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■ 6日目:8月11日(水)
旅程:終日観光 ボラボラ島泊 |
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この日は、午前中はゆっくりと過ごし、午後から体験ダイビングに参加した。私は10年ほど前にダイビングの免許を取って以来であるし、嫁は初めてだったので、夫婦揃っての初ダイブを満喫した。 |
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インストラクターと共に海底に下りる |
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ペアーダイビング |
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タヒチの青い海を泳ぐスダレチョウチョウウオ(簾蝶々魚) |
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熱帯魚といっしょに海底漫泳 |
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珍しい熱帯魚 |
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人に寄り添ってくるスダレチョウチョウウオ(簾蝶々魚) |
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砂に潜ったタヒチのヒラメ |
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レモンシャーク Sicklefin Lemmon Shark
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▼ 成長すると、体長2〜3mとなるレモンシャークは、太平洋・大西洋・インド洋の熱帯海域に生息する。第2背ビレが第1背ビレとほぼ同じ大きさをしているのが特徴。回遊せずに狭い海域にとどまり、活動的で、ツマグロ(ブラックチップ)と違って、挑発しなくとも襲ってくることもあるので、注意が必要という。 |
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レモンシャーク! |
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▼ 夜は、宿泊したホテルで、タヒチアンダンスを鑑賞しながら夕食バイキングを楽しんだ。 |
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■ 7日目:8月12日(木)
旅程:ボラボラ島〜パペーテ 機内泊 |
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▼ ボラボラ島での夢のような3泊があっという間に終わり、日本への帰路につかないといけないときがきた。 |
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涼しい高床式バンガロー |
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ボラボラ島のシンボル・オテマヌ山と水上コテージ(貸別荘)
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なつこだち たひちのしょうこ やしばやね |
Tropical trees,
palm-leaf roofs on the lagoon of Tahiti. |
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ラグーンの水上コテージ
/ ホテルのプールからの眺め |
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デジカメ盗難事件
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この日は夜行便でパペーテからオークランドへ向かうため、首都パペーテを観光した。観光とはいってもそれほど見るべきところもないのだが、マルシェ(市場)と、夜には港のそばで屋台街が出来るので、そこで食事をとり、空港へ向かうはずだった。・・・・が、事件が発生。 |
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食事が終わり、バス乗り場で空港バスを待っているときのこと。なかなかバスが来ず、日本人と話しているときに、ちょっと目を離した隙に、そばにいた地元の若者2人組に防水デジカメの入った荷物を盗まれてしまった。 |
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この若者2人とは少し話したことがあったので、すぐに付近を捜索し、そのうち1人を発見。「バッグを返せ!」と迫ったところ、どこかから持ってきて返してもらったが、デジカメだけが入っていない。そこで公園の管理人の協力を得て、盗難にあった旨を警察に通報。すると、1時間後くらいに私の目の前でもう1人の犯人が逮捕され、犯人2人と一緒にパトカーで警察に行き、事情聴取を受けた。 |
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結果的にはデジカメは戻ってこなかったが、警察への通報などを手伝ってくれた地元の人たちに感謝したい。警察も迅速に対応してくれるなど、やはり国際的なリゾート地だからなのか、外国人には非常に協力的であった。 |
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飛行機の時間も迫っていたので、パトカーで空港まで送ってくれるというおまけまでついたが、この旅行では、たまたまパソコンを持参しており、ボラボラでの水中写真もすべてパソコンに移動してあったので実害がなく、不幸中の幸いであった。そのカメラは、この旅行のために新調した防水デジカメだったのだが・・・。
(使用した水中カメラは、PanasonicのLumix FT2, 10m防水
http://panasonic.jp/dc/ft2/ ) |
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赤い花と水上コテージ / ホテルのプールからの眺め
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■ 8日目:8月13日(金)
旅程:パペーテ〜オークランド 機内泊 NZ
41 2:50-6:55 14th |
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今回3回搭乗したAir New Zealand /
オークランド |
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■ 9日目:8月14日(土)
旅程:オークランド〜ブリスベン〜シンガポール 機内泊 |
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グレートバリアリーフ上空 / オーストラリア |
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シンガポール航空
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▼ 今回、世界的にも評判の高いシンガポール航空を利用してみて、改めてその良さを実感できた。機材や空港設備が良いのは基本として、我々は言われるまで気付かなかったが、今回たまたまシンガポール→オークランド便とブリスベン→シンガポール便に同じスチュワーデスが搭乗していた。帰りの便で、彼女から、「先日、オークランド便に搭乗した山崎さん、お帰りなさい」との言葉があり、驚いた。日本発着便でないにもかかわらず、嫁に日本の雑誌を持ってきてくれたり、写真を撮ってくれたり、それぞれの人にあったサービスはとても気持ちの良いものだった。 |
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今回3回搭乗した Singapore Airlines |
