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 旅紀行日本の裸祭り

2010年11月12日改訂

今 日

昨 日

♪山伏/邦楽囃子
 

宮相撲弓のうなりて千秋楽  北舟

 

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A sumo match dedicating to the shrine,
humming of a bow brings the end.

2010年11月10日制作

岩井雅史さんの熟練の弓取技
 

岩井雅史さんの熟練の弓取技/太田神社( 千葉県旭市)

太田神社月星紋   太田神社   太田神社月星紋
 

黒虎相撲

弓取式

午前11時30分過ぎから小学生の男女別「少年団三人抜き」相撲が行われたが、前述の理由で割愛した。続いて正午から「青年団三人抜き」相撲が始まり、熱戦が展開された。  
青年団三人抜き 12:01

青年団三人抜き 12:01

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土俵際の攻防

土俵際の攻防

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長身の吊り上げ

長身の吊り上げ

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上手投げ!

上手投げ!

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結びの一番

 
▼ 三人抜きの優勝者には少年団男子・女子と青年団ともに目録が手渡され自転車が送られた。そしていよいよ結びの一番となり、東の横綱・飯島俊一さんと西の横綱・斎藤秀明さんの決戦を迎え、「この一番にて本日の打ち止め!」となった。                       
結びの一番・東西横綱対決! 12:09

結びの一番・東西横綱対決! 12:09

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東横綱・飯島俊一さんと西横綱・斎藤秀明さんの対決

東横綱・飯島俊一さんと西横綱・斎藤秀明さんの対決

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内掛け決まる!

内掛け決まる!

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▲▼ 激戦の末優勝杯を手にしたのは、東の横綱・飯島俊一さん。城之内清勝・袋区長より、優勝杯と準優勝杯がそれぞれ授与された。ちなみに、黒虎相撲(くろこずもう)主催者の袋区長は、市役所の役職ではなく、袋地区の町内会長に当たる。  
城之内清勝・袋区長より優勝杯の授与 12:12

城之内清勝・袋区長より優勝杯の授与 12:12

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赤柱のそばに置かれた弓と矢

赤柱のそばに置かれた弓と矢

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▼ 結びの一番のあとは、大相撲でお馴染みの弓取式が行われた。篠塚行司から弓を手渡されたのは岩井雅史さん。長身の右腕による見事な弓捌き(ゆみさばき)を見せてくれた。  
弓取式 12:13

弓取式 12:13

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  宮相撲弓のうなりて千秋楽  北舟 

みやずもう ゆみのうなりて せんしゅうらく

A sumo match dedicating to the shrine, humming of a bow brings the end.

岩井雅史さんの熟練の弓取技

岩井雅史さんの熟練の弓取技

拡大写真(2000X1450)660KB

▼ 最後に城之内・袋区長の胴上げと、岩井・氏子総代長の発声による三本締めが行われ、お開きとなった。

 
主催者の城之内清勝・袋区長の胴上げ 12:17

主催者の城之内清勝・袋区長の胴上げ 12:17

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▼ 筆者の提案で、黒虎相撲(くろこずもう)の主役である青年団の力士と相撲役員の記念撮影を行った。お気づきのように秋晴れに恵まれ太陽光線に晒されながらの奉納相撲だったため、ひなたとひがけの明暗差がきつく、最初から最後まで写真家泣かせだった。後日、フォトショップV6を駆使して、画像調整を行い、何とか判別がつくまでにこぎ着けたが、見苦しい写真となったことをお詫びする。  
黒虎くろこ 相撲の伝統を継承する袋区青年団の勇姿

黒虎相撲の伝統を継承する袋区青年団の勇姿

拡大写真(2000X1400)598KB

▼ 三脚を使って撮影する写真屋さんの隣で、素晴らしい袋囃子を奉納した「袋でんでん」の皆さんをパチリ。写真屋さんの機転で日蔭に移動して撮影したので土俵から少し西に並んでいる。  
   それでも背景との明暗差が大きく画像調整をしてどうにか見られる写真となった。暗い部分を明るく持ち上げるトーンカーブの調整というデジタル写真ならではの芸当で凌いだ。  
素晴らしい袋囃子を奉納した「袋でんでん」の皆さん 12:24

素晴らしい袋囃子を奉納した「袋でんでん」の皆さん 12:24

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▼ お開きの後、観客や参加者全員のくじ引きが行われ黒い印がついている当たりくじを引いた人には、写真中央のバッグが進呈された。このあと筆者もくじ引きをしたところ、見事にあたりくじを引き当て、バッグをもらった。中には、沢山の景品が詰まっていた。外れの人には、ティッシュペーパー1箱が手渡された。  
くじ引き 12:25

くじ引き 12:25

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和田義男

  
撮 影


2010年11月3日


OLYMPUS E-30

 
 
