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撮 影
2007年9月16日
OLYMPUS
E-510 E-410
11-22mm
14-54mm 55-200mm
1000万画素 2600枚 5.5GB
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この祭りはinternetで知ったものだが、これほど伝統に即した格式ある神事相撲とは予想していなかったので、とても感動した。 |
大相撲と同じ本物の衣装や小道具を使った奉納相撲は初めてである。船橋大神宮ですら行司は学生相撲大会で見られる蝶ネクタイを付けた審判がつとめている。日本相撲協会との交流があるからこそできることであろう。 |
かつて、諏訪には熱心な学校長がおられ、そのときは参加者も多く、盛大だったそうだが、亡くなられると、後継者がいなくて、火が消えたようになったという。 |
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伝統を存続させることの難しさを感じる。一旦伝統が崩れ、パンツの上にまわしを締めて相撲をとることが許されるようになると、それが不自然で恥ずかしい姿だとは誰も思わなくなり、肌に直接まわしを締める正規の作法を恥ずかしいと思うようになる。この逆転した価値観を元に戻すことがどれほど難しいかは、多くの人が知っている。 |
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東京都足立区の「とねり少年角力大会」の例のように、幼児の頃からふんどし一丁で相撲を取る裸文化は、日本が世界に誇る伝統文化のひとつであり、そのためには子供たちがごく自然にそれを受け入れることができる環境を構築することが必要である。 |
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国政レベルでは、学校教育の場でも相撲や柔剣道を武道として必修科目にしようという検討が始まっている。今秋には十五夜相撲が長野県の無形民俗文化財に指定されるという朗報もある。これらを機に、相撲道が単なるゲームではなく、本来の姿に軌道修正されることを祈念したい。私の作品がその一助になれば、幸いである。 |
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E-510の筆卸し |
2007年6月下旬にオリンパスからボディ内手ぶれ補正・小型最軽量・フルタイムライブビュー搭載1000万画素デジタル一眼レフカメラ E-510(いー・ごひゃく・じゅう)が発売されたが、この取材で4ギガのコンパクト・フラッシュと共に主力機として使用し、サブのE-410とあわせて2600枚5.5ギガを撮影した。枚数が多いのは、連写モードを多用したためで、フィナーレの大関対決や弓取式の画像がその成果である。 |
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結果はご覧のとおりで、十五夜相撲の素晴らしさを美しいビビッド・カラーで再現することができた。いつもの手持ち・フルオート撮影の和田流で通したが、レスポンスも素晴らしく、暗くても高感度撮影によりフラッシュ無しで美しい画像を切り取ることができた。いつ見ても1000万画素の迫力は素晴らしく、期待通りの性能を確認することができたので、これからも主力機として愛用してゆきたい。10月中旬にはニュージーランドに旅立つことにしているので、E-510で南半球の早春をタップリと切り取ってきたいと考えている。乞うご期待! |
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一眼デジカメ秋の陣 |
先日、昼休みにJR新宿駅西口のビックカメラに行ったところ、オリンパスE-510はbQの売れ行きだった。名機・E-510の素晴らしさが徐々に浸透してきた結果で、更に健闘が期待される。bPは同じ価格帯のニコンD80だった。 |
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ちなみに、ニコンD80は、巨額の広告費をつぎ込んだキムタクの宣伝効果が大きく、イメージが勝っているように思われる。D80にはオリンパスでは常識のダストリダクションやライブビューがない。レンズキットを買っただけでは手ぶれ防止も利用できず、別途その機構を内蔵したレンズを購入しなければならない。 |
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その欠点を埋めるべく、ダストリダクションやライブビューを搭載したD300が11月に発売される。価格が倍になるので、上級者用である。初心者にこそ必要な手ぶれ防止やダストリダクションを搭載した入門機は当分発売されない。読者は、機能をよく吟味し、イメージによる選択ではなく、機能重視で機種選びをしないと後悔先に立たずという結果になりかねない。 2007.9.24 〈 完 〉 |
★☆★彡 |
日本の裸祭り/ 第38集(実質第64集) 「諏訪大社十五夜相撲」 |
制作・撮影 : 和田義男 |
平成19年(2007)9月24日 作品:第32作 画像:(大73+小32) 頁数:6 ファイル数:195 ファイル容量:46MB
平成12年(2000)〜平成19年(2007) 作品数:263 頁数:891 ファイル数:30,188 ファイル容量:4,224MB |
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