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翌7月12日(火)は天候も良好で、600円の1日乗車券を使って市電を主力とし、タクシーを補助として市内を巡った。最初は函館駅前から函館ドック前まで市電に乗り、あとは歩いて函館山の西にある外人墓地に行った。 |
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在日ロシア人墓地 |

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外人墓地 |
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函館山の西部山麓にある外人墓地は、ペリー艦隊の二人のアメリカ人水兵をはじめ、函館で人生を終えたロシア人、中国人、プロテスタント系の人々が葬られている。函館湾を見渡せるポイントでもあり、晴れた日には活火山・駒ヶ岳(こまがたけ)などの山々の眺めが素晴らしいという。 |
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フランス人の墓 |
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旧イギリス領事館 |
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函館のイギリス領事館は、初代のホジソン領事が安政6年(1859)に着任して以来、昭和9年(1934)に閉館するまで、ユニオンジャックをかかげ続け、異国情緒豊かな港町・函館を象徴する光景となっていた。 |
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昭和54年(1979)函館市有形文化財に指定され、平成4年(1992)市制施行70周年を記念して復元され、旧イギリス領事館として一般公開されている。本場のイギリス文化がそっくり持ち込まれており、スコーンをほおばりながらのアフタヌーン・ティは秀逸で、家内と二人で歩いたロンドンを思い出した。 旧イギリス領事館公式サイト |
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裏庭の噴水 |
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旧函館区公会堂 |
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基坂(もといざか)をのぼった元町(もとまち)公園の奥に旧函館区公会堂がある。明治43年(1910)に建てられた左右対称のコロニアル・スタイルと淡いブルーグレーとイエローのパステル・カラーが特徴のとても美しい木造建築で、二階バルコニーからの眺めが素晴らしい。 |
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大広間では、かつて舞踏会などが催され、天井に下がるシャンデリアやクラシックな調度品が当時を彷彿とさせる。二階の御座所は大正天皇が滞在された部屋で、在りし日を偲ばせる。昭和49年(1974)国の重要文化財に指定されており、函館ツアー必見のスポットである。 |
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バルコニーからの眺望 |

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バルコニーから函館港がよく見える。市場のそばに係留していたイカ釣り漁船が夜間操業のために丁度出港中で、摩周丸の前を横切って、津軽海峡の漁場に向かっていた。 |
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元青函連絡船・摩周丸のそばを出港するイカ釣り漁船 |

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旧北海道庁函館支庁庁舎 |
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明治42年(1909)に建てられた旧北海道庁函館支庁庁舎は、元町公園の造成に合わせて昭和57年(1982)に修復された。二階に張り出した屋根がコリント式の柱頭飾りとエンタシス風の膨らみのある巨大な4本の柱で支えられている玄関が特徴で、柱廊玄関と呼ばれる。昭和60年(1985)北海道有形文化財に指定された。 |
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函館山山麓から港にかけて拓けた函館には多くの坂があり、それぞれに名前が付いている。八幡坂は、以前、ある家庭用洗剤のテレビコマーシャルで一躍有名になった。最近、テレビドラマのロケ地としてよく登場する。 |
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文化元年(1804)箱館奉行所の拡張工事により、この坂の上に函館八幡宮が遷座した。明治11年(1878)の火災で焼失したため、明治13年(1880)護国神社東方の函館山山麓に遷座したが、八幡坂の名はそのまま残った。 |
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函館ハリストス正教会 |
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ニコライ・ロシア司教が日本で初めてギリシャ正教を伝えた由緒ある教会。薄緑の屋根と白い壁が美しいビザンチン様式の聖堂は、函館の顔として親しまれており、赤い薔薇の花などが咲き乱れていた。 |
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夜のライトアップは函館山山頂からもよく見える。国の重要文化財の指定を受けており、必見のスポット。東京神田のニコライ堂の鐘は、この教会から寄贈されたものという。 「日本ハリストス正教会」フリー百科 |
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カトリック元町教会 |
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六角屋根の大きな風見鶏が印象的で、荘厳な雰囲気の教会。明治9年(1876)に創建されたが火事で焼失し、明治43年(1910)煉瓦造りの建物として再建されたが、再び焼失。現在の建物は、大正13年(1924)焼け残った外壁に鉄筋コンクリートで補修して再建されたもので、高さ33mの大鐘楼はこのときに増築されたという。 |
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函館正ハリストス教会に並んで建つ函館聖ヨハネ教会は、白壁に十字架を刻んだ英国プロテスタント聖公会系の教会で、明治7年(1874)、イギリス人宣教師デニングによって創建された。その後火災によって建物は焼失。大正10年(1921)に再建された後、昭和54年(1979)に改築された。 |
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四方に突き出した屋根は、上空から見ると十字架に見えるという。モダンな姿は夜にはライトアップされ、函館山山頂からもよく見える。 |
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