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■ 六日目/9月8日(水):グランドキャニオン国立公園~ラスベガス(泊) |
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▼ ツアー 六日目は、
早起きして、サンライズ・ツアー(約30分)を楽しんだ後、480km、約6時間のドライブのあとラスベガスに入り、一泊した。 |
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グランド・キャニオンの夜明け 2010.09.08 06:05 |

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▲▼
グランド・キャニオンの起源は、今から7000万年前、この一帯の広い地域がカイバブ・アップリフトと呼ばれる地殻変動により隆起したことに始まるという。 |
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しゅうぎょうや こうやのきゃにおん ごらいこう |
Autumn dawn, the sunrise at the
canyon of wasteland. |
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朝日に色づいたグランド・キャニオン 06:22 |

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▲▼ 約4000万年前、コロラド川による浸食が始まり、峡谷は500万年前にほぼその全容が現れた。現在見られるような峡谷になったのは、約200万年前だという。今もなお浸食が続いており、およそ20億年前の原始生命誕生時の地層を浸食しながら、地球の年輪を刻み続けている。 |
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サンライズ・ツアーの観光客たち |

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▲▼ 1869年、アメリカ軍人ジョン・ウェズレー・パウエル John Wesely Powell がスペイン領だったこの地域の最初の科学的な調査のために訪れて以来、次第に知られるようになった。 |
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グランド・キャニオンは、1919年にアメリカの国立公園に指定され、1979年には世界自然遺産に登録された。年間を通してアメリカ人はもとより全世界から多くの観光客が訪れ、その数およそ年間400万人という。 |
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グランド・キャニオンの断崖に立つ! 06:24 |

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▲▼ グランド・キャニオンは、ノース・リム North Rim
とサウス・リム South Rim
があり、サウス・リムはネバダ州ラスベガスかアリゾナ州フェニックスから車で約5~6時間の距離にあることから観光の中心となっており、我々を含め、大部分の観光客が訪れる。 |
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グランド・キャニオンに降り注ぐ太陽 06:25 |

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▲▼ サウス・リムの観光地周辺は、標高2,000m級の高地で、年間を通じて開園されている。ノースリムは標高が2,500mほどで、積雪のため冬期は閉鎖される。 |
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墨絵のようなグランド・キャニオン 06:26 |

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▼ グランド・キャニオンの観光を終え、最後の宿泊地・ネバダ州ラスベガスへ向かう途中、「古き良き道」として知られる「ルート66」沿いの町に立ち寄って昼食を取った。 |
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ラスベガスとグランド・キャニオンを結ぶルート66沿いの町 10:17 |

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▲▼ かつての国道66号線 U.S.
Route 66 は、1926年に創設されたアメリカ合衆国の国道で、単に「ルート66」と呼ばれていた。全長は3,755km(2,347マイル)。イリノイ州シカゴとカリフォルニア州サンタモニカを結んでいた。 |
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当時は「ルート66」沿いにレストランやガソリンスタンドなどが建ち並び、大変なにぎわいで、車で直接乗り付けて宿泊できる「モーテル」もルート66で生まれたといわれている。 |
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アメリカの古き良き時代を再現したエンジェルさんの床屋とギフトショップの店 |

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▲▼ 「ルート66」は20世紀中盤の映画や音楽など、ポップ・カルチャーの中に数多く登場し、多くの人々に愛された。「ルート66」というテレビ番組が作られると大ヒットし、日本のNHKでも放送された。二人の青年がスポーツカーに乗って、次々に起こる問題を解決しながら「ルート66」を旅するというストーリーで、自由恋愛、スポーツカー、冒険、未来の夢などが散りばめられ、世界中の青年を魅了したという。BGMの2曲目が「ルート66」である。 |
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アメリカの古き良き時代を再現したエンジェルの店 |

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▲▼
しかし、州間高速道路網の建設が進むと、「ルート66」は衰退し、1975年には誰も走らなくなってしまった。そこで、アリゾナ州に住む床屋のエンジェルさんが、「ルート66を守る会」を発足させた。「単なるノスタルジアではなく、アメリカの文化や歴史を後世に伝えたい」という運動は、大きく発展し、アリゾナ州政府がバックアップしたため他の州にも運動が広がり、世界各地に会員が生まれた。 |
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現在では、エンジェルさんの住む町に観光バスが立ち寄るほどの観光スポットとなり、昔懐かしいルート66が復活してにぎわいを見せている。あちこちにヒビの入った道路は改修され、経済波及効果により、町は活気を取り戻している。 |
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州間高速道路網(青)とルート66(赤) |

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写真:ウィキペディア・フリー百科事典 |
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▲▼ 1985年、国道66号線は廃線となり、州間高速道路に取って代わられることになったが、現在では、旧国道66号線 「 Historic Route
66 」として、国指定景観街道 National Scenic Byway に指定されている。 |
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往時を偲ぶ展示品の数々 |

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ネバダ砂漠のオアシス・ラスベガス |

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写真:ウィキペディア・フリー百科事典 |
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▲▼
6時間の長距離ドライブののち、夕刻ラスベガスに到着し、ホテルにチェックインした。明日早朝の出発まで自由時間となり、各自、ラスベガスの夜を楽しんだ。 |
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ラスベガスのベラージオ・ホテル 18:32 |

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周辺地域を含め、約180万人が暮らすラスベガスは、アメリカ西部のネバダ州南部にあるネバダ砂漠に築かれた同州最大の都市である。東海岸ニュージャージー州のアトランティックシティと並んで、カジノなどのギャンブルで知られる。 |
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ラスベガスの巨大ホテル群は、誰しもが驚くことで、客室数ベースで世界の12大ホテル中その11がラスベガス地区に存在する。その理由は、大規模カジノは、客室数が
200
以上のホテルの付帯施設としてしか認可されないからだという。 |
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ベラージオ・ホテルの噴水ショー 19:17 |

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▼ ネバダ州は法人税、個人所得税等がない上に、他の税金も非常に税率が低いことから、シティグループをはじめ、大企業が進出し、カジノ産業と並んで活況を呈している。 |
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ベラージオ・ホテルの噴水ショー(夜景) |

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写真:ウィキペディア・フリー百科事典 |
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