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早朝、玄海灘から福岡空港に進入 |
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出生:昭和50年(1975)長崎市 |
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住居:福岡市 |
職業:大成建設(株)勤務 |
趣味:一人旅 |
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大成建設入社後、宮城県仙台市で4年、青森県むつ市に1年作業所勤務後、海外へ。未だにむつでの海の幸山の幸の味を忘れることが出来ません。その後、短期間のUAE、トルコ勤務後、2004年7月にチュニジアへ。5年後の2009年帰国。現在九州支店勤務。 |
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旅行を終えて
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「地上最後の楽園」「南太平洋の真珠」と呼ばれるタヒチ、その中でも特に世界中に知られるボラボラ島。水上バンガローからは、水面のグラデーションを眺め、海に入れば紺碧の中に吸い込まれるような錯覚を覚え、ホテル併設のSPAでは、静寂な環境の中、豊かな自然に囲まれてマッサージを受けるなど、非常に贅沢な時間を過ごすことが出来た。 |
ただ、常夏のタヒチということだったが、冬の南半球は予想より気温が低めで、滞在中はおそらく30℃弱だったと思われ、海から上がると少しばかり肌寒く感じたことと、宿泊した水上バンガローが最先端にあったからか、風が強く、バンガローのベランダでゆっくりと時を過ごすことが出来なかったことが残念だった。 |
そうは言っても、今写真を見返しても思い出すが、海の綺麗さは、外から見ても、潜ってみても、改めて「この世の楽園」と呼ばれるにふさわしいと思うほど素晴らしかった。 2011.3.25 山崎貴暁 |
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感動写真集第156集 「タヒチ・ボラボラ島の旅」 |
平成23年(2011)3月25日
作品:第10作 画像:(大58+小4) 頁数:3 ファイル数:140 ファイル容量:36.5MB
平成12年(2000)〜平成23年(2011) 作品数:399 頁数:1,545 ファイル数:64,282 ファイル容量:9,824MB |
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しんこんの かぬーのちょうしょく なつのうみ |
The summer sea, a
canoe-breakfast ordered by the newly-married couple. |
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【編集子が選ぶ名作】 |
カヌーで配達されるカヌー・ブレックファースト |
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フランス領ポリネシア
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福岡市在住の山崎さんご夫妻は、平成22年(2010)7月14日(水)にイタリアのヴェネツィア・ピッサーニ宮殿にて挙式したあと、ナポリ、カプリ島、アマルフィ、ローマ、ヴァチカン、パリ、ヴェルサイユなどを観光し、7月22日(木)に帰国したが、その二週間後の8月7日(土)から18日(日)まで、世界一周航空券の残りを利用して、あこがれのタヒチに旅した。前者は「ヴェネツィアの結婚式」で詳しく紹介したが、今回は、その続編である。ご夫妻は、このほかの国々にも足を運ばれて世界旅行を楽しんでおられるが、今回、タヒチの旅を独立して作品化させて頂いた。 |
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タヒチはフランス領ポリネシアなので、厳密に言えばフランスへの旅となるが、Wa☆Daフォトギャラリーは、国家として国際社会に認知されている国だけでなく、台湾などの未承認国や植民地、信託統治領など、固有の文化を有する地域も国としてカウントしている。 |
その結果、この作品で歴訪国は49ヵ国となり、あと1つで50ヵ国の大台に乗ることになった。今年中には目標を達成したいと考えているので、ご期待頂きたい。 |
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常夏(とこなつ)のポリネシアといえば、私を含め、日本人の多くは「ハワイ」を連想するが、太平洋のポリネシアン・トライアングル(ポリネシアの三角地帯)に広がる海の民(たみ)は、ロインクロス(褌・腰巻)1枚で過ごせる共通した文化があり、起源を同じくする民族がヨーロッパ大陸の何倍もの広大なエリアに散らばっているので、タヒチやニュージーランド、イースター島にまで思いを馳せる必要があることを痛感した。 |
ポリネシアのキーワードは、海に囲まれた島との共生である。陸地にはココナッツやバナナ、パパイヤ、マンゴなどが自生し、水際にはマングローブが生い茂り、豊かな実りをもたらしてくれる。海に入れば、熱帯魚が群れをなして泳ぎ、食べたいときに食べるだけの漁獲をすれば良い。どこまでも澄み切った青い空と青い海。珊瑚礁が発達してできた環礁が荒波を和らげ、その内側には、目をみはるほどに美しいエメラルド・グリーンに輝くラグーン(礁湖)が広がる。ポリネシアの海の中でも特にタヒチは、地上最後の楽園といわれるだけに、美しさはずば抜けていて、筆舌に尽くしがたい。 |
今回、山崎さんのお陰で、タヒチの魅力をたっぷりと紹介することができたことに感謝したい。また、海中にカメラを入れて撮影した水中写真が初めてWa☆Daフォトギャラリーに登場したのは一つの画期である。10年の歴史の中で、その足らざるを自覚していただけに嬉しく思う。 |
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ぼらぼらの しょうこのはくさ ねったいぎょ |
Tropical fish, white
are the sands of lagoon at Bora Bora. |
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【編集子が選ぶ名作】 |
熱帯魚の餌付けをするタヒチの男 |
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隙だらけの日本人 |
タヒチ最終日に首都パペーテで山崎さんがこの旅のために買った防水デジカメが盗まれるという事件が起こった。犯人は逮捕されたが、デジカメは戻ってこなかった。幸い、撮影データは持参のパソコンにコピーしていたので大事には至らなかった。カメラは買えば戻ってくるが、撮影データは永遠に戻らない。不幸中の幸いだったが、何事もバックアップを取ることが大切であることを痛感した。 |
日本人が被害者となった海外での盗難事件は、枚挙にいとまがない。彼も海外では持ち物を手から離してはならないことは熟知していた筈である。しかし、知っていることとできることとは違う。日本に長くいると、外地でもつい日本流が出てしまう。私も写真を夢中で撮っているときに狙われたことがある。家内が気付いてくれたので難を逃れたが、何かに気を取られると隙が生まれる。他山の石としたい。〈
完 〉 2011.3.25 監修 和田義男
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なつこだち たひちのしょうこ やしばやね |
Tropical trees,
palm-leaf roofs on the lagoon of Tahiti. |
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【編集子が選ぶ名作】 |
赤い花と水上コテージ / ホテルのプールからの眺め
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