ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク
 

Wa☆Daフォトギャラリー

 感動写真集

2009年12月23日改訂

今 日

昨 日

♪太鼓メドレー

急流に挑む白褌秋神輿   北舟

 

Portable shrine in the autumn,
men of white loincloths challenging the rapid current.

2009年12月15日制作

水門の急流を進む

拡大写真(1800X1600)454KB

水門の急流を進む/緒方三社(大分県豊後大野市)
の神紋   川を渡る神輿   の神紋

緒方三社川越しまつり

水 門

  ▼ 三ノ宮神輿の還御は、昨日の逆順である。解説はもはや不要なので、ロマンと感動あふれる裸の神事をじっくりとご覧いただきたい。  
狭い石鳥居の下を神輿を抱えて通過 2009.11.29 19:14

狭い石鳥居の下を神輿を抱えて通過 2009.11.29 19:14

拡大写真(1900X1540)487KB
緒方川の大鳥居に到着 19:23

緒方川の大鳥居に到着 19:23

拡大写真(2000X1450)273KB
  秋夜川白褌神輿石鳥居  北舟 

あきよかわ びゃっこんみこし いしどりい

Autumnal night river, portable shrine of white loincloths going under the stone torii.  

大鳥居を通過する神輿

大鳥居を通過する神輿

拡大写真(2100X1230)214KB
大鳥居を通過して水門に向かう神輿 19:24

大鳥居を通過して水門に向かう神輿 19:24

拡大写真(2000X1250)212KB
水門の急流を進む

水門の急流を進む

拡大写真(1800X1600)454KB
  急流に挑む白褌秋神輿  北舟 

きゅうりゅうに いどむびゃっこん あきみこし

Portable shrine in the autumn, men of white loincloths challenging the rapid current.  

水門をのぼる神輿 19:26

水門をのぼる神輿 19:26

拡大写真(1800X1600)369KB
水門を乗り越えた神輿

水門を乗り越えた神輿

拡大写真(2000X1500)262KB
観衆の喝采を受けながら水路(井路)を進む神輿 1/2 19:28

観衆の喝采を受けながら水路(井路)を進む神輿 1/2 19:28

拡大写真(2000X1500)294KB
観衆の喝采を受けながら水路(井路)を進む神輿 2/2 19:28

観衆の喝采を受けながら水路(井路)を進む神輿 2/2 19:28

拡大写真(2000X1400)285KB
水門に引き返す神輿

水門に引き返す神輿

拡大写真(2200X1650)348KB

水門に到着

水門に到着

拡大写真(1920x1412)332KB

水門を下る神輿(無修正・完璧なショット) 19:30

水門を下る神輿(無修正・完璧なショット) 19:30

拡大写真(2000X1500)426KB
慎重に神輿を進める

慎重に神輿を進める

拡大写真(1800X1350)408KB

無事水門を通過 19:31

無事水門を通過 19:31

拡大写真(1600X1200)387KB

石鳥居の西方を通過する神輿 19:33

   ↓対岸で燃え盛る井桁松明

石鳥居の西方を通過する神輿 19:33

拡大写真(1800X1500)398KB

鏡のような岩盤を行く神輿 19:35

鏡のような岩盤を行く神輿 19:35

拡大写真(1800X1500)335KB

  ▼ 対岸の上自在(かみじざい)に上陸した三ノ宮神輿は、小型トラックに載せられ、この後、三ノ宮八幡社まで運ばれて行った。川組たちの役目はこゝまでで、昨夜同様、円陣を組み、手〆によりお開きとなった。  

神輿をトラックに載せ、手〆でお開き 19:37

神輿をトラックに載せ、手〆でお開き 19:37

   裸の若者たちは歩いて滝口の道を引き返し、原尻の仮設祭壇のそばの井桁松明で暖をとったあと、褌を解いて私服に着替えた。大役を果たした満足感と高揚感が川原を明るく包み、笑顔を浮かべた青年たちの姿は、とても頼もしく、過疎化による人口の減少に悩みながらも伝統の裸褌文化が着実に次世代に伝わっていることを嬉しく思った。  

撮影・原作:清原 浩 きよはらひろし

住居:宇佐市(出生:豊後高田市)

昭和36年生まれ

趣味:写真、流木アート

若宮 秋季大祭 川組後援会 役員
あとがき
 このたび、800年前から豊後大野市緒方町に伝わる「緒方三社川越しまつり」の取材に出かけました。この祭りは、何時も「若宮八幡秋季大祭」の川渡し神事と時期が重なり、中々取材に行くことが出来ませんでしたが、今年は若宮の日程が早かったため、緒方三社の祭りも取材することができました。
 この「川越しまつり」は、イベント的な要素は少なく、素朴でどことなく懐かしさを感じる祭りでした。担ぎ手が僅か40人弱と、その規模は決して大きいものではありませんが、二日間見終えた感動は、十分に満足いくものでした。
 また、若宮の掛け声は、『わっしょい、わっしょい』ですが、三ノ宮は『エイサ、ホイサ』でした。各家々で御神酒を貰う際に住人が神輿の下をくぐり抜ける習慣があって意外に思いましたが、担ぎ終えたあと、代表が音頭を取って三本締めをする様は、若宮とダブり、感銘いたしました。来年も若宮と時期がズレれば、また取材したいと考えています。

 
日本の裸祭り第100集/感動写真集第129集 「緒方三社川越しまつり」

 平成21年(2009)12月15日 作品:第36作  画像:(大70+小26) 頁数:5  ファイル数:191 ファイル容量:40.1MB
  平成12年(2000)〜平成21年(2009) 作品数:345 頁数:1,303 ファイル数:54,157 ファイル容量:7,549MB
  秋の夜水門下る褌衆  北舟 

あきのよる すいもんくだる ふどししゅう

Autumn night, men of loincloths going down the water gate.  

