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 感動写真集

2006年10月13日改訂

♪ムガール音楽 《 カヤール:トゥルースィダースのバジャンより 》

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2006年10月12日制作

ラホール美術館

                       ラホール美術館(ガンダーラ仏教美術/パキスタン)

パキスタン世界遺産

パキスタン国旗

ガンダーラ仏教美術

7/8

1/8 2/8 3/8 4/8 5/8 6/8 7/8 8/8 インド シリーズ 丹下誠司
ラホール

 ファイサラバードから、約100km東にラホールがあります。インド国境から西へわずか40km。パキスタンのパンジャブ州の州都であり、インドのパンジャブ州の州都アムリッツアーとは、鉄道で繋がっています。2001年の印パキ緊張で、私も、この両州都が向かい合うインド側の国境地帯の調査で、国境付近まで出向いたことがあります。

 ラホールには、歴史ある建造物が数多く残されており、パンジャブ人たちには、「ラホール=パンジャブの心」と呼ばれています。  

 
世界文化遺産ラホール城
 
 世界文化遺産のラホール城。ムガール帝国の3代皇帝のアクバルの時代に、ラホールが帝都とされ、この小高い丘に、フォート(城、要塞)が建設されました。アクバル後、代々の皇帝によって、増築が続けられました。  

世界文化遺産ラホール城

拡大写真(1800x1200)387KB

4代皇帝の名を冠したジャハーンギル庭園。城内も広々としており、篭城(ろうじょう)型の要塞ではなかったのかもしれません。

ジャハーンギル庭園

ジャハーンギル庭園

拡大写真(1800x1080)285KB

 シーシュ・マハール(鏡の宮殿)。この宮殿(マハール)は、ラホール城内の北西部に位置し、ガラスの破片がアラベスク(幾何学)文様状に壁面に埋め込まれている女性用の宮殿です。

シーシュ・マハール(鏡の宮殿)

シーシュ・マハール(鏡の宮殿)

拡大写真(2000x1333)378KB

 シャー・バージ・ゲート。ゲートの外から撮影しました。部分的に残っている壁面の色モザイクに、ムガール帝国の栄華が見て取れます。象、駱駝、馬と、モザイク美術好きは、見落とせない絵柄だと思います。

シャー・バージ・ゲート

シャー・バージ・ゲート

拡大写真(1400x825)234KB

壁面の色モザイク

壁面の色モザイク

拡大写真(1600x1000)291KB

 城内のイスラム様式建築。左右が対象ですと、なぜか落ち着いてしまうのは、私だけでしょうか。イスラム建築の特徴は、中に立つと、涼しい風が通り抜けていくことだと思います。

イスラム様式の建築

イスラム様式の建築

拡大写真(1800x1200)379KB

 城内の通路。皇帝が乗る象が何頭も通っていたと、ガイドさんから聞きました。城内のハーレムには、何百人の美女が居たとか。アグラのタージマハールもそうですが、何でもスケールがどでかいムガール帝国です。

城内の通路

城内の通路

拡大写真(1400x933)288KB

バドシャヒー・モスク

 ラホール城の敷地に隣接して、巨大なバドシャヒー・モスクがありました。ムガール帝国の6代皇帝のアウラングゼーブが、17世紀後半に、建設しています。ここも10万人の礼拝が可能だそうです。バドシャヒー・モスク(皇帝のモスク)と呼ばれ、160m四方もあります。

巨大なバドシャヒー・モスク

巨大なバドシャヒー・モスク

拡大写真(2200x1135)330KB

ラホール美術館

 ラホール城の南で、市の中心部に位置し、19世紀末に、ビクトリア女王の治世50年を記念して建てられています。英国の統治時代を想起させる建物です。

ラホール美術館

拡大写真(1600x1010)316KB

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