タタ製バスが、ラビ川の上流から、降りて来て、丁度、登りの坂道です。舗装なんてありませんので、埃がご覧のとおりです。１００ｍは後ろでないと、窓を開けて走れません。チャンバ県。

屋根の上に人を満載し、山から、降りてきたタタ製のバスです。屋根乗りは、インドの非都市部ではごくごく普通の乗り方です。チャンバ県。

これは、山中に登って行っているタタ製のトラックです。赤いボディーがパワーの源のように映えています。インドでは、鉄道も網の目のように走っていますが、それ以上に、物資の輸送は、こうしたトラック輸送に頼っています。チャンバ県。

このように切り立っていても、崖に石を積み上げ、道路を作って奥地に入っていってしまうのがインドです。積む石は、玄武岩の平板です。もちろん、崖崩れは頻繁に起こっています。チャンバ県。

道路の拡幅工事で、崖の岩に穴を開けて、ダイナマイトをしかけていた発破屋さんです。クル県。

こうした崖のほんの少しの平場にも、集落が出来て発展していきます。休憩の茶屋も、こういう集落に出来ます。
                                                                                                                                             チャンバ県。

サインジ川の途中で、夕方の撮影です。これが、この日の彼女たちの労働の成果でしょう。薪は煮炊きで使います。
                                                                                                                                                   クル県。

サインジ川の崖で、優雅に羊たちに草を食ませていたおじいさんです。なかなか理想的な、あやかりたい姿だと思い、撮影しました。２０ｍぐらいの斜面を、羊と共に、ひょいひょいと上がっていく、おじいさんの足腰と、その後の、崖の上での煙草の一服にも感動しました。クル県。

ヒマラヤの小学校です。授業風景に、思わず、見とれてしまいました。 こじんまりとした学校ですが、校舎と校庭の配置にも、何か非常に懐かしいもの・・大げさですが、教育の原点のようなもの・・を感じました。クル県サインジ村。

教室前の廊下の日向で、先生と生徒が向かい会っている姿に、感激して撮影しました。

サリーの女性は、授業が終わった頃に再訪して、撮らせて頂いた先生たちです。子供は、生徒さんか、あるいは、先生の子供さんでしょうか？

サインジ川沿いの家。玄武岩の平板で、屋根が葺かれています。家が自然の中に溶け込んでいます。この家で、崖下の川の流れを眺めながら、終日、瞑想してみたい気分になりました。クル県。

ラビ川にて。木製の生活用の吊橋ですが、とてもしっかりと作られています。しかし、揺れに慣れぬ身には、足が竦みました。チャンバ県。

ラビ川の吊橋から撮影。よくもこんな場所にと思えるような場所にも家があります。こういう川にも、吊橋で、道を確保し、対岸に渡れるようになっています。チャンバ県。

石の家は、穀物倉庫になっています。山腹で、非常に風が強いのですが、この石の家なら、大丈夫です。クル県。

石の家を撮影していて、振り向いたら、この女性が草刈をしていて、お互いがびっくりしました。ジャパニ、ジャパニ（日本人、日本人）と言って、一枚、撮らせて貰いました。クル県。

お嬢さんの橙色のバンダナが素敵で、撮らせて貰いました。

参考：インドでは行政区でChamba District, Kullu Districtと呼びますが、便宜的に、チャンバ県、クル県などと呼んでおきます。サイズ的にも、丁度、日本の県ぐらいの大きさです。