■　四日目 2012年07月27日(金) ジェノバ〜マントヴァ観光〜パドヴァ（泊）

▼ マントヴァは、イタリア共和国ロンバルディア州マントヴァ県のコムーネの一つで、マントヴァ県の県都である。

▲▼ マントヴァの中心地に位置するソルデッロ広場。大聖堂ドゥオーモやドゥカーレ宮殿が威容を誇っている。

▼ マントヴァのドゥオーモ（大聖堂）は、14世紀に建てられたゴシック様式で、カトリックのマントヴァ司教座が置かれている。

▼ マントヴァのドゥカーレ宮殿は、ゴンザーガ家の豪華な宮殿である。隣接するサン・ジョルジョ城とサンタンドレア教会もゴンザーガ家のもので、400年もの長きにわたる往時の栄華を知ることができる。

▲▼ カノッサ家の支配下にあった11世紀に建てられた。当時は、キリストの聖遺物を求めて、マントヴァを訪れた巡礼者たちの宿泊施設として利用されていた。13世紀に宮殿として建て替えられ、ゴンザーガ家の時代には、ポデスタ館（行政長官の館）として利用された。15世紀に火災のため現在のように改築された。

▲▼ エルベ広場に建つユニークな円形のサン・ロレンツォ聖堂は、カノッサ伯家時代の11世紀に建てられたマントヴァ最古の教会である。

▼ サンタンドレア教会は、1472年、レオン・バッティスタ・アルベルティによって着工され、1494年、ルカ・ファンセッリによって完成された。建設を依頼したのは、イザベッラ・デステの夫でフランチェスコII世ゴンザーガの祖父にあたるルドヴィーコ・ゴンザーガ。建物はルネッサンス様式だが、1414年建築の鐘楼はゴシック様式となっている。

▼ マントヴァが舞台の歌劇『リゴレット Rigoletto 』は、ジュゼッペ・ヴェルディが作曲した全３幕からなるオペラで、1851年、ヴェネツィア・フェニーチェ座で初演された。

■　五日目 2012年07月28日(土) パドヴァ〜ドロミテ観光〜ボルツァーノ（泊）

▼ ドロミテは、イタリアのチロル地方、東アルプス山脈に属する山群で、北はリエンツァ川、西はイザルコ川とアディジェ川、南はブレンタ川、東はピアーヴェ川に囲まれた広い範囲を指すが、狭義には観光化された地域をいう。

▼ コルティナ・ダンペッツォは、イタリア共和国ヴェネト州ベッルーノ県にある人口約6000人のコムーネ（基礎自治体）である。ドロミテ山脈の麓、アンペッツォ地方の中心地であり、登山やウィンタースポーツの拠点となるリゾート地である。1956年には、この町を中心に冬季オリンピックが行われた。