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ツアー5日目は、クロアチアの首都ザグレブの南方110kmほどにあるプリトヴィッツェ(プリトヴィツェ、プリトビッチェ)湖群国立公園に行った。この公園はクロアチアの国立公園の一つで、ボスニア・ヘルツェゴビナとの国境に近いプリトヴィツェ湖群市に位置する。 |
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国立公園プリトヴィツェ湖(世界遺産)の日本語案内板/クロアチア |
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プリトヴィッツェ湖群国立公園は、大小16の湖と92ヵ所の滝を持つ風光明媚な観光スポットで、1979年にユネスコの世界自然遺産に登録された。 |
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国立公園プリトヴィツェ湖鳥瞰図 |
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エメラルド・グリーンに輝くプリトヴィッツェ川は、森の中を縫うように蛇行しながら静かに流れ、コラナ川との合流地点ではヴェリキ・スラップと名付けられた落差78mの滝となり、二つの川が一つの湖に流れ込む。 |
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フェリー乗り場 |
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16の湖は、山間から流れる水が標高636mから503mまで、約8kmにわたって南北方向に流れる形で形成されている。湖群は約2km2に渡って広がっているが、上流部の湖群と下流部の湖群に分けることができる。 |
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湖を走るフェリーボート |
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豊かな緑と木道 |
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湖群が位置する盆地は、主にドロマイトと石灰岩からなるカルスト地形で、そのことが際立って特徴的な景観を生み出している。湖を区切っているのは、コケ類、藻類、バクテリアなどの作用で生まれた石灰堆積物が作る自然のダムで、いわゆる棚田湖(たなだこ)を形成している。植物やバクテリアはそれぞれの頂上に積み重なり、1年に1cmの割合で堆積物の障壁が組みあがって行くという。 |
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空の青さと湖水の緑 |
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撮影:松井公代
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笑顔を向けてくれる子供たち |
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撮影:南光桂子 |
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小さな滝を下る清流 |
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プリトヴィッツェ湖は、カナダなどの氷河湖のように、湖水が鮮やかな紺碧、紺青、灰色などの美しい色彩に染められることで知られる。湖水の色合いはミネラルや有機物の量、日照の角度などによって絶え間なく変化し、飽きることがない。 |
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石灰華によるエメラルド・グリーンの湖水 |
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撮影:松井公代
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クロアチア版白糸の滝! |
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撮影:松井公代
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りょくぎょくの こすいにたれる たきのいと |
Threads of the falls onto the emerald waters of the lake. |
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棚田湖の滝 |
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たなだこや もくどうめぐる たきもうで |
Shelf-like lakes,
Waterfall pilgrims on a wooden path. |
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木道を歩く観光客たち |
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撮影:松井公代
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湖群の中でも、標高639mの湖から標高150mまでを階段状に滝が並んでいる場所が必見のスポット。その躍動感は、大自然の芸術品といえる。 |
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無数の滝と緑の湖水 |
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ツアー6日目は、プリトヴィッツェ湖を後にして、バスでスプリットに行った。途中、岩山に建つ町が見えた。 |
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岩山の町/プリトヴィッツェ湖〜スプリット |
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アドリア海沿岸最大の港町スプリットは、ローマ皇帝ディオクレティアヌス(245-313)の宮殿がそのまま旧市街になったという珍しい起源を持つ町で、その特殊な成り立ちと町並みにより、世界文化遺産に指定されている。 |
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スプリット旧市街となったディオクレティアヌス宮殿 |
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撮影:松井公代
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宮殿であったスプリットに人が住みつくようになったのは、ローマ帝国が滅亡し、異民族が侵攻してきた7世紀、近郊のサロナから追われた人々が頑強な城壁に囲まれているこの宮殿に避難してきたことが発端だったという。 |
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宮殿の雰囲気が残るスプリット旧市街 |
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人々は、宮殿の基礎部分はそのままにして、その上から建物を増築する形で町を築いていったため、古代と中世の建物が複雑に絡み合う独自の町並みが生まれた。 |
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ローマ宮殿の遺跡が憩いの場 |
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古代ローマ兵はこんな格好? |
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撮影:松井公代
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ストロスマエロフ Strossmayerov 公園の一角に、グルグール・ニンスキ司教の像がある。左足の親指に触れると、幸運が訪れるといわれている。 |
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グルグール司教の像 |
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撮影:松井公代
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近くに行くとかなり大きな銅像で、司教の左足の親指は人の手のひらほどの大きさがあり、ピカピカに光っていた。 |
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ピカピカの左足親指 |
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撮影:松井公代
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