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フィラエ島にあるイシス神殿の開花式列柱と第一塔門 |
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フランスの考古学者シャンポリオンは、ロゼッタ・ストーンに刻まれたヒエログリフ、デモティク、ギリシア文字が同文であると推理し、プトレマイオスV世の名前を発見したが、1822年には、フィラエ島にあったオベリスクの碑文からクレオパトラの名を見出し、ヒエログリフの基本原理を解明した。 |
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巨大な神殿のレリーフ |
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神殿の巨大な円柱は、エジプトの多くの神殿でみられる植物のパピルスをかたどったもの。開花式パピルス列柱と呼ばれており、とても優雅で美しい。 |
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開花式パピルス列柱の美しい装飾 |
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パピルス Papyrus はカヤツリグサ科の植物。また、古代エジプトで文字を筆記するため、この植物の地上茎の内部組織(髄)から作られるパピルス(紙)を指すこともある。英語で紙を意味する paper やフランス語の papier などは papyrus に由来するという。 |
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パピルス |
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イシス神殿は、建物が美しいだけでなく、内部のレリーフがとても素晴らしい。イシス女神の神殿だけあって、女神のファミリーが数多く描かれている。 |
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照明で浮き上がったレリーフ |
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拡大写真(1800x1330)453KB
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神殿で儀式をするとき、船で帰還したイシスが休憩する場所として造られた。14本の柱で構成され、神々とトラヤヌス帝のレリーフがある。夜は美しいシルエットをナイルに映すという。 |
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四角形のトラヤヌス帝のキオスク |
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イシス神殿を見た後は、アスワンのバザール(市場)に行き、ショッピングを楽しんだ。とても狭い路地に店がびっしりと並んでいる。近くにはイスラム教のモスクがあり、黒衣に身を包んだアラブの女性たちがいた。 |
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アスワンのバザール |
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エジプトの国名「エジプト・アラブ共和国」に「アラブ」とあるように、エジプトはアラブ人の国である。アラブ人は、おもにアラビア半島や西アジア、北アフリカなどのアラブ諸国に居住し、アラビア語を話す人々をいう。 |
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過去には「アラビヤ人」という呼称が一般的だったが、石油ショックの頃からアラビア人を意味する英語の arab に「人」をつけた「アラブ人」という言い方が使われだし、やがて定着した。 |
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日本では「中東に住み、イスラム教を信仰する民族」として捉えられ、「アラブ人=イスラム教徒」との認識が強いが、アラブ人がすべてイスラム教徒というわけではなく、キリスト教やユダヤ教など他の宗教の信者もいる。 |
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頭に駕篭を載せた女性 |
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左は、エジプトの国名をアラビア文字であらわしたもの。この文字は、アラム文字から発達した表音文字で、子音のみを表す28文字から成り、母音を示す場合は文字の上下に符号をつける。右から左へ横書きにする。 |
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アラビア数字は、0123456789 と表記する算用数字であるが、インド人が発明した数字がアラビア(アラブ)に伝わった後、アラビア人(アラブ人)がヨーロッパに伝えたことからから、アラビア数字と呼ばれるようになった。 |
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黒衣の女性たち |
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