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■ 四日目/9月6日(月):メサベルデ国立公園〜フォーコーナーズ〜
モニュメント・バレー(泊) |
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ツアー四日目は、午前中、メサベルデ国立公園を観光し、午後、フォーコーナーズを経由してモニュメント・バレーのサンセット(日没)を見物したあと、同地で一泊した。 |
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地平線からの日の出
/ メサ・ヴェルデ国立公園 2010.09.06
06:51 |
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メサ・ヴェルデ国立公園 Mesa
Verde National Park
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メサ・ヴェルデ国立公園は、コロラド州南西部に位置するプエブロ・インディアンのアナサジ族が断崖をくりぬいて暮らしていた一連の集落遺跡群を保存している国立公園で、世界遺産に登録されている。211km2の広さを持つメサ・ヴェルデは、スペイン語で、緑の台地という意味。 |
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AD600年頃から700年間古代先住民が住んだ 洞窟住居 08:38 |
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▲▼ メサ・ヴェルデ遺跡の存在は、1874年には知られていたが、本格的な考古学的調査が行われるようになったのは、1888年に当地の牧場主
ウェザーリルによってクリフ・パレス
Cliff Palace (岩壁宮殿)遺跡が発見されて以来、ウェザーリル兄弟が108箇所に及ぶ断崖をくりぬいた集落を確認したときからだという。 |
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最大規模の遺跡クリフ・パレス Cliff Palace
(岩壁宮殿)遺跡 / 4階建て217室 |
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▼ メサ・ヴェルデ国立公園にあるクリフ・パレス遺跡は、アメリカ先住民プエブロ・インディアンの祖先であるアナサジ族が、アナサジ文化最盛期の1200年頃に建造したものと推定されている。共同生活ができるように設計されており、4階建て217の部屋があり、祭祀などを行うキバと呼ばれる大広間も23室ある。 |
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日干し煉瓦造りの古代遺跡 |
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▲▼ この地域は、1906年に国立公園に指定され、国立公園局 National Park Service の管理下にある。1978年には、ユネスコの世界文化遺産に登録された。 |
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キバと呼ばれる儀式用の大広間 |
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古代遺跡を巡る観光客たち |
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メサ・ヴェルデから100km、約2時間のドライブの後、フォー・コーナーズ Four Corners に着いた。ここは、アメリカ西部の4つの州の境界線が集まった地点で、北緯37度、西経109度3分に位置している。アメリカ合衆国で4つの州の境界線が1点で交わっている唯一の場所であり、コロラド高原の中央付近に位置している。フォー・コーナーズには、州名と州境を表示した記念碑が設置されている。 |
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フォー・コーナーズ 14:28 |
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フォー・コーナーズの北西はユタ州、北東はコロラド州、南東はニューメキシコ州、南西はアリゾナ州である。この地点は、コロラド州域は山岳ユト居留地、その他の3州の領域はナバホ居留地と重なる。また、ナバホ居留地内にホピ族居留地がある。記念碑は、ナバホ政府により管理されている。 |
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4つの州が交わるフォー・コーナーズ Four Corners の記念碑 |
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この地域は鉱物資源が豊富であり、特に日本に投下された原子爆弾の材料が採掘されたウラン鉱山が存在する場所としても知られている。 |
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同時に4つの州に触れた子 |
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モニュメント・バレー Monument
Valley
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フォー・コーナーズを後にし、150km2時間あまりのドライブののち、モニュメント・バレー
Monument Valley に着いた。モニュメント・バレーは、アメリカ合衆国西南部のユタ州南部からアリゾナ州北部にかけて広がる地域一帯
を指し、メサ Mesa と呼ばれるテーブル形台地や、更に浸食が進んだビュート
Butte といわれる岩山(残丘ざんきゅう)が点在し、あたかも記念碑(モニュメント)が並んでいるような景観を示していることからこの名がついた。 |
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モニュメント・バレーの航空写真 |
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写真:ウィキペディア・フリー百科事典 |
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古くからナバホ Navajo
インディアンの居住地域で、居留地となった現在では、その一部はナバホ族の管轄の下で一般に公開されており、ナバホ族の聖地とも呼ばれ、有名な観光地となっている。正式にはモニュメント・バレー・ナバホ・トライバル・パーク Monument Valley Navajo Tribal Park (モニュメント・バレー・ナバホ族公園)という。アリゾナ州北部を中心に、日本の東北6県ほどの面積に約25万人が住んでいる。 |
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西部劇で有名なナバホ族の居留地モニュメント・バレー/ユタ州
〜アリゾナ州 16:29 |
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▼ コロラド高原の一部にあるこの地域は、深い渓谷や山間台地が点在している。独特の地形は、2億7千万年位前の地層が現われたものが風化・浸食によって形成されたといわれている。現在でも風化が進んでいるため、岩山の形は刻々と変わってゆく。 |
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荒野のハイウェーをオートバイでツアリングする男性
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ロッキー山脈から鉄分を大量に含んだ川の流れは、下流地域一帯に沈泥となって堆積し、当時の酸素濃度は現在よりも高かったため、鉄分の酸化が急速に進み、茶褐色の地表になったという。 |
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ナバホ族の人にとって神聖な山 Agathla Peak (1859m) 別名 El Capitan (大酋長) |
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世界中から観光客が訪れる超有名な観光地だが、ラスベガスから600kmも離れており、公共交通機関が整備されていないため、観光客の多くは、国道163号線からバス等の自動車でやってくる。 |
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巨大なビュート(残丘)が立ち並ぶモニュメント・バレー |
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▲▼ 我々ツアー一行は、ビュート(残丘)が目前に見えるザ・ビュー・ホテル The View Hotel に宿泊した。フロントロビーには、手織りのナバホラグ
navajorug が飾られていた。 |
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壁に掛けられた手織りのナバホラグ
navajorug /
ザ・ビュー・ホテル
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▼ ザ・ビュー・ホテルの部屋からは、雲一つない秋空の下に佇むビュートの絶景を見ることができ、感動した。 |
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部屋から見えるビュートの絶景! 17:17 |
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しゅうこうの こうやにあかき びゅーとかな |
Autumnal sunlight, strange red buttes in the
wilds. |
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レフトミトン(左手袋) Left Mitten
Butte |
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青い空と赤茶けた荒野のコントラスト。「アメリカの原風景」ともいわれるモニュメント・バレーは、高さが300mにもおよぶ赤色の砂岩で創られた独立峰が多数点在している。風と雨、そして気温の変化という自然の偉大な力が5000万年もの歳月を費やして、露出した地層の表面を削ぎ落して、地元のインディアンが神とも崇める神々しい芸術品を創造した。 |
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ライトミトン(右手袋)
Right Mitten Butte |
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メリック・ビュート Merrick
Butte |
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