【編集子が選ぶ名作】

狭い水門を下る三ノ宮神輿

狭い水門を下る三ノ宮神輿 2/3

拡大写真(1800X1200)275KB

感動の 緒方三社おがたさんじゃ

白褌神輿びゃっこんみこし

 清原さんの第14作目となる5頁96枚の大作「緒方三社川越しまつり」が完成した。監修を終えたこの夜、感動を持ってこの感想文を書いている。先日、清原さんは、かねてから考えていたこの祭の取材に出掛けられ、2日間、愛機オリンパスE-500とE-510の二台を使って980枚980MBを激写され、原画を全て収録したDVDを私のもとに送ってこられた。早速、パソコンに取り込み、閲覧したところ、素晴らしいショットの連続で、思わず息を飲んでしまった。
和田義男
 ご覧の如く、僅か40人ほどの褌姿の男たちが総重量650kgというそんなに大きくはない神輿を担ぎ、二夜に渡って、川中に立つ大鳥居の周辺水域を往復するという、それだけの祭りにもかかわらず、これだけの感動を受けた理由は何処にあるのだろうか。
 白褌(びゃっこん)に白足袋を履いただけの簡素な出で立ちで現れた若者たちが神輿を担いで川を渡るだけという素朴な川渡神事は、どこにでもありそうだが、そうではない。原尻の滝口の岩盤が川床となった渡御会場は、夜になると真っ暗闇になり、篝火と竹松明だけの照明を頼りに川を渡る姿は純朴そのもので、飾るものが何もないのに美しく、日本人の心の琴線に触れるロマンがあり、感動がある。これは、原尻の滝をはじめ、この大鳥居周辺の舞台装置がこの野外劇を素晴らしいものにしているのではなかろうか。神輿と裸の担ぎ手と松明と篝火以外の演出が一切ない素朴さが、日本人のDNAに擦り込まれた感性を刺激しているに違いない。
  白褌の鳥居くぐりや秋神輿  北舟 

びゃっこんの とりいくぐりや あきみこし

Portable shrine in the autumn, men of white loincloths passing under the torii.  

【編集子が選ぶ名作】

無事に石鳥居を通過

無事に石鳥居を通過

拡大写真(1400X1000)224KB

 それに加えて、清原さんの高い撮影技術がこの感動を不動のものにしている。オリンパスの名機を駆使して、和田式撮影術をすっかりマスターされた清原さんの激写によって切り取られた数々の画像は、とても鮮明で、神事に携わる裸の男たちの生き生きと躍動する姿や真剣な表情を余すところなく描写している。
 赤く燃え盛る篝火や松明が川面に映え、巨大な石鳥居の立つ舞台の上で、何の飾りもない白褌の男たちが躍動する。最大の難所である水門越えは圧巻で、二度にわたって直近から男たちの奮闘ぶりを切り取った作品は、どれも素晴らしく、心を打つ。
 特に、写真下の「水門を下る神輿」は無修正の完璧なショットであり、清原さんに脱帽する他はない。余りにも素晴らしいので、その旨を括弧書きしたが、これは初めてのことである。この大作が裸祭シリーズの100作目となったことは、偶然にせよ、何かの縁を感じる。
 これからも日本男児が繰り広げる素晴らしい伝統の裸褌文化を数多く掘り起こして、全国に発信して行きたい。この日本一の裸祭りシリーズは、清原さんのお陰で更に深みを増している。今後とも和田フォト九州支店長として更にご活躍頂きたい。Wa☆Daフォトギャラリーは、そのための巨大な展示場なのだから・・・。感動の余韻に浸りながら、いつものように、スコッチのグレンフィディック・オンザロックスで、清原さんとこの作品に乾杯!
                                              〈 完 〉  2009.12.15  00:10 和田義男
  急流に挑む白褌秋神輿  北舟 

きゅうりゅうに いどむびゃっこん あきみこし

Portable shrine in the autumn, men of white loincloths challenging the rapid current.  

