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行者たちは伝統の鳥船(とりふね)でたっぷりと準備運動をしたあと、二手に分かれて入水(にゅうすい)を開始した。入水するときは、石段の上で軍隊の挙手の敬礼のような雄詰(おころび)の動作をしてから入る。 |
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二手に分かれて入水 |
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御手洗池(みたらしいけ)の奥は、黄色いゼッケンをつけた報道陣の専用取材席だが、今、私が立っている場所がベスト・ポジション。席取りのアマチュア・カメラマンの後ろで、脚立の上から液晶モニターを見ながら万歳スタイルで撮影。オリンパスE-330のなせる技で、前に誰もいないように見えるのが自慢。 |
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全員入水完了 |
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全員、入水した後、道彦の合図で一斉に胸まで浸かった。その潔(いさぎよ)さに観客からどよめきが上がった。 |
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胸まで浸かる |
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行者たちは、鉢巻に挟んでいた神拝詞(しんぱいし)を取り出し、両手で押し頂きながら祝詞(のりと)を唱え始めた。 |
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御手洗池の石鳥居の奥には注連縄(しめなわ)が張られた祭壇が設けられ、紅白の鏡餅などが供えられている。 |
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禊の時間はきっちり15分。神拝詞(しんぱいし)を持つ手が震えている人が何人かいたが、それほど寒い顔をしていない。それもそのはず、御手洗池は水温15℃の地下水が湧出しているので、夏涼しく冬温かい池なのである。 |
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一心不乱! |
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見ている観客が寒い思いをしているなかで、15分が経過。先ほどと逆順で出水(しゅっすい)がはじまった。最初に入った人は最後に出るので、水に滞在している時間が長くなるが、それほど厳しい状態ではなく、むしろ上がってからが寒いという。 |
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15分の禊を終えて出水 |
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水浴を終えた行者たちは、再び入念な鳥船を行った。身体は濡れたままなので、水分が蒸発するときに気化熱が奪われるために外の方が寒い。幸い今年は降雪もなく、無風なので震えが来るほどの寒さではなかった。 |
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濡れたままの鳥船 |
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気合いが入った鳥船を終えると、一行は祭神に向かって二礼二拍手一礼で拝礼し、手締めを行ったあと、最後に万歳三唱で大寒禊を終えた。 |
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二礼二拍手一礼の拝礼 |
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終了は午前10時50分。去年の参加者は110名だったが、今年は125人と増加、最高齢者は78歳の男性だった。 |
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