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 旅紀行日本の祭り

2009年9月8日改訂

今 日

昨 日

♪山伏/邦楽囃子

神灯の奥に鳳輦火の祭   北舟

 

The fire ritual, the portable shrine behind the holy lanterns.

2009年9月8日制作

御旅所着輿祭 18:15

パノラマ写真(2550x1200)535KB

御旅所着輿祭/北口本宮冨士浅間神社(山梨県富士吉田市)
北口本宮冨士浅間神社神紋   北口本宮冨士浅間神社   北口本宮冨士浅間神社神紋

吉田の火祭り

着輿祭

▼ 氏子中の渡御の途中、「富士みち」南端の上宿(かみしゅく)交差点で御影(みかげ)を三度地面に打ち下ろす所作が休憩を挟んで二度行われた。これは神威の発揚を願うものだが、このイベントには呼び名がついていなかったので、ここでは「御影落し(みかげおとし)」と命名させて頂く。2日間にわたる渡御の途中で何度も行われるために担ぎ棒が痛むことから、毎年、その表面を削って新しくしているという。御影は、縄で担ぎ棒に固定されている。

御影みかげ

落し 17:00

御影落し 17:00

拡大写真(2000x1350)527KB

  勢子衆の御影落しや鎮火祭 北舟 

せこしゅうの みかげおとしや ちんかさい

The fire extinguishing ritual, Carriers drop the Mikage portable shrine.

御影を持ち上げ・・・

ドスンと落とす!

御影を持ち上げ・・・ ドスンと落とす!

拡大写真(1600x1200)392KB

拡大写真(1600x1200)396KB

  赤富士の神輿地を打つ火の祭 北舟 

あかふじの みこしちをうつ ひのまつり

The fire ritual, the red Fuji portable shrine bumping to the earth.

富士みち(国道139号)を練り歩く明神神輿 17:40

富士みち(国道139号)を練り歩く明神神輿 17:40

拡大写真(1800x1350)434KB

子供神輿 1/4
子供神輿 2/4
子供神輿 1/4 子供神輿 2/4

拡大写真(800x584)145KB

拡大写真(800x584)145KB

子供神輿 3/4
子供神輿 4/4
子供神輿 3/4 子供神輿 4/4

拡大写真(800x584)162KB

拡大写真(800x584)143KB

休憩する御山神輿の勢子たち/上宿交差点 17:50

休憩する御山神輿の勢子たち/上宿交差点 17:50

拡大写真(1800x1330)402KB

▼ 写真下は昭和初期のもので、勢子たちが休憩しているところを撮影したもの。当時は褌姿の若者もいて、現在の勢子たちの衣装が半纏・ハンダコ・股引姿に変わっていることが分かる。御山神輿自体は、昔のままの姿が継承されている。

休憩する御山神輿の勢子たち/昭和初期

休憩する御山神輿の勢子たち/昭和初期

明神神輿の後を追う御山神輿 18:00

明神神輿の後を追う御山神輿 18:00

拡大写真(2000x1250)492KB

▲ 宮神輿である明神神輿と御山神輿は普段は諏訪神社拝殿入口の両サイドに設けられたガラス張りの神輿庫に陳列されており、参拝者は何時でも見ることができる。
提灯に火が入った大神輿/富士みち 18:05

拡大写真(1600x1200)379KB

▲▼ 浅間大神と諏訪大神の神霊を祀る宮神輿は、大神輿(おおみこし)と呼ばれているが、全国で見られる明神形神輿であることから明神神輿ともいう。屋根の四方には桜をイメージした神紋が3つ取り付けられている。
夜店が並ぶ富士みちを行く大神輿

夜店が並ぶ富士みちを行く大神輿

拡大写真(1800x12700)425KB

▼ 御旅所のコミュニティーセンターは、上宿交差点から富士みちを数百メートル下った西側に立つ火の見櫓の奥にある。大神輿は、午後6時過ぎ、火の見櫓の前で直角に向きを変え、一泊する御旅所に向かった。
御旅所に入る大神輿 18:05

御旅所に入る大神輿 18:05

拡大写真(2000x1300)436KB

▼ 御旅所の入口に立つ火の見櫓の両脇に立つ樅(もみ)の御神木の間には注連縄が張られており明神神輿はその下をくぐりながら神輿の屋根に立つ鳳凰(ほうおう)の嘴(くちばし)で注連縄を切り落として通過する。
御神木の

注連縄しめなわ

切り

御神木の注連縄切り

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▲▼ 注連縄にはあらかじめ切れ目が入っていて簡単に切れるようになっているという。大神輿が火の見櫓をくぐって見事に注連縄を切り落とすと、拍手が湧き上がる。
大神輿の鳳凰の

くちばし

で注連縄を切る

大神輿の鳳凰の嘴で注連縄を切る

御旅所の富士吉田市立コミュニティーセンターに到着 18:08

御旅所の富士吉田市立コミュニティーセンターに到着 18:10

拡大写真(1800x1350)378KB

▲▼ 渡御行列は、そのまま御旅所のコミュニティーセンターに入り明神神輿は右の台座、御山神輿は左の台座に安置された。子供神輿は先に到着し、御旅所の奥に並べられていた。

御旅所に着座 18:10

御旅所に着座

御山神輿を明神神輿の左側に奏安

御山神輿を明神神輿の左側に奏安

▼ 御旅所に神輿が奏安されると御旅所着輿祭(ちゃくようさい)と神輿奏安祭が始まり神職御師、氏子総代、勢子一同が神輿の前に整列して神事が執り行われた。写真は神饌(しんせん)を手渡しで神前に供えているところ。
 

 両神輿にはそれぞれ神饌を盛った9台の三方が備えられる。神輿が御旅所に入ったのを合図に、世話人たちは富士みちに並べられた松明に点火する作業を開始しており、御旅所の神事には列席していない。

 
  神灯の奥に鳳輦火の祭 北舟 

しんとうの おくにほうれん ひのまつり

The fire ritual, the portable shrine behind the holy lanterns.

御旅所

着輿祭ちゃくようさい

 18:15

御旅所着輿祭 18:15

パノラマ写真(2550x1200)535KB

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