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和田義男

 旅紀行ジャパン

2022年1月6日改訂

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♪ 篠 笛

 

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2022年1月6日制作

広葉樹林を背景にガッツポーズする和田爺

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広葉樹林を背景にガッツポーズする和田爺/琴平滝(東京都青梅市)

和田爺御嶽渓谷の秋

琴平滝行

〜武蔵御岳山滝行(琴平滝)〜

 和田爺は、2021年9月11日(土)、吉田好幸・Wa☆Daフォトギャラリー福岡支店長と共に多摩川上流の御岳渓谷(みたけけいこく)に旅し、武蔵御嶽神社(むさしみたけじんじゃ)がその山頂に鎮座する御岳山(みたけさん)(929m)の麓にある赤鳥居近くを流れる落差約7mの琴平滝(ことひらたき)(東京都青梅市御岳二丁目)で褌一丁の滝行を行い、全世界からコロナが撲滅されるよう神仏に祈願した。

 

【凡例】  ▲:上の画像の説明文  ▼:下の画像の説明文  〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示

武蔵御嶽神社の社殿を模した御嶽駅(JR青梅線)の駅舎

武蔵御嶽神社の社殿を模した御嶽駅(JR青梅線)の駅舎

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  ▲▼ 多摩川上流の御嶽渓谷は、急流が巨大な岩石を洗う景勝地として知られ、御嶽駅は、武蔵御嶽神社にお参りする玄関口である。  

御嶽駅前に架かる御嶽橋下流の多摩川御嶽渓谷(東京都青梅市)

御嶽駅前に架かる御嶽橋下流の多摩川御嶽渓谷(東京都青梅市)

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  ▼ 和田爺一行は、御嶽駅から歩いて御嶽橋(みたけはし)上流に架かる神路橋(かみじばし 鋼鉄製吊り橋)を渡り、琴平滝に向かった。このあたりは、フィッシング・スポットとして太公望たちに親しまれている。  

神路橋上流の御嶽渓谷と甚平姿の和田爺

神路橋上流の御嶽渓谷と甚平姿の和田爺

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御嶽神社の参道に立つ巨大な赤鳥居と和田爺

御嶽神社の参道に立つ巨大な赤鳥居と和田爺

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  ▼ 赤鳥居から300mほど先の苔むした小さな光仙橋(こうせんはし)を渡ると石碑「琴平瀧」があり、隣接する急峻な石段を登ると3分ほどで琴平滝に着く。駅からゆっくり歩いて30分ほどなので、意外と身近な滝である。

石碑があるということは、かつては、武蔵御嶽神社への参拝客や修験者たちが、ここで禊ぎをして、登山したのではないかと想像する。
 

琴平滝入口の古色蒼然たる石碑「琴平瀧」と和田爺

琴平滝入口の古色蒼然たる石碑「琴平瀧」と和田爺

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  ▼ 琴平滝(ことひらたき)は、三つの流れに分岐した落差7mほどの小滝だが、ほぼ垂直に流れ落ちて滝壺ができており、水量が少ないためか、余り深くなく、砂利底なので、水行に適している。  

山道を3分ほど歩くと眼前に琴平滝が出現!

山道を3分ほど歩くと眼前に琴平滝が出現!

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  ▼ 滝行の装束は定番の白鉢巻と白越中褌。褌は勿論和田爺謹製越中褌「長寿」。

写真:白鉢巻を締め甚平を脱いで滝行の準備をする和田爺

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白鉢巻を締め甚平を脱いで滝行の準備をする和田爺

白鉢巻を締め甚平を脱いで滝行の準備をする和田爺

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滝の本流に向け滝壺の深さを測りながら慎重に歩を進める和田爺

滝の本流に向け滝壺の深さを測りながら慎重に歩を進める和田爺

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滝壺の深さ60cmほどを確認する和田爺

滝壺の深さ60cmほどを確認する和田爺

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冷水に身体を慣らす和田爺

冷水に身体を慣らす和田爺

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振魂(ふりたま)をしながら祓戸大神(はらえどのおおかみ)を唱える和田爺(神式)

振魂(ふりたま)をしながら祓戸大神(はらえどのおおかみ)を唱える和田爺(神式)

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  忍者が用いた呪法として有名な九字護身法は、中国から伝わったと云われ、元々中国の神仙修行の際に神仙の御加護を願って護身に誦える呪文で、日本には密教や修験道の呪法の一つとなって伝わっている。

