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 感動写真集

2012年11月27日改訂

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'Arrivederci Roma(さよならローマ)'-'Canzone Di Marinella(マリネッラの歌)'

ドロミテや岩に寄り添ふ夏薊   北舟

 

Summer thistles, nestling close to a rock at Dolomite.

2012年11月26日制作

アルプス・アザミの群生 15:07

拡大写真(2400x1800)1.11MB

アルプス・アザミの群生/ドロミテ(イタリア)

世界自然遺産

イタリア夏の旅

イタリア国旗

ドロミテ1

▼ ツアー一行は、ミズリーナ湖から更に北上しアウロンツォ小屋からラヴァレード小屋を往復するトレ・チーメ・ディ・ラヴァレード(ラヴァレード三峰)のハイキングに向かった。

ミズリーナ湖〜トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード(ラヴァレード三峰)

ミズリーナ湖〜トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード(ラヴァレード三峰)

画像:Google Earth

▼ ハイキングのために下車すると駐車場からミズリーナ湖とその右側にクリスタッロ山(3,221m)が見えた。駐車場には無料の仮設トイレがあるが、ここから先は、小屋の有料トイレしか利用できない。

何層にもなった駐車場からの眺め 14:15

 

ミズリーナ湖

クリスタッロ山(3,221m)

何層にもなった駐車場からの眺め 14:15

拡大写真(2400x1350)347KB

 

アウロンツォ小屋 Rifugio Auronzo

▼ トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード(ラヴァレード三峰)のハイキングの出発点は、標高2,320mのアウロンツォ小屋。この日は雨が降ったり晴れたりと、めまぐるしく変わる気候に戸惑う。幸いハイキング時には青空が顔を出した。

アウロンツォ小屋(Rifugio Auronzo 2,320m)を出発 14:25

カディニ山(2,839m)    

アウロンツォ小屋(Rifugio Auronzo 2,320m)を出発 14:25

拡大写真(2400x1900)1.31MB

▼ ハイキングの遊歩道は、舗装はされていないが、幅も広く平坦で歩きやすかった。ただ、岩山が風化して崩落する斜面にあるために、安全とはいえないものだった。

雄大な散策コースをトレック 14:24

雄大な散策コースをトレック 14:24

拡大写真(2400x1900)1.31MB

 

カンパヌラ・バルバタ Campanula barbata
▼ 岩陰に可憐な花をつける高山植物は険しい岩山の風景に安らぎを与えてくれる。遊歩道のそばに釣鐘草・カンパヌラ・バルバタの群生があった。キキョウ科ホタルブクロ属に属しイタリアでは Campanule barbataイギリスでは Bearded Bellflower、日本では ひげづらホタルブクロやミヤマツリガネソウ と呼ばれているらしい。

アルプスの可憐な釣鐘草

アルプスの可憐な釣鐘草

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カディニ針峰群(2,839m) 14:30

カディニ針峰群(2,839m) 14:30

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トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード Tre Cime di Lavaredo
▼ トレチーメ・ディ・ラバレード(ラバレード三峰)は、その名前が示すように三つの峰からなっている岩山だが、駐車場そばのアウロンツォ小屋からラバレード小屋 Rifugio Lavaredo へ至る南側からはその三つのピークがよく分からない。写真下のように、ドロミテの象徴ともいうべきトレ・チーメ(スリーピークス/三峰)の良く知られた写真は北側から取られたもの。

←東     モンテ・パテルノ(パテルノ山 2,746m)とトレ・チーメ・ディ・ラヴァレード(ラヴァレード三峰 2,999m )(北面)     西→

モンテ・パテルノ(パテルノ山 2,746m)とトレ・チーメ・ディ・ラヴァレード(ラヴァレード三峰 2,999m )(北面)

拡大写真(2340x680)188KB 画像:フリー百科事典ウィキペディア
▲ 北側から見た三つのピークは、左(東)から右(西)にチマ・ピッコラ Cima Piccola 2,856m、チマ・グランデ Cima Grande 2,999mチマ・オベスト(西峰) Cima Ovest 2,973m で、最高峰のチマ・グランデは1869年にパウル・グローマン Paul Grohmann により初登頂されている。

崩落するトレ・チーメ・ディ・ラヴァレード

崩落するトレ・チーメ・ディ・ラヴァレード

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大勢の観光客が歩くトレッキング・ロード 14:35

大勢の観光客が歩くトレッキング・ロード 14:35

拡大写真(2400x1700)916KB

▲▼ トレイルの途中に小さなキリスト教会が建っていたスイスなど山岳登山の盛んなところには遭難者を弔うために神に祈りを捧げる場所が置かれている。

小さなキリスト教礼拝堂 14:38

小さなキリスト教礼拝堂 14:38

拡大写真(2400x1800)916KB

雲を湧かせる岩山 14:40

雲を湧かせる岩山 14:40

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見る角度により極端に変貌するトレ・チーメ・ディ・ラヴァレード 14:45

