|
|
|
拡大写真(1800x1300)506KB |
|
|
|
|
|
|
六時堂は、薬師如来や四天王などが祀られ、回向(えこう 供養)、 納骨などを行う中心道場となっている。 入口には賓頭盧尊者像 *(びんずるそんじゃぞう)やおもかる地蔵**が祀られ、独特の信仰を集めており、修正会・ 聖霊会などの大法要はこのお堂で行われる。 |
|
*頭盧尊者像:釈迦の正法を伝える弟子・十六羅漢の筆頭で神通力(超能力)に優れ、古来より撫仏(なでぼとけ)として多くの人々の信仰を集めている。病人の患部と同じ場所を撫でたあと、病人の患部を撫でるとその病が平癒するという。 |
|
**おもかる地蔵:重いか軽いかで願いが叶うかどうかが分かる地蔵。地蔵の前で願い事を祈念してから地蔵を持ち上げ、軽ければ願い事が叶い、重ければまだその時期ではないという。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2000x1333)705KB |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
四天王寺学園の中高生による前半の部では、護符は20枚づつ2回に分けて撒かれ、教職員が大きな柄杓(ひしゃく)で撒き散らす力水(ちからみず)を頭から浴びながら、赤褌の赤組と白褌の白組に別れた男子生徒たちが激しい争奪戦を繰り広げた。 |
|
|
|
|
|
|
|
護符争奪戦 |
|
拡大写真(1800x1350)493KB |
|
|
|
どやどやの ぬれふんどしや ふだうばい |
Doyadoya ritual, wet fundoshi loincloths for winning charms. |
|
|
ずぶ濡れの争奪戦 |
|
拡大写真(1800x1350)496KB |
|
|
ナイスキャッチ! |
|
拡大写真(1450x1500)373KB |
|
|
|
どやどやの ねっきあふるる ふどししゅう |
Guys of fundoshi loincloths gushing out the enthusiasm of Doyadoya ritual. |
|
|
|
|
拡大写真(2000x1500)665KB |
|
|
|
|
|
|
護符を取った福男たちが六時堂に並び、獲得数を数えた結果、今年は白組の勝ちとなった。中には2枚獲得したつわものもいて、大いに盛り上がっていた。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2000x1350)319KB |
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1800x1400)617KB |
|
|
|
|
|
|
五重塔
|
|
|
伽藍の中に建つ高さ約40mの五重塔は、聖徳太子創建の時、六道利救の悲願を込めて、塔の礎石心柱の中に仏舎利六粒と太子自らの髻髪*(きっぱつ)六毛が納められたので、この塔を「六道利救の塔」という。塔の入口は南北にあるが、通常開放しているのは北側のみで、南正面に釈迦三尊の壁画と四天王の木像が祀られている。 |
|
*髻髪:上代の男子の髪の結い方の一。頭頂で左右に分け、それぞれ耳のわきで輪をつくって束ねた結い方。びずら。びんずら。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1600x1200)449KB |
|
|
|
|
|
|
仁王門
|
|
|
俗に仁王門と呼ばれている中門は、中心伽藍の南端、南大門の北に位置し、脇の間(わきのま)に伽藍の守護神である金剛力士(こんごうりきし) 像が祀られている。東側が那羅延(ならえん)金剛力士(開口の阿形/あぎょう像)、西側が密迹(みっしゃく)金剛力士(口を結んだ吽形像/うんぎょうぞう)で、大仏師・松久朋琳(まつひさ・ほうりん)と宗琳(そうりん)両師の作。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1800x1350)465KB |
|
|
|
|
|
|
金剛力士は、仏教の護法善神(守護神)である天部に属する神。サンスクリットでは Vajradhara という。開口の阿形(あぎょう)像と、口を結んだ吽形(うんぎょう)像の2体を一対として、寺院の表門などに安置することが多い。本来は二王と書くが、一般には仁王の名で親しまれている。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2000x1500)486KB |
|
|