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拡大写真(800x600)99KB |
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職業:大成建設(株)勤務
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住居:東京都国分寺市
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趣味:インドの神像収集
(前任地のインドネシアの絣(イカット)も100枚ほどのコレクションがあります) |
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旅行後記 |
どうしても行ってみたいインドの世界遺産が、アジャンタ・エローラ遺跡でした。西ベンガル州プルリアのダム現場も、9割近くの出来高となり、帰任も決まりましたので、休みを貰い、世界遺産の撮影旅行を開始しました。目的地は、ムンバイのエレファンタ島、ビクトリア駅、そして、アウランガバードのアジャンタ・エローラ遺跡の4つを狙い、雨季の8月に、飛んで来ました。今回、帰任から2ヶ月経って、新任地での任務にも慣れて来ましたので、Wa☆Daフォトギャラリーに投稿すべく、まず、アジャンタ遺跡から、編集を開始しました。 |
各画像の撮影使用機は、Wa☆Daフォトギャラリーに投稿を始めて、購入したイオスキスデジタル。キスで一年半に渡ってインドを撮影して来ましたが、西ベンガル州の陽光での撮影に慣れた素人カメラマンには、遺跡内の暗闇で、ピントが全く合わず、経験と技と撮影知識の無さをぼやきながらも、日本に帰任したら、もうそうそう来れる場所でもありませんので、ここぞとばかりに、根性撮りして来ました。 |
開園の午前9時から、閉園の午後5時半まで、食事は、売店で買った炒りピーナッツだけでしたが、全く、空腹感もありませんで、壁画に、彫刻に、そして、洞窟の建築に、圧倒されて来ました。 |
ご紹介した画像の優に5倍の枚数の画像をレンズに納めましたが、暗くて、壁画系は、ほとんどがピンボケで、それが唯一残念な点ですが、壁画や暗部での彫刻は、プロの方の画集が何冊か出ており、そこで、我々は眼にすることが出来ますので、素人は、このような旅行記で、Wa☆Daフォトギャラリーに久しぶりに、登場してみることにしました。 |
2002年に、日印国交樹立50周年を迎え、近年では、インドの経済の伸びで、日本の進出も進み、今後さらに、両国の関係が増して来るものと思えます。このホームページが、両国のさらなる関係深耕の大河の一滴にでもなれば、撮影して来たものにとって、これに、勝る喜びはありません。 |
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アジャンタ遺跡の今回の編集に当たっては、「日本の古本屋」というサイトを利用し、アジャンタ遺跡関係の古本を、全国の古書店から何冊か購入し、資料として利用させて頂きました。特に、平凡社から出版されたアジャンタ(高田修:文、田枝幹宏:写真)が、図書館の除籍本ということで、渋谷区の古書店から、格安で手に入ったことが、今回の作業をスムーズに進める元となりました。 |
35年も前にこれだけ貴重な資料と画像を残して頂いた高田さんと田枝さんの偉業に感謝すると共に、インターネットで、全国の古書店の登録本を検索出来、かつ、程度に応じた価格で購入を比較検討出来て、宅急便などで確実に送本を受領することの出来る現代日本の便利さにも感謝しつつ、帰国後第1作を送り出します。撮り貯めたインド画像はまだ沢山ありますので、さて、次は、何に取り組んでみましょうか。〈 下巻・完 〉 |
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【参考文献】 |
アジャンタ 石窟寺院と壁画 高田修 田枝幹宏 平凡社 1971年
Ajanta & Ellora Pushpesh Pant Roli & Janssen BV 1998年
芸術新潮 アジャンタ石窟大公開 1999年3月号
アジャンタとエローラ 立川武蔵 大村次郎 集英社 2000年
地球の歩き方 インド 2003年版 ダイヤモンド社
古代インド 中村元 講談社学術文庫 2004年 |
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