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大和田のはだか祭は金・土ともほぼ同様のスケジュールで行われる。午後7時から9時までの町内渡御は、神社裏手の鎌倉街道から川越街道に入り、英(はやぶさ)橋付近からJR武蔵野線・新座駅周辺までの大和田地区を往復するコースで、途中3回の休憩を入れながら要所要所の辻(交差点)で神輿練りを披露する。 |
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荒神輿の町内渡御は、大和田囃子保存会の氏子たちによるお囃子車が先導する。昭和49年(1974)に消滅しかかっていた囃子連を30歳代の人たちが中心となって再興したもので、昭和55年(1980)新座市教育委員会から新座市の無形民俗文化財に指定され、また、昭和57年(1982)には埼玉県文化ともしび賞を受賞している。 |
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大和田囃子は、江戸の神田囃子(かんだばやし)の流れを受け継いでおり、演奏は比較的おとなしい。太鼓1、締め太鼓2、鉦(かね)1、拍子木(ひょうしぎ)1、篠笛(しのぶえ)1を使う。 |
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曲 目 |
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打ち込み: 最初に演奏し、屋台につなげる。
昇殿(しょうでん): 比較的静かな曲で舞は付かない。
鎌倉(かまくら): 昇殿よりもっと撥数(ばちすう)が少なく、笛の聞かせどころ。獅子が踊る。
四丁目(しちょうめ): 比較的テンポの良い曲で、下道(げどう)が踊る。
屋台(やたい): 最も賑やかな曲で、囃子の中心となる曲。踊りは獅子と天狐(てんこ)。
仁羽(にんば): 別名、馬鹿囃子(ばかっぱやし)ともいわれ、おかめ、ひょっとこがおもしろおかしく踊る。この中に
は子守歌や数え歌などもある。 |
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外道 |
と獅子/川越街道に出た一行 19:10 |
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神輿の露払いをする大和田囃子のひょっとこと |
外道 |
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大和田の荒神輿は、平台造り、台輪(だいりん)3尺8寸、金色延屋根、擬宝珠(ぎぼし)、屋根紋三つ巴各面3個。神輿の重量は240kgほど。飾り綱は紫色太綱大房で各面に鈴が2個づつ付けられており、この鈴が神輿揉みの開始の合図に使われる。 |
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おおわだの たまあせおどる あれみこし |
The rough mikoshi of heavy sweat dancing at Ohwada. |
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左右にローリングする荒神輿/JR武蔵野線新座駅入口交差点 19:50
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神輿には二本の担ぎ棒(本棒)に「とんぼ」と呼ばれる両翼の短い添棒がある。神輿の鈴が鳴らされ、「そら揉め〜!」の号令で神輿揉みがはじまると、左右のとんぼが交互にしゃがんだり飛び上がったりして神輿を左右に大きく揺らし、本棒はそれを支える動作を繰り返す。この荒技から荒神輿(あれみこし)といわれるようになった。 |
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右がジャンプしているときは、左の本棒に神輿のすべての重さがかかり、歯を食いしばって支える姿は悲壮でもある。まれに支えきれず、神輿が潰れることがある。今回は4時間の間に数度腰砕けがあった。 |
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大和田の荒神輿は、全国に例を見ない勇壮な神輿練りだが、とてもハードで、神輿を支える肩は血が滲み、翌日に自覚する全身の筋肉痛は当分続くことを覚悟する必要がある。 |
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JR新座駅入口交差点の近くに「子育て支援センターグラン・マ」という新座市の施設があり、今年はその空き地が神輿の休憩所となった。 |
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