12-60mm


1230万画素 1820枚 4.59GB
 

 前作の「和田乃神社奉納相撲」の結語で「汗だくで取材してきた奉納相撲シリーズは本日、最後の四作目が完成した。」と書いたが、その後、internetの検索で黒虎相撲を知り、本日、本当に最後となる五作目が完成した。
  朝4時に起床して、鈍行電車を乗り継ぎ、5時間後の9時前に太田神社にたどり着き、所期の密着取材を全うすることができた。
 よほどの変人か物好きでなければ、こんなきついことをする人はいないだろう。全国の裸祭りを高精細画像で網羅したいという使命感に燃えているからこそできることである。
 今から18年前の平成4年(1992)、地元篤志家による寄進により復活を遂げた黒虎相撲は、袋区青年団12人による古式にのっとった勇壮で美しい奉納相撲として受け継がれていることに感動した。相撲だけでなく、袋お囃子保存会の袋囃子の奉納や獅子舞の土俵入り婦人部の飲食の接待やくじ引きなど黒虎相撲を支える地域の方々の連帯と熱意を強く感じた。青年団の12人はいずれも若者ばかりなので黒虎相撲は盤石(ばんじゃく)の体勢にある。
  明智旭市長は、挨拶の中で、黒虎相撲を旭市の伝統の祭りとして位置づけ、バックアップする意向を示されたのは喜ばしい。本日発表にこぎ着けたこの作品により、全国区の仲間入りを果たした黒虎相撲の来年がどうなっているか、今から楽しみである。観客が増え、露店が立ち並び、賑やかな秋祭りへと発展することを願っている。

★☆★彡

黒虎くろこ 相撲・少年少女の部 平成17年(2005)11月3日

川柳と旅と写真のホームページ

黒虎相撲・少年少女の部 撮影:橋敬三
 
 良いことずくめではない。私がショックを受けたのは、今回、小学生男子の相撲が全員白の半袖シャツ・青の短パン(小学校の体操服)の上に相撲褌(まわし)を締めて行われていたことである。
川柳と旅と写真のホームページ を運営されている高橋敬三さんが5年前に撮影した写真には、小学生男子は青年団と同じように相撲褌(まわし)一本で相撲を取っている。 (写真上)
  数年前から現在の体操服になったそうだが、これは伝統の裸文化を著しく損なう行為であり、正視に耐えず、この作品には子供相撲の写真は一切掲載しなかった。裸になるのがいやな子は、無理に参加させなくても良いのではないか。参加者が少なくなっても仕方ないのではないだろうか。今回、「少年団三人抜き」で兄弟対決となり、お兄ちゃんが見事優勝して自転車を獲得したが、二人とも立派な体格をしており、正規の相撲褌(まわし)一本で相撲を取りたかったのではないだろうか。いやがる子にあわせて、全員一律に運動服を着せて相撲を取らせることは、日本の伝統文化を軽視した行為であり、私には良識を逸脱した判断に思える。
  アマチュア相撲を世界的に広めたいという思いから、日本相撲連盟は、パンツの上にまわしを締めても良いとしているのが、残念でたまらない。それでも相撲は裸で取るものであるという線は崩しておらず、上半身は裸で相撲を取らせている。しかし、黒虎相撲では、小学校の上下の運動服の上に相撲褌(まわし)を締めさせて相撲を取らせている。つまり、「相撲は土俵で裸で取る」という伝統を無視した行為である。私は、全国の奉納相撲を取材して廻っているが、運動服による相撲は初めて目にする行為である。
 土俵下に小学生たちの面倒を見ている先生がいたが、日本の伝統文化をどのように考えて教育しているのだろうか。今回は、単なる相撲競技ではなく、神事相撲であり、宮相撲なのである。江戸時代から続く伝統文化を完璧に踏襲した環境の中で、子供たちだけが洋服姿で相撲を取る違和感を感じないのだろうか。伝統文化を擁護することこそ教師の役割ではないだろうか。関係者の良識ある対応を求めたい。 〈 完 〉  2010.11.10 和田義男

日本の裸祭り第120集 「太田神社黒虎相撲」

撮影・制作 : 和田義男

  平成22年(2010)11月10日 作品:第32作 画像:(大67+小7) 頁数:3 ファイル数:153 ファイル容量:48MB
  
平成12年(2000)〜平成22年(2010) 作品数:380 頁数:1,462 ファイル数:60,608 ファイル容量:9,060MB
  太陽を背に綱の土俵入  北舟 

たいようを そびらにつなの どひょういり

Sumo leg stomps of Yokozuna, carrying the sun on his back.

【編集子が選ぶ名作】

東の横綱・斉藤秀明青年団長の 土俵入り 10:37

東の横綱・斉藤秀明青年団長の土俵入り 10:37

拡大写真(1800X1400)698KB

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