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 旅紀行日本の裸祭り

2010年11月12日改訂

今 日

昨 日

♪和楽器メドレー

 

太陽を背に綱の土俵入  北舟

 

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Sumo leg stomps of Yokozuna,
receiving the sunlight on his back.

2010年11月10日制作

東の横綱・斉藤秀明青年団長の土俵入り 10:37
 

東の横綱・斉藤秀明青年団長の土俵入り/太田神社(千葉県旭市)

太田神社月星紋   太田神社   太田神社月星紋
 

黒虎相撲

土俵入

▼ 午前9時40分ころから氏子総代長の岩井さんの司会で主催者の城之内清勝・袋区長の挨拶や来賓の方々の祝辞に続き、城野内区長が土俵中央に植えられていた幣束を外して盛り砂を箒(ほうき)で掃きならす土俵開きが行われたあと、優勝杯と準優勝杯の返還があり、引き替えにレプリカが渡された。  
礼装の城之内清勝・袋区長の挨拶

礼装の城之内清勝・袋区長の挨拶

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    午前10時ころから小学生男女26名による少年団の子供相撲が始まった。男子児童は、以前は肌に直接相撲褌(まわし)を締めていたが、残念なことに、数年前から全員白の半袖シャツ・青の短パン(小学校の体操服)の上に相撲褌(まわし)を締めるようになった。女子は、相撲褌(まわし)に代えて晒木綿の帯を締めている。  
   長老に聞くと裸で相撲褌(まわし)を締めるのをいやがる子供が増えたためやむを得ない決断だったという。しかし、伝統の宮相撲を変質させる行為は、黒虎相撲(くろこずもう)の記念碑に書かれた「古式にのっとり」黒虎相撲を復活した趣旨や筆者の美学に反するので子供相撲の写真は撮影したものの、掲載を見送った。  
東の横綱・飯島俊一青年団長の 土俵入り 10:37

東の横綱・飯島俊一青年団長の土俵入り 10:37

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▲▼ 13組の少年少女相撲が終わると、東西両横綱の土俵入りが始まり、東の横綱・飯島俊一青年団長の不知火型(しらぬいがた)の土俵入りに続き、西の横綱・斎藤秀明副団長の雲竜型(うんりゅうがた)の土俵入りが披露された。大相撲と同様、古式にのっとった美しい姿に感動した。  
美しい 不知火型しらぬいがた

美しい不知火型

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  太陽を背に綱の土俵入  北舟 

たいようを そびらにつなの どひょういり

Sumo leg stomps of Yokozuna, receiving the sunlight on his back.

西の横綱・斎藤秀明副青年団長の 雲龍型うんりゅうがた 土俵入り 10:39

西の横綱・斎藤秀明副青年団長の雲龍型土俵入り 10:39

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横綱の土俵入りに続き袋お囃子保存会「袋でんでん」によるお囃子や踊りなどが奉納された。「でんでん」とは地元の言葉でお祭りのこと。最初に肩から大太鼓をつり下げた男性3人が土俵に上がり、中腰になりながら太鼓演奏を行った。  
ふくろ お囃子保存会「袋でんでん」による太鼓演奏 10:46

袋お囃子保存会「袋でんでん」による太鼓演奏 10:46

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袋囃子ふくろばやし

 
▼ 続いて、土俵の南側のシートの上に陣取った保存会のメンバーが拝殿に向かって袋囃子(ふくろ・ばやし)を奉納した。地元では「袋の囃子」と呼んでいて固有名詞がないので、筆者が「袋囃子」と名付けた。  
袋お囃子保存会による「祇園囃子」 10:50

袋お囃子保存会による「祇園囃子」 10:50

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▲▼ 袋囃子は旧香取郡(かとりぐん)小見川町(おみがわまち)の「阿玉川(あたまがわ)地域」の流れを汲むお囃子で約190年前の文政年間(江戸後期)から現在まで受け継がれ、旧旭市内では最古の歴史と伝統を持つお囃子として区民から親しまれているという。  
迫力ある大太鼓の演奏