見る角度により極端に変貌するトレ・チーメ・ディ・ラヴァレード 14:45

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ハイキング折り返し点のラヴァレード小屋 14:46

ハイキング折り返し点のラヴァレード小屋 14:46

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標高2,344mのラヴァレード小屋 14:51

標高2,344mのラヴァレード小屋 14:51

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岩山に咲く高山植物

岩山に咲く高山植物

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キルシウム・スピノシシムヌ Cirsium spinosissimum
▼ 岩陰にアザミ(薊)の群生があった。キルシウム・スピノシシムヌという難しい学名がついているキク科アザミ属の高山植物で、日本名はアルプスアザミというらしい。こゝで一 句。
  ドロミテや岩に寄り添ふ夏薊 北舟 

どろみての いわによりそう なつあざみ

Summer thistles, nestling close to a rock at Dolomite.

アルプス・アザミの群生 15:07

アルプス・アザミの群生 15:07

拡大写真(2400x1800)1.11MB

 

カルドウス・デフロラツス Carduus defloratus
▼ こちらは、ピンク色のアルプスアザミ。学名をカルドウス・デフロラツスといい、イタリアでは Cardo rosso (赤アザミ)、英名は Musk thistle (じゃこうアザミ)というらしい。ちなみにアザミは、スコットランドの国花である。

ピンク色の アルプス・アザミ

ピンク色のアルプス・アザミ

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岩山に囲まれた小屋 15:09

岩山に囲まれた小屋 15:09

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▲▼ イタリアのただ一つの世界自然遺産のドロミテは、岩山が果てしなく広がる高山地帯だった風化して僅かに生まれた土に野草が芽を出し、夏のつかの間に可憐な花を咲かす。 森林限界を超えた高山は、緑の木々が生い茂ることはなく、雪が解ければ裸の岩山となり、雨が降ればそのまま鉄砲水となって流れ去ってしまう。

トレ・チーメ・ディ・ラヴァレードの縁辺部(東面) 15:19

トレ・チーメ・ディ・ラヴァレードの縁辺部(東面) 15:19

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Uターンして元来た道を引き返す 15:49

クリスタッロ山(3,221m)  

↓アウロンツォ小屋

Uターンして元来た道を引き返す 15:49

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咲き乱れる高山植物 15:58

咲き乱れる高山植物 15:58

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谷間を流れ下るアンシエイ川 16:03

谷間を流れ下るアンシエイ川 16:03

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アウロンツォ小屋が見えてきた! 16:05

クリスタッロ山(3,221m)

アウロンツォ小屋が見えてきた! 16:05

拡大写真(2400x1900)1.31MB

▼ 一時間半ほどのドロミテ・ハイキングを終えた後ツアーバスは更に北上し、この日最後の観光地・ドッピアーコに向かった。

ミズリーナ湖〜トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード〜ドツビアーコ湖

ミズリーナ湖〜トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード〜ドツビアーコ湖

画像:Google Earth
 

ドッビアーコ Dobbiaco
▼ ドッビアーコは、イタリア北東部トレンティーノアルトアディジェ自治州の村でドロミテ山地の北東部に位置しオーストリアとの国境に近い鉄道駅を有する山岳保養地として知られドッビアーコ湖やミズリーナ湖などへの観光拠点となっている。

山麓の村・ドッビアーコ 17:24

山麓の村・ドッビアーコ 17:24

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深山幽谷の村/ドッビアーコ

ランドロ渓谷  

深山幽谷の村/ドッビアーコ

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ドッビアーコ湖 Lago di Dobbiaco
▼ ドッビアーコ湖はドロミテ街道の東の玄関口コルティナ・ダンペッツォの北方約34kmにある湖で、北方3.5kmにドッビアーコの町がある。東西二つの国立公園に挟まれ、北は中央アルプス、南はドロミテ山塊に囲まれた景勝地である。

美しいドッビアーコ湖 17:52

美しいドッビアーコ湖 17:52

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岩山を宿すドッビアーコ湖 17:55

岩山を宿すドッビアーコ湖 17:55

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日射しを受けるリゾートホテル 18:03

日射しを受けるリゾートホテル 18:03

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▼ 本日の観光を全て終えた一行は、ドロミテ街道の北側のルートを西に走り、二連泊するボルツァーノに向かった。途中、葡萄畑を眼下に従えた立派な修道院のそばを通ったが、他にもワインで生計を立てている修道院がありその名を特定できなかった。internetの検索で同じ建物を見つけて修道院だということが分かったが、そのサイトは場所を間違えているので、結局、特定できなかった。

葡萄畑と修道院 19:20

葡萄畑と修道院 19:20

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▼ ツアー5日目はバスと徒歩による観光で、かなりの強行軍となったが、午後8時過ぎに無事ボルツァーノの町に到着。ここで連泊するので、これまでの疲労が解消できることを期待した。

南チロルの町ボルツァーノ 20:18

南チロルの町ボルツァーノ 20:18

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