【編集子が選ぶ名作】

水門を下る神輿(無修正・完璧なショット) 19:30

水門を下る神輿(無修正・完璧なショット) 19:30

拡大写真(1800X1350)408KB

お便りコーナー(抜粋)

2009年12月16日(水)晴  清原 浩  様より

監修有難うございました。 こんばんは。この度は、「緒方三社川越しまつり」の監修、誠に有難うございました。まさかこの様な大作に仕上げて頂けるとは思いませんでした。もう少し情報があればもっと良いショットが撮れていたとは思いますが、次回は要領もあるていど掴めましたので、また違った場面の撮影が出来るかと思います。この度は、誠に有難うございました。
 
おはようございます。お便り有り難うございました。この度は、二日間にわたる素晴らしい取材を敢行され、清原さんの熱意と撮影技術の素晴らしさに大変感動しました。最初は、中編くらいになるのかと思いながら編集を始めたのですが、素晴らしい写真が沢山あり、あれもこれもとやっているうちに長編になってしまいました。大鳥居や水門のシーンは、それぞれ1枚で済ますにはもったいなく、良く撮れているために何枚も並べました。

単純素朴な裸祭りですが、紅葉、原尻の滝、大鳥居、参道、神社、神事、神楽、宴会など、滝や大鳥居以外は見慣れている光景ばかりですが、大自然に囲まれたこれらの舞台をバックにした裸神輿の躍動が美しく、見せ場が沢山あるためにこのような大作になりました。

何も飾らない裸神輿は、日本人のわび・さびに美を見る感性にピッタリで、そのシンプルさ、素朴さが郷愁をかき立ててくれます。演出は余り無いといいながらも、敢えて水門を越えて疎水を巡ったり、一ノ宮神輿と神輿合わせをしたりと、見せ場もちゃんとつくられています。親子神の年に一度のめぐり会いという七夕のような伝説もロマンをかき立ててくれます。篝火と松明が効果的で、若宮八幡裸祭のように色つきの探照灯を浴びせかけるようなこともなく、夜の川の雰囲気を大切にした祭りで、とても気に入りました。是非来年も取材していただき、更に感動的なシーンを切り取ってきて下さい。

反省点としては、二日目の大鳥居を東から西に通過するシーンで、鳥居の上部が切れています。神輿を画面の中心にもってきたためにそうなったのですが、手前の水域が広くなっているのでカットしていますが、鳥居全体を入れた構図にすれば完璧でした。水門の撮影は、言うこと無しです。他のカメラマンが写っているところは、かなり手を入れて消し去りましたので、この写真を見られた人は、どうしてこれだけ完璧な写真が撮れるのか不思議に思うでしょうね。これからも宜しくお願いします。有り難うございました。
 
こんばんは。ご丁寧なお便り誠に有難うございました。

ご指摘いただきました、大鳥居を東から西に通過するシーンですが、現場の状況は日中に確認したのですが予想以上に神輿の進む速度が速く、闇夜で川の中は全く見えず足場も悪く、あの撮影ポイントまで行くのがやっとで慌てて撮った次第です。次回は、ポイントも把握出来ましたのでカバー出来るかと思います。

あと、FLー36フラッシュの性能的な問題もあり中々課題が多くて悩む所であります。取りあえず、念入りな下見と行事詳細を的確に把握して今後に生かしたいと考えております。有難うございました。
 
おはようございます。お便り有り難うございました。夜間、足場の悪い暗闇の撮影は、ヘッド・ライトが必要ですね。ライト無しであそこまで行かれた勇気を買います。(^^ 
 
フラッシュのFL-36は、私も以前使っていましたが、撮影毎に充電作業が入るので連写できないことがわかり、今はFL-50を使っています。大きく重いのですが、連写ができ、ストレス無く使えますので、夜間撮影には欠かせない機材となっています。E-30のSAT機能により、光が正面だけでなく、後方にも回り込むように明るく写ります。
 
清原さんも私同様にFL-50が必要になったということは、ハイアマかセミプロの腕前になったという証拠ですね。私は、二刀流でFL-50を二台使用していましたが、平成19年(2007)12月8日岐阜市・葛懸(かつらがけ)神社の「池ノ上みそぎ祭」で取材中、夜、足場の悪い岩場で滑って転び、膝をすりむいたうえに一台が岩に激突して壊れてしまったため、今は、夜間は二刀流は止めて、一台で撮影しています。懐中電灯では片腕が使えなくなりますので、ヘッド・ライトが安全です。
 
平成19年(2007)2月24日の黒石寺蘇民祭の取材では、懐中電灯を使いましたが、照明のない瑠璃壺川の水垢離場でヘッド・ライトを付けた人がかなりいました。そのとき、両手が使えるヘッド・ライトの必要性を感じました。でも、「池ノ上みそぎ祭」では、懐中電灯でしたので、夜間撮影の危険性をなめていたんですね。フラッシュを壊してからは、夜、足場の悪い場所では必ずヘッド・ライトを使うことにしました。痛い授業料を払って得たノウハウです。(^^; 有り難うございました。12/17
  フォトギャラリーへ 特集!旅紀行目次へ 世界の名城 感動写真集目次へ  
旅紀行ジャパン目次へ   多摩川紀行
旅紀行日本の祭り 旅紀行日本の裸祭り 旅紀行日本の花目次へ
Wa☆Daフォトギャラリー

今 日

 和田フォトギャラリー

昨 日

 Copyright (C) 2000-2009 Yoshio Wada. All Rights Reserved. 

ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク