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2006年3月21日(火)春分の日も東京は絶好の行楽日和となったので、家内と二人で青梅市にある吉野梅郷に行った。JR青梅線・青梅駅から奥多摩に向かって二つ目の日向和田(ひなたわだ)駅は、梅見客で混雑し、JRは臨時改札口を設けて客を捌いていた。 |
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梅見客で溢れる日向和田駅 |
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駅を出て青梅街道に下ると秩父多摩甲斐国立公園の標識があり、ここが国立公園の入口であることが分かる。 |
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秩父多摩甲斐国立公園に入る |
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多摩川に架かる神代橋(じんだいばし)を渡ると吉野街道となり、そのあたり一体が吉野梅郷である。正確には、日向和田(ひなたわだ)駅から二俣尾(ふたまたお)駅に至る多摩川右岸(南側)の東西4kmに広がる地域をいう。 |
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梅を見ながら腹ごしらえ |
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梅の公園/南から北を臨む |
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パノラマ写真(1600x800)342KB |
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吉野街道に面するこの地域は、青梅市の「梅の公園」をはじめ、地元農家の梅園や 吉川英治記念館 などが点在し、200品種約25,000本の梅の木が紅白の花をつけ、ほのかな香りを漂わせる関東一の梅の里である。 |
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西の展望台付近 |
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梅の公園/東から西を臨む |
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パノラマ写真(2000x770)442KB |
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毎年3月1日から31日まで「梅祭り」が開かれ、露店などが出て連日賑わいを見せる。期間中の土・日・祝日には色々な催しがあり、観梅客がどっと押し寄せる。 参照: 青梅市梅だより |
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家族の憩いの広場 |
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競い合う紅梅と白梅 |
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吉野梅郷の中心地・青梅市営「梅の公園」は、山の斜面を利用した4.5haの敷地に120種1,500本の梅の木が植えられている。周辺には都立天満(てんま)公園や民営の梅園、果実栽培用の梅畑が広がっている。 |
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山全体が梅の公園 |
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満開の東口付近 |
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この日、久しぶりに「梅の公園」を訪れ、ゆっくりと散策した。東口付近は満開、北口付近は五分咲きとなっており、今年は開花が3週間ほど遅れているという。そのお陰で三月一杯は梅見を楽しむことができる。 |
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艶やかな紅梅 |
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青空と梅 |
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観梅の小径 |
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撮影 2006年3月16-21日
OLYMPUS E-330 E-500
11-22mm 18-180mm 50mmMacro
800万画素
1450枚 2,270MB
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今年、長い冬のために梅の開花が2〜3週間遅れたが、その分、とても美しく咲いてくれた。梅は、桜と並ぶ日本を代表する花で、古来より日本人の心を魅了してきた。 |
長い冬を堪え抜き、春の到来を告げる梅は、寒さの中で開花する。派手な桜にないけなげさがあり、見飽きることがない。 |
吉川英治と同じように青梅市を終の棲家と定めた筆者として、僅か4駅先の秩父多摩甲斐国立公園に梅の里があるのはとても嬉しい。梅は、これからも多くの人々に安らぎと喜びを与えてくれることだろう。 |
2006.3.26 〈 完 〉 |
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