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▼ 数分で川中の石鳥居に着くと、裸神輿は、篝火と竹松明の明かりを頼りに、西から東に向かう川中参道を進んだ。この辺は足場も悪く、よく滑るところで、担ぎ手たちは注意して歩を運んでいた。 |
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川中鳥居を通過する神輿 2009.11.28 19:14
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▼ 下のイラストは、祭りを主催する「緒方三社川越しまつり実行委員会」が作成したチラシに載せられたイラストである。三ノ宮神輿が川中の大鳥居をバックに渡御するシーンが男たちの晴れ舞台であり、花道であることが分かる。 |
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イラスト:配付チラシの挿絵(豊後大野市緒方支所) |
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びゃっこんの とりいくぐりや あきみこし |
Portable shrine in the autumn, men of white loincloths passing under the torii.
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▲▼ 午後7時に宮田を出発した三ノ宮神輿は、途中休憩もなく、交代もないまま、難所の水門を二度通過し、既に15分が経過している。担ぎ手たちの表情に疲れの色が見えるのはやむを得ないことである。 |
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緒方川対岸(右岸)の原尻区に上陸した神輿 19:16
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▲▼ 三ノ宮神輿は、二日目に神事が行われる仮設祭壇のそばに無事上陸した。ここで神輿は、裸の川組から白装束の陸組(おかぐみ)にバトンタッチされるはずだが、その姿が見えない。準備が遅れているのだろうか。 |
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▼ そうではなかった。近年は人出が足らず、褌一丁の川組がそのままの格好で二ノ宮八幡社の拝殿に向かうのである。上衣を羽織らずに裸のままで神聖な境内に入るのは許されない神社が多いが、ここではそのような贅沢をいっておれないようで、過疎化による人手不足が祭りの手順まで変えさせている現状がある。 |
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二ノ宮八幡社入口の狭い石鳥居をくぐる 19:21 |
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松明の明かりをたよりに石段をのぼる(無修正、完璧なショット)
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楼門を通過する神輿 |
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▼ 二ノ宮八幡社の楼門そばの広場で、父神の一ノ宮神輿と母神の三ノ宮神輿の神輿合わせが行われた。棒鼻(ぼうばな)と呼ばれる担ぎ棒の先端を互いに接触させる神事である。応神天皇の前で、両親が接吻しているように見える。年に一度の、何とも微笑ましいシーンである。 |
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一ノ宮(父神)神輿と三ノ宮(母神)神輿の合体! 19:24
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▲▼ 裸たちが二ノ宮八幡社の拝殿に三ノ宮神輿を安置して、初日の神事は無事に終わった。若者たちは拝殿の前で円陣を作り、手〆ののち解散した。デジカメの撮影時刻を見ると、宮田を出発して26分が経過していた。 |
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▼ 裸たちは、このあと、歩いて二ノ宮八幡社から川原の仮設祭壇まで下り、燃え盛る井桁松明で暖を取り、身体を乾かしたあと、褌を解いて私服に着替えた。 |
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