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■■■ 「南ドイツ感動の旅」速報! ■■■ |
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平成20年(2008)6月12日(木)から19日(木)までクラブツーリズムが主催する「ドイツハイライト8日間」に参加し、実質6日間、初夏の南ドイツの旅を満喫した。 |
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ツアー初日は午後1時頃日本航空JL407便のジャンボ機で成田空港を出発。約12時間のフライトの後、午後6時頃ドイツのフランクフルト空港に到着。出迎えのツアーバスで市内のホテルにチェックインして一泊。翌13日(金)午前8時半、ツアーバスでホテルを出発、リューデスハイムから観光船に乗り、約1時間半のライン川の船下りを楽しんだ。 |
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ドイツ鉄道(DB)の真っ赤な列車/ライン川下り 2008.6.13
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ドイツの父なる川といわれるライン川は、スイスアルプスの山中から端を発し、フランスとドイツの国境を流れ、オランダのロッテルダムで北海に流れ込む全長1,320kmの国際河川である。点在する古城とぶどう畑が織りなす景観は、19世紀にロマン派の作家によって賞賛され、ハイネの詩にズィルヒャーが曲をつけた有名な「ローレライ」で世界的に知られるようになった。ドイツ政府による国賓級の接待にもライン川下りが組み込まれるなど、ドイツ人の大きな誇りとなっている。 |
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葡萄畑と中洲に建つ船形のプファルツ城/ライン川下り 2008.6.13
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ツアー3日目は、ケルンとハイデルベルクを観光した。古くから学生の町として知られるハイデルベルクは、その昔、ゲーテやショパンなど多くの詩人や芸術家が訪れ、数々の芸術とロマンを生み出した。ネッカー川の滔々たる流れを見下ろすハイデルベルク城は世界遺産に指定されており、城内からの眺望は素晴らしい。 |
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ネッカー川を見下ろすハイデルベルク城(世界遺産)/ハイデルベルク 2008.6.14
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ヘッヒンゲンの小高い山上にドイツでも屈指の名城として知られるホーエンツォレルン城がある。プロイセン王家であるホーエンツォレルン家はこの地で生まれ、11世紀に築城されたが後に破壊されたため、1867年にフリードリヒ・ヴィルヘルムIV世によって再建された。 |
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1869年に建造が始まったノイシュバンシュタイン城とほぼ同時期に建てられたものだが、ホーエンツォレルン城は無骨ともいえる重厚な城で、様式もかなり違っている。現在でも最後の皇帝ヴィルヘルムII世の子孫が使用しているが、城内はガイドツアーで見学できる。 |
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山頂に建つホーエンツォレルン城/ヘッヒンゲン 2008.6.15
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ツアー4日目は、ドイツ南部のシュバンガウにあるノイシュバンシュタイン城(新白鳥城)を観光した。政治には一切関心がなく、築城オタクといわれるバイエルン国王ルードヴィヒII世(1845-1886)が17年の歳月と巨費をつぎ込んで建てた白亜の美しい城である。見る方角によって姿かたちが変わるロマンあふれる名城として知られ、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルとなっているという。 |
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街道から臨むノイシュバンシュタイン城/シュバンガウ 2008.6.16
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妃をめとらず、孤独で数奇に満ちたルードヴィヒII世の生涯は、シュタルンベルク湖での謎の溺死により幕を閉じたため、この城は未完成のまま現在に至っている。国王による浪費は民衆の反感を買ったが、今となっては大きな観光資源となり、地元に巨万の富をもたらしているのは皮肉である。 |
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白亜の名城ノイシュバンシュタイン城/シュバンガウ 2008.6.16
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ツアー5日目は、午前中、ヴィースにあるヴィース教会(ヴィースの巡礼教会)を観光した。1745年から1754年にかけて建てられた教会で、外観は平凡だが、ロココ様式の内部の装飾がヨーロッパ随一といわれている。特に、その天井画は「天から降ってきた宝石」とも讃えられ、世界遺産に認定されている。 |
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世界遺産ヴィース教会の豪華な内部/ヴィース 2008.6.16
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午後、ミュンヘンに入り、市内観光。夜は、ホーフブロイハウスの3階ビアホールで、フォークダンスやヨーデルなどのショーを見ながら夕食を取った。ホーフブロイは宮廷ビール醸造所という意味で、かつてはバイエルン王室の御用醸造所であったという。ヒトラーがしばしばこのビアホールで大衆を前に演説を行った話は有名。現在は、陽気で楽しい市民の憩いの場となり、多くの観光客を集めている。 |
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ホーフブロイハウスの陽気なショー/ミュンヘン 2008.6.16
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ツアー6日目は、ディンケルスビュールとローテンブルクを観光。世界遺産として名高いローテンブルクは、中世の宝石箱と呼ばれるように、とても美しい町で、旧市街は城壁にスッポリと囲まれた中にある。中心のマルクト広場に市庁舎があり、写真はその塔の上から撮影したもの。 |
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中世の宝石箱ローテンブルク旧市街/ローテンブルク 2008.6.17
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ツアー7日目は、午前中、ビュルツブルクの市内観光を行い、バロック建築様式を代表するヨーロッパでも屈指の宮殿として知られるレジデンツを見学した。世界遺産に指定されているレジデンツは、1720〜1744年に大司教の宮殿として建設された。 |
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世界遺産レジデンツとホーフ庭園/ビュルツブルク 2008.6.18
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午後、フランクフルトの市内観光。フランクフルト中央駅は予想外に大きく、中に自由に入れたので、いわゆるドイツ新幹線と云われるICEを撮影することができた。写真はICE T と呼ばれる車種で在来線を最高速度230km/hで走行する。 |
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ドイツ鉄道(DB)が誇る新幹線「ICE」/フランクフルト中央駅 2008.6.18
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市内見学とショッピングの後、フランクフルト空港2105発JL408便にてドイツを後にし、11時間ほどのフライトで、翌6月19日(木)午後3時頃、無事成田空港に到着した。6日間で1,000万画素の写真4,090枚、8,581MBを撮影。まずまずの天候に恵まれ、満足ゆく旅だった。今回、ノイズのない高感度撮影と手振れ防止機能を誇るオリンパスの最新型機のお陰で殆どフラッシュを使わず、屋内や夜間もありのままの姿で切り取ることができた。記録メディアのCFカードも8ギガと2ギガ各1枚で済み、予備のカードの出番はなく、余裕の撮影だった。完成版を乞うご期待! |
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