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和田義男

 旅紀行ジャパン

2005年6月7日改訂
♪てぃんさぐぬ花・十九の春・安里屋ユンタ・西武門節(ニシンジョーブシ)  夢  現

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2005年6月7日作成

海を渡る水牛車

海を渡る水牛車 (西表島/沖縄県)

八重山編

沖縄美ら海紀行

水牛車

 

水牛車すいぎゅうしゃ

の旅 

 バスは西表島の東にある美原(みはら)に着いた。駐車場から海の方に歩いてゆくと、広場に水牛車が待機しており、その先に由布島(ゆぶじま)が見えた。みんなで記念撮影したあと、水牛車に乗って対岸の島に渡り、昼食後植物園を見学した。

水牛車の旅

水牛車の旅

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 観光客は、それぞれに割り当てられた水牛車に乗り、海に乗り入れて、由布島に向かった。この水牛車の旅が西表島観光の大きな目玉となっており、観光客の人気を集めている。

屋根付き二輪車を曳く水牛

屋根付き二輪車を曳く水牛

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 水牛車には御者(ぎょしゃ)のおじさん(オジイ)が一人乗っている。水牛によって速さが違い、立ち止まったり、違った方角に進んだりと、御者の意の如くならないところが面白い。

三線さんしん

を弾きながら由布島を目指す水牛車 

三線の弾き唄いをする御者

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 水牛車のたりのたりと春惜しむ  北舟 
 

三線さんしん

の弾き唄い 

 三線で琉球民謡の弾き唄いを披露してくれるオジイもいれば、何もしない人もいる。運不運が伴うところがまた話題となる。私の乗った牛車のオジイは、不器用な手つきながらも、三線を弾きながら琉球民謡を唄ってくれた。

三線の弾き唄い

三線の弾き唄い

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最前列は特等席?

 水牛車の最前列は進行方向がよく見えて特等席である。しかし、水牛の臀部が丸見えで、どうしても肛門や生殖器を見ることになり、時には放水や爆弾の投下を目撃する羽目になる。

海を渡る水牛車

海を渡る水牛車

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   人間以外の動物は丸裸であり、したいときにしたいことをするのが自然の営みであることを改めて認識する。  

由布島に上陸した水牛車

由布島に上陸した水牛車

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   約400mほどの遠浅の海を水牛の気分に任せてノンビリと渡り、無事に由布島に上陸。途中で追い越したり追い越されたりのハプニングがあるものの、所要時間はおおむね10分ほどだった。  

屋根裏の歌詞

屋根裏の歌詞

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海を渡る道路

 
   満潮時でも1mほどしかないこの遠浅の砂浜には電柱が立っており、西表島から由布島へ送電されている。道しるべを果たす電柱の手前(南側)を人が歩き、自動車やトラクターが走る。その南が水牛車の専用道路である。  

休憩中の 

由次郎ゆうじろう

 

休憩中の由次郎(ゆうじろう)

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由布島の水牛の始祖

 
   由布島の水牛の始祖は大五郎。花子との間に子孫が生まれ、現在、その四世までが観光客を運んでいる。  

水牛の始祖・大五郎の角

水牛の始祖・大五郎の角

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   由布島植物楽園の食堂には大五郎の角が遺品として飾られており、大五郎一家の家系図が掲示されている。  

大五郎一家の家系図

大五郎一家の家系図

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水牛之碑

 
   全島が植物園の由布島の一角に、大五郎・花子を始祖とする水牛一家に感謝する水牛之碑が建っていた。  
 

水牛之碑

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