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 旅紀行日本の裸祭り

2011912日改訂

 

 

 

今 日

昨 日

♪山伏/邦楽囃子

湯殿山白褌の滝行人   北舟

 

Mt. Yudono, ascetics of white loincloth beneath a waterfall.

2011年8月11日制作

梵天を先頭に滝行の開始 / 含満ノ滝 15:32

パノラマ写真(2800X1500)999KB

梵天を先頭に滝行の開始/含満ノ滝(山形県鶴岡市)

神紋   出羽三山神社   神紋

速報!

 湯殿山滝行

含満ノ滝

撮影・制作 和田義男

はじめに

 
 
   平成23年(2011)8月6日(土)から8日(月)迄の三日間、 湯殿山ゆどのさん 参籠所さんろうしょ に連泊して 山形県 鶴岡市つるおかし に鎮座する
出羽三山でわさんざん 神社で行われた錬成修行道場を密着取材した。 出羽三山神社錬成修行道場
 

 

【凡例】  ▲:上の画像の説明文  ▼:下の画像の説明文  〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示

鶴岡市つるおかし

出羽三山でわさんざん

の位置
鶴岡市出羽三山の位置

Google Map

 

出羽三山でわさんざん

 
▲▼ 出羽三山は、山形県庄内地方に広がる羽黒山(はぐろさん)(414m)・月山(がっさん)(1,984m)・湯殿山(ゆどのさん)(1,504m)の総称で、修験道を中心とした山岳信仰の場として、現在も多くの修験者や参拝者を集める。  

出羽三山でわさんざん

へのアクセスマップ
出羽三山へのアクセスマップ

資料:出羽三山神社

 

▲ それぞれの山頂に出羽(いでは)神社、月山(がっさん)神社、湯殿山(ゆどのさん)神社があり、これらを総称して出羽三山神社(でわさんざんじんじゃ)という。

 
出羽三山神社錬成修行道場の日程 平成23年8月6日(土)・7日(日)・8日(月)

出羽三山神社錬成修行道場の日程 平成23年8月6日(土)・7日(日)・8日(月)

資料:出羽三山神社
  ▼ 羽黒山山頂に三社の神を併せて祀る三神合祭殿(さんじんごうさいでん)があり、宗教法人としての社務所が羽黒山山麓(鶴岡市羽黒町手向7)に置かれている。今年の参加者は54人。約200人の応募者から選抜された狭き門である。  
   錬成道場は吉住登志喜・禰宜(ねぎ)が祭主をつとめ道彦(みちひこ)の太田慶春・権禰宜(ごんねぎ)と助彦(すけひこ)の佐藤敬幸・権禰宜の二人の神職による引率指導で実施される。  
   初日、参加者たちは午前9時までに社務所に集合し行衣に着替えて錬成修行道場に臨んだ。随神門を通り最もきついという表参道を登拝し、羽黒山頂の斎館で昼食。三神合祭殿(さんじんごうさいでん)に正式参拝した後、専用バスで月山八合目に移動し、御田原(みだはら)神社に正式参拝後、御田原参籠所(みだはらさんろうしょ)に一泊した。  

羽黒山はぐろさん

山頂(414m)に建つ 三神合祭殿さんじんごうさいでん (国指定重要文化財)   / 出羽三山神社

羽黒山山頂(414m)に建つ三神合祭殿(国指定重要文化財) / 出羽三山神社

拡大写真(2600X1950)713KB

  ▼ 2日目、朝4時に月山八合目の御田原参籠所を出発。出発して40分ほど登ったあたりで、御来光があった。  
御来光!/ 月山8合目付近 2011.8.7 04:46

御来光!/ 月山8合目付近 2011.8.7 04:46

拡大写真(2000X1500)242KB

撮影:K. O.

  月山九合目で朝食をとり午前8時頃山頂に到着月山神社本宮に正式参拝後、湯殿山参籠所に向け下山。  

月山がっさん

山頂(1,984m)に建つ 月山神社がっさんじんじゃ   08:23

月山山頂(1,984m)に建つ月山神社 08:23

拡大写真(2000X1400)280KB

撮影:K. O.

