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和田義男

 旅紀行ジャパン

2007年6月1日改訂
祭囃子メドレー

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2004年5月21日作成

白髪の金狐

青梅大祭(住吉神社/東京都青梅市)

青梅大祭

 

 森下町祭典事務所の近くで、昼休みを終え、いよいよ佳境に向けて出発する勝沼町の山車があった。

拍子木

ひょうしぎ 
 山車の進行役は、拍子木と呼ばれる大役である。勝沼町の拍子木は、花笠を腰に付け、片肌脱ぎ・尻はしょりの粋な着物に大相撲の横綱のようなものを締め、青梅大祭と書かれた大きな拍子木を持つ。
 2名の提灯持ちと赤い和傘を差す付き人を従えており、祭男として行列の先頭をつとめる華やかな存在である。間もなく頭上で拍子木を打ち鳴らし、出発の合図が送られた。  勝沼町・青梅大祭

拍子木・大田稔さんの晴れ姿 <勝沼町>

拍子木・大田稔さんの晴れ姿 <勝沼町>

拡大写真(1200x900)233KB 【E-1  50mm   F9.0 1/500秒 ISO200 】

  拍子木を頭上で鳴らす夏祭 北舟 

いざ出発!

いざ出発!

拡大写真(1600x1067)299KB 【E-1  28mm   F9.0 1/320秒 ISO200 】

  日の丸の扇子拍子木祭笠 北舟 

山車の引き手たち

勝沼町の山車

山車の引き手たち 勝沼町の山車

拡大写真(1200x900)225KB 【E-1 28mm  F10.0 1/400秒 ISO200】

拡大写真(1200x900)238KB 【E-1 28mm  F7.1 1/250秒 ISO200】

 
手古舞てこまい の子供たち
 青梅では、戦後の一時期に十数人の芸者衆が祭りに繰り出したこともあったが、手古舞は昔から子どもたちの役目として定着しており、女子ばかりでなく男子も選出される。

拡大写真(1200x900)288KB 【E-1  28mm   F7.1 1/250秒 ISO200 】

 

祭囃子

 山車の上で演じる祭囃子が青梅大祭の真骨頂である。各町内は装いを凝らし、創意工夫して祭囃子の独自性を競う。山車同士又は山車と居囃子が出会ったときは、祭囃子の競り合いが行われる。
 祭囃子の一般的な構成は、踊り手1名、締太鼓(しめだいこ)2名、大太鼓1名、笛1名、鉦(かね)1名の6名であるが、太鼓以外の数は適宜増減される。勝沼町は昨年(2003)蛇の目の太鼓を新調した。 青梅大祭山車一覧

勝沼町の祭囃子

勝沼町の祭囃子

拡大写真(1200x900)252KB 【E-1  82mm   F5.0 1/200秒 ISO200 】

祭笛 <上長渕>

祭笛 <上長渕>

拡大写真(1200x674)124KB 【E-1  108mm   F4.5 1/200秒 ISO200 】

恵比寿の福鈴 <駒木町>

恵比寿の福鈴 <駒木町>

拡大写真(1200x674)124KB 【E-1  56mm   F6.3 1/250秒 ISO200 】

 
命綱いのちづな をつけた 屋根方やねかた
 山車の屋根の上には2名の屋根方が乗っている。京都の祇園祭と同様、狭い街道を通過するために必要な配置である。裏宿町(うらじゅくちょう )の菅笠をかぶった屋根方は、弓張り提灯を持ち、七つ道具を腰に下げ、ベルトの命綱を山車に固定して保持している。ゴーストップの信号役も兼ねているようである。

裏宿町の屋根方

裏宿町の屋根方

拡大写真(1200x800)146KB 【E-1  166mm   F7.1 1/1250秒 ISO200 】

裏宿町の祭囃子

裏宿町の祭囃子

拡大写真(1200x900)177KB 【E-1  106mm   F4.5 1/320秒 ISO200 】

白髪・金色の天狐 <裏宿町>

白髪・金色の天狐 <裏宿町>

拡大写真(1200x900)169KB 【E-1  400mm   F6.3 1/640秒 ISO200 】

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