に次々に衝突し、瞬間的に凍った白色不透明の根元が細く扇形のもろい氷で、その形から〈えびのしっぽ〉と呼ばれることがある。あられのでき方と同じと考えてよい。樹氷ですっかり被われた樹木はモンスターと呼ばれ、蔵王山、八甲田山などが特に有名である。樹氷のできる温度は普通−5℃以下である。 |
(3) 粗氷 hard
rime 過冷却雲粒が衝突してできるのは樹氷と同じであるが、半透明か透明に近い、堅い氷で、気温が0℃に近いときによくでき、粗氷はひょうのでき方に似ている。粗氷のできる条件よりもさらに気温が高く、霧雨や雨滴が付着すると瞬間的に凍りきれず、徐々に凍り透明な氷になる。これはとくに雨氷
glaze と呼んでいる。 |
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