|
|
|
|
|
|
|
▼ 二基の宮神輿のあと、11基の山笠(やま)の先頭を切って十一番山笠「上伊田東(かみいたひがし)」が入水した。この日は還御なので、前日とは逆順となっている。 |
|
|
|
|
|
|
|
真っ先に入水した |
十一番山笠 |
「 |
上伊田東 |
」 / 彦山川 2008.5.18 14:36 |
|
|
拡大写真(1920X2050)877KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼
上伊田東地区は会場から最も遠く、山笠がこの会場に着くまでに約1時間半かかるという。山笠はこの年で12年目になり、幕も同じく12年間使用している。馬簾は、先端から黄・桃・赤・青・白となっており、法被は白地に紺のギザギザで、新撰組をアレンジして作っているという。囃子は、外鉦(そとがね)で、独特の音色がある。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2560X1920)949KB |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
▼
山笠の二番手は、法被を脱いで腹巻・短パン姿になった十番栄町(さかえまち)の裸山笠(はだかやま)である。風治八幡宮の氏子たちは、全員、本来の褌に代えて白色の短パンや長ズボンを着用している。博多山笠(はかたやまかさ)など、褌をきりりと締めた勇壮な裸祭を見慣れた筆者としては、少々残念に思う。 |
|
|
|
|
|
|
|
十番「 |
栄町 |
」の |
裸山笠 |
14:40 |
|
|
拡大写真(1500X2000)718KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼ 栄町は、平成17年(2005)に御旅所前で真棒(しんぼう)と舁棒(かきぼう)が折れる事故が発生。翌年、55年ぶりに新しい山笠が建造され、旧来の踊山笠から幟山笠に生まれ変わった。馬簾は、先端から青・白・赤・黄・緑の5色で彩られ、本数は伝統の200本。綺麗に均等に開くよう工夫されている。紙吹雪を撒きながら川なかを進む裸山笠は、圧巻。これが褌なら申し分ない。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1900X2100)793KB |
|
|
|
なつかわの はだかがぶりや さかえまち |
Sakae-machi,
bare-chested guys making the float pitching in the summer river. |
|
|
川中の裸がぶり / 十番 |
山笠 |
「 |
栄町 |
」 |
|
|
拡大写真(2560X1920)1.48MB |
|
|
|
|
拡大写真(2000X1430)629KB |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
▲▼
山笠の三番手は、九番山笠の三井伊田(みついいた)。当地区の歴史はまだ浅く、平成20年(2008)で8回目の参加となる。かつては炭鉱住宅の町で、道幅が狭く、電線等も低かったため、山笠を作り神幸祭に出駕することが出来なかったからで、神幸祭に初めて出駕出来たときの喜びと感動は今でも忘れないという。 |
|
|
|
|
|
|
|
九番山笠 |
「 |
三井伊田 |
」の入水 14:43 |
|
|
拡大写真(1650X2000)767KB |
|
|
|
|
|
|
法被は、背中に「三井伊田」の文字をマークで表し、下に炭鉱のシンボルである二本の煙突とボタ山を表したデザイン。馬簾は先端から緑・黄・青・白・赤を配している。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2000X1500)558KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼
三井伊田地区の山笠は、三井伊田青壮年会を中心に総勢100名を超える舁手(かきて)が参加する一番大きな山笠である。全長8.5m、全幅
3m、総重量約4トンと、とても大きく重たい山笠なので、細やかな動きやスピード感はないものの、重量感ある「大がぶり」や山笠の存在感を楽しんでもらいたいという。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2200X1400)670KB |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
▼ 山笠の四番手は、殿(しんがり)と思われていた一番山笠の下井田(しもいた)だった。下伊田の山笠の歴史は古く、伊田村の時代から続いており、五穀豊穣、無病息災、天下泰平を祈念している。馬簾は、先端から白・桃・黄・赤・青の5色。 |
|
|
|
|
|
|
|
一番山笠 |
「 |
下伊田 |
」の入水 14:47 |
|
|
拡大写真(1630X2000)828KB |
|
|
|
|
|
|
▲▼ 昭和24年(1949)頃、片岡千恵蔵・嵐寛十郎主演の仁侠映画「龍虎伝」の撮影で、片岡千恵蔵が下井田の山笠に乗って指揮を執り、川渡神幸祭の勇壮な男意気を見せ、全国に紹介されたことがあるという。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2000X1350)736KB |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
▼ 山笠の五番手は、八番山笠の新町(しんまち)。新町の山笠は、約80年間使用されたあと、平成15年(2003)に建造された幟山笠。馬簾は、先端から緑・黄・赤・白・紺の5色。 |
|
|
|
|
|
|
|
八番山笠 |
「 |
新町 |
」の入水 14:51 |
|
|
拡大写真(1500X2000)621KB |
|
|
|
|
拡大写真(1800X1350)425KB |
|
|
|
|
拡大写真(1550X2000)604KB |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
▼ 山笠の六番手は、栄町と同じように法被を脱いで腹巻・短パン姿になった七番橘(たちばな)の裸山笠(はだかやま)。伊田町(いたまち)中心部に位置する伊田商店街とその近辺から成る橘区の山笠は、昭和54年(1979)まで踊山笠だったが、昭和55年(1980)から現在の幟山笠となった。馬簾は、先端から青・白・緑・赤・黄の5色。 |
|
|
|
|
|
|
|
七番「 |
橘 |
」 |
裸山笠 |
の入水 14:55 |
|
|
拡大写真(1500X2000)630KB |
|
|
|
|
拡大写真(2560X1750)778KB |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
▼ 山笠の七番手は、法被を脱いで腹巻・長ズボン姿になった六番番田(ばんだ)の裸山笠(はだかやま)。古くは踊山笠、太鼓山笠として出駕したが、現在は幟山笠となっている。山笠に欠かせない鉦の音色は、踊山笠の流れを引継ぎ、鉦の内側をたたく内鉦となっている。馬簾は、先端から緑・黄・赤・白・紺の5色。 |
|
|
|
|
|
|
|
六番「 |
番田 |
」 |
裸山笠 |
の入水 14:57 |
|
|
拡大写真(1500X2000)624KB |
|