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 感動写真集

2009年12月15日改訂

今 日

昨 日

♪獅子/邦楽囃子

親神の合体するや秋祭   北舟

 

Autumnal ritual, the rendezvous of parent's gods.

2009年12月15日制作

来年の再開を約して一ノ宮神輿と三ノ宮神輿が合体! 19:11

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来年の再開を約して一ノ宮神輿と三ノ宮神輿が合体!/緒方三社(大分県豊後大野市)
の神紋   川を渡る神輿   の神紋

緒方三社川越しまつり

御神酒

  ▼ 二日目・11月29日(日)昼前に二ノ宮八幡社に行くと、三社の神輿が境内に並べられていた。左から一ノ宮(父神:仲哀天皇)、二ノ宮(子神:応神天皇)、三ノ宮(母神:神功皇后)の神輿である。  
 こうしてみると、神輿の姿形や大きさが微妙に異なっているのが分かる。意外にも一ノ宮(父神)が最も小ぶりな神輿であった。川を渡ってくる三ノ宮(母神)が最も大きく、担ぎ棒も頑丈にできており、毎年、川床を渡御する荒行が行われていることを象徴している。そのためか、老朽化も著しいのはやむを得ないことであろう。
境内に並べられた三基の宮神輿/二ノ宮八幡社 2009.11.29 12:45
一ノ宮(仲哀天皇) 二ノ宮(応神天皇) 三ノ宮(神宮皇后)  

境内に並べられた三基の宮神輿/二ノ宮八幡社 2009.11.29 12:45

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▼ 楼門のそばに仮設舞台が設けられ、29日(日)正午から緒方神楽保存会による緒方神楽の奉納が行われた。この神楽の起源は不明だが、明治時代から奉納されており大分県指定重要無形民俗文化財である。

特設舞台で緒方神楽の奉納/二ノ宮八幡社楼門  2009.11.29 12:06

特設舞台で緒方神楽の奉納/二ノ宮八幡社楼門  2009.11.29 12:06

赤鬼の舞 12:26

赤鬼の舞 12:26

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神楽の熱演 13:01

神楽の熱演 13:01

▼ 午後3時ころ、三社の神輿は、各地区の氏子により二ノ宮から緒方川原右岸(東岸)の仮設祭壇に運ばれた。
神事のため緒方川原に向かう一ノ宮神輿 15:10

神事のため緒方川原に向かう一ノ宮神輿 15:10

▼ 地元応神天皇の二ノ宮神輿も原尻の氏子たちにより、山を下り、原尻の滝を右に見ながら会場に向かった。
原尻の滝のそばを緒方川原に向かう二ノ宮神輿 15:20

原尻の滝のそばを緒方川原に向かう二ノ宮神輿 15:20

▼ 昨夜、褌一丁で三ノ宮神輿を担いでいた人も、このときは陸組(おかぐみ)となり、白衣をまとって神輿を担いでいた。写真下は、二ノ宮神輿が原尻の滝口にかかる道を渡って上自在に向かっているシーンである。旅をしない二ノ宮を旅させたいという思いで、川を渡っているのだろう。このあと、引き返して、原尻の川原にあつらえた仮設祭壇に戻ってきたが、最後の到着となった。両親を待たすとは、大した子である。
緒方川を渡る二ノ宮神輿

緒方川を渡る二ノ宮神輿

▼ 午後3時半から緒方川原右岸(東岸)の岩盤の上にしつらえた仮設祭壇に鎮座した三社神輿の前で、神職と氏子長老たちによる神事が行われた。白衣の担ぎ手たちは、遠くからその様子を眺めていた。
岩盤の緒方川原で神輿三基の神事 15:40

岩盤の緒方川原で神輿三基の神事 15:40

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お祓いを受ける氏子長老たち

お祓いを受ける氏子長老たち

  ▼ 神事が終わったあと、三社の神輿は、再び御旅所の二ノ宮八幡社の拝殿に戻された。写真下は、三ノ宮神輿の痛み具合をチェックしているところで、屋根の漆塗りが剥離し、ひび割れており、相当の補修が必要であるように思われた。  
神事のあと二ノ宮八幡社に還る三基の神輿 16:15

神事のあと二ノ宮八幡社に還る三基の神輿 16:15

  ▼ 午後4時半から三社合同のお神酒あげのあと、氏子たちは、青いシートの上に陣取り、還御祭神事が始まるまでの間、神楽を楽しみながら酒食を共にした。  
酒席で神楽を楽しむ氏子たち/二ノ宮八幡社 16:30

酒席で神楽を楽しむ氏子たち/二ノ宮八幡社 16:30

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  ▼ 午後6時半になると花火が上がり、二ノ宮八幡社で還御祭の神事が始まった。三ノ宮神輿の担ぎ手たちは、緒方川原の仮設祭壇のそばで、昨夜と同様に祭り装束に着替えはじめた。観衆の面前なので、パンツをはいたまま、褌を締めていた。  
緒方川原の仮設祭壇のそばで褌を締める氏子たち 18:30

褌をパンツの内側に通して締める

パンツを脱いでシッカリと締める

褌をパンツの内側に通して締める パンツを脱いでシッカリと締める

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  褌一丁の若者たちは新しく廃材が補充されて高く積み上げられた井桁松明で暖をとりながら出番を待った。  
焚き火で暖を取る裸たち 18:35

焚き火で暖を取る裸たち 18:35

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  ▼ 御神酒を身体にかけ合う儀式は、裸祭りではよく見かける光景で、ここでも例外ではなかった。御神酒は、胃袋と皮膚の両方から氏子たちに力を与えてくれるに違いない。  
御神酒をかけて身体を浄める男たち 18:43

御神酒をかけて身体を浄める男たち 18:43

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  ▼ 午後7時、氏子たちは集団となり、火の入った竹松明の明かりを頼りに、駆け足で二ノ宮八幡社に向かった。  
駆け足で神社に向かう川組たち 19:02

駆け足で神社に向かう川組たち 19:02

参道の行進 19:05

参道の行進 19:05

石段をのぼる裸衆

石段をのぼる裸衆

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三ノ宮神輿の還御のはじまり 19:07

三ノ宮神輿の還御のはじまり 19:07

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二ノ宮八幡社拝殿を後にする三ノ宮神輿

二ノ宮八幡社拝殿を後にする三ノ宮神輿

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石段を下る三ノ宮神輿

石段を下る三ノ宮神輿

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一ノ宮神輿を待つ三ノ宮神輿

一ノ宮神輿を待つ三ノ宮神輿

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  親神の合体するや秋祭  北舟 

おやがみの がったいするや あきまつり

Autumnal ritual, the rendezvous of parent's gods.  

来年の再開を約して一ノ宮(父神)神輿と三ノ宮(母神)神輿が合体! 19:11

来年の再開を約して一ノ宮(父神)神輿と三ノ宮(母神)神輿が合体! 19:11

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