迫力ある大太鼓の演奏

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▲▼ 袋囃子は、お囃子に「下座(げざ)踊り」と「獅子舞」が入るのが特徴である。最初に、太田神社の夏の祇園祭に奉納される「祇園囃子」が演奏され、続いて「げざ踊り」を中心としたお囃子の「曳三番(ひきさんばん)・小林(こばやし)くずし」、「八木節(やぎぶし)」、「曳舟(ひきぶね)」が披露された。  
篠笛しのぶえ 締太鼓しめだいこ

篠笛と締太鼓

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▲▼ 袋囃子は、大太鼓や締太鼓(しめだいこ)、篠笛(しのぶえ)、雅楽で使われる鞨鼓(かっこ)、摺鉦(すりがね)など使用する楽器が多彩であることも大きな特徴である。  
雅楽ががく で使われる伝統の 鞨鼓かっこ 摺鉦すりがね

雅楽で使われる伝統の鞨鼓と摺鉦

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下座踊りげざおどり

 
▼ 「下座踊り(げざ おどり)」の下座は上座(かみざ/じょうざ)・下座(しもざ/げざ)の下座で、囃子手が位置する下座で踊ることからそのように呼ばれる。祭り(でんでん)が大好きな地元民にとってお囃子と踊りは欠かせない。お囃子の師匠は、下座踊りの師匠でもある。  
お囃子をバックに「げざ踊り」

お囃子をバックに「げざ踊り」

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▼ 踊りのあとは、「獅子舞」のお囃子をバックに獅子舞の土俵入りが披露された。「獅子舞」は、お祝い事や五穀豊穣、無病息災などを祈念して奉納される大変目出度いお囃子である。  
獅子舞の土俵入り 10:59

獅子舞の土俵入り 1/4

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唐草模様の布に包まれた2人の青年が赤い獅子頭(ししがしら)をかぶって滑稽な動作を繰り広げる獅子舞は、日本のあちこちで見られる正月の風物詩だが相撲褌(まわし)を締め込んだ青年が獅子頭をかぶって土俵入りを行うという趣向は初めてで、なかなか面白く、創意工夫が伺われる。  

獅子舞の土俵入り 2/4

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  笛太鼓唐草獅子の土俵入  北舟 

ふえたいこ からくさじしの どひょういり

Flutes and drums, the entrance into the sumo ring by a lion of arabesque design.

獅子舞の土俵入り 3/4

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 獅子舞の後は、フィナーレとして千葉県民謡を代表する「大漁節」が演奏され、それにあわせた「げざ踊り」が奉納された。多彩な郷土芸能が息づく 鎮守の杜の村祭りを垣間見ることができて、とても嬉しかった。  

獅子舞の土俵入り 4/4

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▼ 遅ればせながら駆けつけた明智忠直・旭市長の挨拶と市長との記念撮影が行われた後、午前11時20分頃、青年団の奉納相撲が始まった。12人の青年力士たちは取組の前に東西に別れて土俵入りを行った。  
   袋地区の土俵入りは、力士が土俵上で二〜三列横隊に整列して東西南北に一礼するのが習わしである。全員白の相撲褌(まわし)を締め込んでおり、やっと伝統の相撲を撮影することができた。  
青年力士の土俵入り(東方) 11:20

青年力士の土俵入り(東方) 11:20

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▼ 江戸時代から伝わる伝統装束に身を包んで現れたのは呼び出しの小島進司さん。子供相撲と青年相撲共に取組ごとに力士を呼び出した。力士の名前は覚えきれないので、扇に力士のメモを載せて読み上げていた。  
小島進司さんの呼出し

小島進司さんの呼出し

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▼ 大相撲の行司だといっても通用する立派な伝統装束に身を包み、軍配を持って現れたのは、篠塚忠雄さん。黒虎相撲の記念碑に書かれているとおり、「古式にのっとった」勇壮で美しい奉納相撲が披露された。  
青年団の取組み

青年団の取組み

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蹲踞そんきょ の姿勢

蹲踞の姿勢

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鋭い立ち会い!

鋭い立ち会い!

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もろ差しの寄り!

もろ差しの寄り!

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勝ち名乗りと賞品を受ける

勝ち名乗りと賞品を受ける

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強烈な上手投げ! 11:30

強烈な上手投げ! 11:30

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