ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク
 

Wa☆Daフォトギャラリー

 感動写真集

2016年3月15日改訂

ログイン時刻

 

 

 

今 日

昨 日

オマニシ クギタ

旅と写真は元気の泉

感動の裸祭CD完成!

 

参籠に命を燃やす寒禊   北舟

 

拡大写真(2000X1330)369KB

Ablutions in the coldest season,
burning lives confining in a shrine.

2011年2月25日制作

水を被った行修者の身体から立ち昇る湯気 18:59

水を被った行修者の身体から立ち昇る湯気/佐女川神社(北海道・木古内町)

 
佐女川神社神紋   佐女川神社   佐女川神社神紋

寒中みそぎ祭'11

水垢離

撮影・原作 上平明

水垢離 海中禊 草履切 御神楽 上平 明
はじめに
 平成23年(2011)1月13日(木)〜15日(土)の3日間北海道上磯郡(かみいそぐん)木古内町(きこないちょう)に鎮座する佐女川神社(さめがわじんじゃ)で「第181回寒中みそぎ祭り」が行われ、佐女川神社の全面的な支援を受けて密着取材することができた。木古内町観光協会公式サイトリンク一覧 には、Wa☆Daフォトギャラリーのロゴが掲載され、昨年発表した 木古内寒中みそぎ祭 がリンクされている。
 この作品は、昨年に続く取材のため、解説は必要最小限度に止めた。詳しくは、木古内寒中みそぎ祭 を参照頂きたい。

【凡例】  ▲:上の画像の説明文  ▼:下の画像の説明文  〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示

第181回寒中みそぎ祭りのポスター

第181回寒中みそぎ祭りのポスター

資料:木古内町
 
ライトアップされた雪中の

佐女川さめがわ

神社(北海道木古内町) 2011.1.13

ライトアップされた雪中の佐女川神社(北海道木古内町) 2011.1.13

拡大写真(1450X1800)433KB

 この時期北海道木古内町は寒いのが当たり前だが、今年は雪も多く、寒さが一段と厳しかった。まさに身を切るような極寒の中で181回目となる「寒中みそぎ祭り」は例年通り1月13日(木)夕方の参籠報告祭から始まり、15日(土)の出御祭、海中みそぎ、本祭と恙(つつが)なく催行され、無事にご神体を清めて、今年一年の豊漁と豊作を祈願した。

囲炉裏いろり を囲む

行修者ぎょうしゅうしゃ

たち 17:47
弁財天 山の神 稲荷 別当  

囲炉裏を囲む行修者たち 17:47

拡大写真(2000X1330)389KB

参籠報告祭さんろうほうこくさい で参拝 18:30
別当 稲荷 山の神 弁財天

 

参籠報告祭で参拝 18:30

拡大写真(2000X1480)359KB

▼ 行修者は、写真左から「別当」の村上駿弥さん(20歳 専門学校生 四年目)、「稲荷」の竹田峻輔さん(21歳 会社員 三年目)、「山の神」の久保田翔さん(18歳 高校生 二年目)、「弁財天」は一年目の藤原哲朗さん(18歳 大学生)の四人である。

参籠報告祭の後今年初めての 水垢離みずごり に向かう 18:56
別当 稲荷 山の神 弁財天  

参籠報告祭の後今年初めての水垢離に向かう 18:56

拡大写真(2400X1600)569KB
  ▼ 今年行修者へ名乗りをあげたのは、函館の大学1年生で、秋田県出身の藤原哲朗さん(18歳)である。これまで、行修者は、地元木古内町を中心に近隣の出身者が務めてきたが、少子化等の影響もあり、今年初めて北海道外の出身者が選ばれた。  
弁財天べざいてん を務める新人の藤原さん

弁財天を務める新人の藤原さん

拡大写真(2000X1330)435KB

  ▼ 四人の行修者たちは「オマニシ クギタ」の勇壮な太鼓が響きわたる中で別当から順に水垢離(みずごり)に入った。「オマニシ クギタ」とは、「大澗(おおま)の浜にニシンが群来(クキ)た」という意味で、豊漁、豊作を寿(ことほ)ぐ祈りである。  
初日(13日)の別当の水垢離 /  

佐女川さめがわ

神社 2011.1.13 19:00
別当 山の神 弁財天 稲荷  

初日(13日)の別当の水垢離 / 佐女川神社 2011.1.13 19:00

拡大写真(3000X2000)779KB

   今回、佐女川神社 野村広章宮司 から行修者が水垢離するときの太鼓曲「オマニシ クギタ」とみそぎ行列時に演奏する御囃子の二曲の提供を受けたので、BGMに使用した。  
山の神の水垢離 19:01

山の神の水垢離 19:01

拡大写真(2400X1800)617KB

二日目(1月14日)の

稲荷いなり

の水垢離 2011.1.14 18:54
稲荷 山の神 弁財天 別当  

二日目(1月14日)の稲荷の水垢離 2011.1.14 18:54

拡大写真(2000X1330)520KB

二日目(1月14日)大勢の観客が見守る中水垢離を行う稲荷。この時の気温は氷点下5度。水垢離の水を貯める木箱にかけられた注連縄(しめなわ)に氷柱(つらら)ができ、みそぎ斎場の周囲には雪が積もっている。

本殿前で引き返し水垢離に向かう 18:57

本殿前で引き返し水垢離に向かう 18:57

拡大写真(1600X1000)337KB

    「寒中みそぎ」は、明治38年(1905)から大正12年(1923)まで中断を余儀なくされていたが、復活してからは、天保2年(1831)以来の伝統を受け継いで毎年行われてきた。近年は「寒中みそぎ祭り」として、町を挙げた一大行事として催行されており、今年は、181年目となった。  
自ら冷水を被る別当 18:58

自ら冷水を被る別当 18:58

拡大写真(2000X1500)573KB

  参籠に命を燃やす寒禊  北舟 

さんろう に いのちをもやす かんみそぎ

Ablutions in the coldest season, burning lives confining in a shrine.

水を被った行修者の身体から立ち昇る湯気 18:59

水を被った行修者の身体から立ち昇る湯気 18:59

拡大写真(2000X1330)369KB

▲▼ 1度目の水垢離の後4人の行修者は別当を先頭に隊列を組み、ゆっくりとした足取りで階段を上り、神社本殿前に進み、また同じくゆっくりとした足取りで2度目の水垢離に階段を下った。体からは湯気が立ち上っている。

本殿前で引き返し再度水垢離に向かう 19:02

本殿前で引き返し再度水垢離に向かう 19:02

拡大写真(1600X1050)225KB

水垢離を終えて本殿に引き返す 19:07

水垢離を終えて本殿に引き返す 19:07

拡大写真(1800X1330)296KB

本殿での笑顔 19:08

本殿での笑顔 19:08

拡大写真(1600X1300)202KB
水垢離 海中禊 草履切 御神楽 上平 明
Wa☆Daフォトギャラリー

今 日

 和田フォトギャラリー

昨 日

 Copyright (C) 2000-2016 Yoshio Wada. All Rights Reserved. 

ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク