|
|
|
|
撮 影
2014年8月3日
OLYMPUS E-5 E-30
12-60mm 70-300mm
1230万画素 3,860枚 10.5GB
|
|
2014年10月27日(月)本年第16作となる「わんぱく相撲」が遂に完成した。二台のカメラで切り取った3,860枚10.5GBの原画は見るだけでも大変だった。2000年7月以来第479集、世界に誇る日本の裸祭の第184集になる。心身共に健康で好きだからこそこゝまでやってこれた。神と家族に感謝する毎日である。 |
裸祭の取材を続けるうちに、交流の輪が広がり、静岡県磐田市の見付天神裸祭が縁で知り合った杉浦弘さんのお誘いがなければ、この感動大作が世に出ることはなかった。杉浦様はじめ、静岡県チーム関係者の皆様方には衷心より御礼申し上げます。
〈 拝 〉 |
|
礼に始まり礼に終わる |
日本の武道に共通することだが、相撲には世界に誇る精神文化がある。野球やサッカーなど外来スポーツと違って、相撲はただ単に強いだけでは駄目で、相手を思いやり、礼節を重んじることが求められる。相撲道といわれる所以であり、子供たちにとっては社会教育の場でもある。
試合は、礼に始まり礼に終わる。かつて、優勝を決めた外国人横綱がガッツポーズを行って顰蹙(ひんしゅく)を買ったことがあったが、勝ったからといって得意になるような見苦しい子は誰一人いない。わんぱく力士たちは、相手をいたわる気持ち、感謝を忘れない気持ちが尊いことを知っている。
|
|
|
|
日本の裸祭り第183集(99種)「わんぱく相撲」 |
撮影・制作 : 和田義男 |
大相撲の横綱になるには、強いだけでなく、人間として立派な品格があるかどうかが問われることを見ても、相撲は単なるスポーツではないことが分かる。野球やサッカーに見られるように、ウェーブなどを行って味方を励ますのはまだしも、相手を野次ったり揶揄(やゆ)するようなはしたないシーンは一切無い。サッカーを見ていてホームとアウェーでの環境の落差に驚くのは、筆者だけではあるまい。
K国やC 国での試合で自己中心的な運営や意図的とも思える不公平な判定が目につくのは、国民性の違いなのだろうか。様々な手段で相手にプレッシャーをかけたり、依怙贔屓(えこひいき)をする行為は、かつての武士道に培われてきた日本の武道では考えられない、野蛮な行為である。
わんぱく相撲全国大会では、パンツの上にまわしを締めるような見苦しい子は皆無で、全員白まわしを肌に直接締めている。相撲を取るなら当たり前のことだが、ここでは、日本古来の裸褌文化が徹底して教え込まれている。大相撲で見られる日本人の美徳が全て実現されているのが素晴らしく、今後更なる発展を祈念したい。わんぱく力士たちよ、未来の大横綱目指して貴乃花に続け! わんぱく相撲万歳! 〈 完 〉
2014.10.27 和田義男 |
平成26年(2014)8月23日 作品:第16作 画像:180(大148+小32) 頁数:7 ファイル数:379 ファイル容量:126MB
平成12年(2000)〜平成26年(2014) 作品数:479 頁数:1,952 ファイル数:88,940 ファイル容量:18,281MB |
|