 

▼ 写真下のお三方は、錬成修行道場に長期にわたって参加しているベテランの行者たち。錬成道場を指導する神職二人では参加者54人の細部に目が届かないので、初心者をサポートするなど、世話役を務める。

 
   佐藤さんは、第六班の班長であり、学校でいえば級長にあたる役割をこなしていた。五十嵐さんは年齢は明かさないが、71歳の男性を越える最長老らしい。とても若く見え、いつも明るく気さくで元気良く、人望があった。  

錬成修行道場の行者たち / 月山山頂 08:28

          佐藤篤さん(福島県喜多方市)  今野和子さん(福島県福島市) 五十嵐満喜子さん(山形県新庄市)

錬成修行道場の行者たち / 月山山頂 08:28

拡大写真(2048X1536)464KB

撮影:K. O.

湯殿山ゆどのさん

神社本宮の参道入口に立つ湯殿山大鳥居と

湯殿山参籠所ゆどのさんさんろうしょ

湯殿山神社本宮の参道入口に立つ巨大な赤鳥居と湯殿山参籠所

拡大写真(2600X1600)484KB

▲▼ 午後1時半ころ、湯殿山参籠所に到着。昼食後、滝行のため含満ノ滝(かんまんのたき)に向かう。

 
太田慶春

道彦みちひこ

を先頭に

滝行たきぎょう

に向かう56人の行者たち / 梵字川ぼんじがわ 御沢橋おさわはし   2011.8.7 14:44

太田慶春道彦を先頭に滝行に向かう56人の行者たち / 梵字川・御沢橋 2011.8.7  14:44

拡大写真(2400X1800)1.14MB

含満ノ滝かんまんのたき に向かって合掌する行者たち /   湯殿山本宮境内 15:13
松尾芭蕉の句碑  

含満ノ滝に向かって合掌する行者たち / 湯殿山本宮境内 2011.8.7 15:13

拡大写真(2600X1600)1.13MB

▲▼ 湯殿山神社は、御神体のほかは社殿がないことで知られるユニークな神社である。神社境内の広場で、滝行衣に着替え、準備運動の鳥舟(とりふね)を行った後、滝に向かった。  
たっぷりと 鳥舟とりふね (準備運動)を行う   15:15

たっぷりと鳥舟(準備運動)を行う 15:15

拡大写真(2400X1800)1.17MB

梵字川ぼんじがわ の沢を歩いて 含満ノ滝かんまんのたき に到着    15:27

梵天を持つ佐藤篤班長

梵字川の沢を歩いて含満ノ滝に到着 15:27

拡大写真(2400X1800)1.17MB

▲▼ 含満ノ滝(かんまんのたき)は、芭蕉の句碑から月山登山道を100〜200mほどのぼったところにある。あまり大きな滝ではないが、滝壺がえぐられて深くなっており、首まで浸かった水行が行われた。  

梵天ぼんてん

を先頭に滝行の開始 / 含満ノ滝かんまんのたき  15:32

梵天を先頭に滝行の開始 / 含満ノ滝 15:32

パノラマ写真(2800X1500)999KB

   湯殿山白褌の滝行人  北舟 

ゆどのさん しろふんどしの たきぎょうにん

Mt. Yudono, ascetics of white loincloth beneath a waterfall.

首まで浸かる行者たち

首まで浸かる行者たち

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▲▼ 行者たちは、滝を背にし、首から背中に水流を受けながら振魂(ふりたま)を行いつつ祓戸大神(はらえどのおおかみ)を連呼する。水行の要領は、東京都青梅市の武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)や東京都中央区の鐵砲洲稲荷神社の水行とほとんど変わらない。  

水流に耐える!

水流に耐える!

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水圧を背中に受ける 15:43

水圧を背中に受ける 15:43

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▲▼ 滝の水圧に抗するため、道彦や助彦が肩などを保持して、行者たちが前に流されないように支援していた。  
合掌と

振魂ふりたま

合掌と振魂!

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護摩祈祷ごまきとう  / 湯殿山参籠所 18:24
 

祭主:吉住登志喜禰宜

佐藤敬幸権禰宜

護摩祈祷 / 湯殿山参籠所 18:24

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▲▼ 滝行のあと、湯殿山本宮に正式参拝。湯殿山参籠所に戻り、護摩祈祷。のち夕食・直会・入浴・就寝。

 
祈祷中平伏する行者たち

祈祷中平伏する行者たち

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