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2010年4月8日改訂

BGM

Venezia のゴンドラ

VENEZIAのゴンドラ

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2003年6月10日制作

シエナの旗振り

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シエナの旗振り

 サン・マルコ広場 Piazza San Marco でのシエナ SIENA のデモンストレーション。シエナは、フィレンツェ FIRENZE と並び称されるトスカーナ地方 TOSKANA の古都で、シエナ歴史地区は世界遺産に指定されている。

サン・マルコ大聖堂 Basilica di San Marco

サン・マルコ大聖堂

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サン・マルコ大聖堂

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 サン・マルコ大聖堂は、ヴェネチアを代表するビザンティン・ロマネスク様式の大聖堂である。
 ヴェネチア商人によってアレクサンドリアから盗み出されたマルコ(以後ヴェネチアの守護聖人となる)の遺骸を納めるために830年ころ創建され、11世紀に現聖堂が建立された。
 聖堂は、床に大理石、斑岩(はんがん)、瑪瑙(めのう)を敷き、壁面を大理石の装飾柱と金地モザイクで内装する。コンスタンティノポリス(現、イスタンブール)の聖使徒教会堂(アポストレイオン)を模して造られた。
 内径12.8mの中央円蓋(えんがい クーポラ)は4本の角柱で支持され、他の4円蓋との間を階上席と歩廊とする。 
 主祭壇背後を飾るパラ・ドーロ Pala d’oro (黄金の障壁)は、細工を施した金板に約2,000の宝石と137のエマイユ(象嵌色ガラス細工)をはめ込んだもので、ビザンティン美術工芸の至宝といわれる。

大聖堂の内部

聖人などの宗教画が描かれた巨大なクーポラの内部は、黄金に輝き、荘厳な雰囲気に圧倒される。
大聖堂の内部 A 大聖堂の内部 B

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大聖堂の内部 C 大聖堂の内部 D

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カフェ・フローリアンの屋外演奏

 サン・マルコ広場にカフェ・フローリアンがある。ヨーロッパで初めて珈琲を飲ませた店だといわれている。キャサリー・ヘップバーン扮するアメリカ人観光客ジェーンと骨董屋の主人ロナートの一夏のロマンスを描いた映画「旅情」で有名になった。

カフェ・フローリアンの屋外演奏

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ビッグネームの恋人

ビッグネームの恋人

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サンタマリア・デッラ・サルーテ教会の夜景

イタリア人の一番大事なものは、愛 amore (アモーレ)。幻想的な夜景がロマンスを育む。ゴンドラからカンツォーネが聞こえてくる。ヴェネチアの夜は長い。

サンタマリア・デッラ・サルーテ教会の夜景

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ヴェネチアのゴンドラの歌 BGM  

MENDELSSOHN  'Lieder ohne worte' Venetianisches Gondellied Op.30, No. 6

メンデルスゾーンの無言歌集には三つの「ヴェニスの舟歌」がある。いずれの曲もゴンドラを漕ぐリズムのようなゆったりした伴奏に始まり、イタリア民謡風のメランコリックな旋律が続き、静かに終わる。

プロフィール
撮影・原作: アマチュア写真家 岩本圭司 (いわもと けいじ)

住居:西宮市

大阪倶楽部・写真部所属

趣味:音楽鑑賞(辛辣な批評)・書(書道展入り口出口が分かるだけ?)・旅行(美術館巡り)・一般的な読書・F1(モンツアに通う)・写真(旅人の写真)・絵画(鑑賞と制作)

モットー:一生青春・一生勉強・一生燃焼 (サミエル・ウルマン)

 初めてヴェネチアを訪ねた時は、まず物価が高いことや、迷路、迷宮で困惑したことで、好感がもてなかった。2度目でフッと気付いたのが、当然ながら車が1台も走っていない魅力。食の方で生貝の超美味に出会い、予定の滞在を倍に延ばし、10日間ぶらぶらした。当然新しい友人も出来、それ以来抜群の治安の良さもあり、一軒借りて半月間滞在するようになった。 注:ツアーでは生貝は食せない。
 私の海外旅行は約30年で10回位。回数は多くないが、すべて個人旅行である。一都市3〜10日の予定で、敢えてあまり多くの街は回らない。一回の海外旅行は少なくても約1ヵ月は滞在する。出来ればどこかに拠点を置き、あとは手荷物だけの回遊を目標としている。予算面とか諸事情で(時間も含めて)周辺からは贅沢だとかの声もあるが、しっかり計画をたてればなんとか若い人でもそれなりに実現出来ると思う。
 この方法で一番の収穫は、人との出会いの魅力と楽しさである。劇場で、車中で、駅で、ホテルで、レストランで、街角で、お店で・・・。 理由は簡単、自分の自由な時間が持てるからだ。世界トップの方々との出会いの幸運も数多い。団体ツアーは逆に体力が消耗するし、効率よさそうで実は時間などすべてにわたってロスが多い様に思う。個人旅行は、初めは目が点になり、頭が真っ白になったり、失敗も多いが、こなしてしまえば、思い出も宝となる。

余 談

 長い間人間をやっていると、善し悪しは別にして物事の観察が生き死にで判断する様になった。これを「ホンモノ」と呼称している。歌でも、絵でも、書でも、プロはみんな巧い・・・上手ではある。が・・・生きている歌・絵・書は意外と少ないものだ。人間でも同じで、風格堂々、品格もあり、立派な紳士が、中身は人間として「ホンモノ」は少ない。昨今の政治家・超有名人の言語動向は、残念ながら首を傾げたくなる人も結構多い。日本人は「有名なモノ」に弱いから特に困る。不遜な言葉かもしれないが・・・。
 私の生き様の中で、周辺にそれなりの芸術家が存在する。有り難いと感謝しながら憎まれ口を叩く。歌・書・画家・写真家・・・みんな生きた作品を創りだしてはおられる。言葉を換えれば「ホンモノ」=感動でしょうか?理屈になるが感動も幅がある。感動のグレイドが・・・ 切りがない!やめます。《完》
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