滝行においては、神のご加護を願ってしばしばこの手印が用いられる。

参照:湯殿山滝行(御滝行)〜出羽三山神社〜〈Wa☆Daフォトギャラリー〉
 http://wadaphoto.jp/maturi/dewa09.htm 
 http://wadaphoto.jp/maturi/images11/dewa195cl.jpg 
 

忍者のように手印を結ぶ和田爺(仏式)

忍者のように手印を結ぶ和田爺(仏式)

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忍者のように手印を結ぶ和田爺(拡大)

忍者のように手印を結ぶ和田爺(拡大)

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  合掌は、顔や胸の前で両方の掌を合わせて拝むことであり、祈りの普遍的な形とされている。和田爺は、合掌して、地球からコロナ禍が一掃されるよう、神仏に祈願した。

一神教の海外の方は、奇異に思われるが、日本では、現代も神仏混淆の文化が息づいている。
 

コロナ撲滅のため合掌して神仏のご加護を祈念する和田爺(全景)

コロナ撲滅のため合掌して神仏のご加護を祈念する和田爺(全景)

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和田爺の気合の滝行三態(振魂)

和田爺の気合の滝行三態(振魂)

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和田爺の気合の滝行三態(手印)

和田爺の気合の滝行三態(手印)

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和田爺の気合の滝行三態(合掌)

和田爺の気合の滝行三態(合掌)

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一回目の滝行を終えた和田爺

一回目の滝行を終えた和田爺

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  ▼ 御岳山の木々が雨水を保水し、それが徐々に染み出て滝となり、支流となって多摩川に注ぐ。緑の木立や田畑を潤し、富栄養分を海に運ぶ。日本の国土は水の恩恵を受けて美しく輝いている。  

山道を3分ほど歩くと眼前に琴平滝が出現!

滝壺から多摩川支流に流れ出る清水に立つ和田爺

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  ▼ 少し休憩の後、第二陣の滝行をすべく、岸壁づたいに滝壺に入った。清水落下による滝風を受けながら本流に向かう。  

岸壁づたいに滝壺に入る和田爺

岸壁づたいに滝壺に入る和田爺

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背中に支流の直撃を受ける

背中に支流の直撃を受ける

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滝の本流に向かう和田爺

滝の本流に向かう和田爺

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〜第二陣の滝行〜

琴平滝本流の下で合掌して手印を結び、山伏になった気分で下半身を滝壺に沈め、心静かに滝行を行う。

第二陣の滝行に入った和田爺

第二陣の滝行に入った和田爺

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本流を背に手印を結んで滝行する和田爺

本流を背に手印を結んで滝行する和田爺

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身体を滝壺に沈めて滝行する和田爺

身体を滝壺に沈めて滝行する和田爺

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  ▼ 本流の下で手を組み、滝壺に胸まで沈めた滝行を行う。冬の水行ほどではないが、初秋とはいえ、滝清水が全身を冷やし、長時間続けることはできないつらさがあった。  

身体を滝壺に沈めて滝行する和田爺(全景)

身体を滝壺に沈めて滝行する和田爺(全景)

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身体を滝壺に沈めて滝行する和田爺(アップ)

身体を滝壺に沈めて滝行する和田爺(アップ)

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  ▼ 第二陣の滝行を終え、滝壺から緑したたる広葉樹林に向かって流れ出る渓流の畔で、冷えた身体を大気で温める。  

広葉樹林を背景にガッツポーズする和田爺

広葉樹林を背景にガッツポーズする和田爺

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■■■ 謹賀新年2022/Wa☆Daフォトギャラリー ■■■

 令和4年(2022)壬寅(みずのえとら)の年頭に当たり、和田フォトファン宛の年賀状を作成した。
 (年賀葉書は2019年に廃止)

 和田爺は、2019年3月東京都羽村市にアトリエを構え、2019年の令和元年5月1日に再々就職し、仕事柄毎日1万歩を歩く日々となった。毎日が日曜日の生活は7年で終わったが、働くことで気力体力が回復して体調が良くなり、現在、実年齢は74歳だが、体年齢は59歳で、まだまだ若い者には負けない。

 新型コロナウィルスの影響で、ここ2年ほど、日本伝統の祭りが悉く中止の憂き目に遭い、裸祭りの参加取材の機会が失われたことは、とても残念である。そうした中、和田爺は、2021年9月11日と10月7日の二度にわたり、コロナ撲滅を祈願して武蔵御岳山琴平滝(東京都青梅市 落差約7m)で滝行を行った。年賀状の写真は、9月11日に撮影したときのものである。

 今年もオミクロン株の拡大が危ぶまれる中、依然として伝統の祭が開催される機運が乏しいが、全国民が3回目のワクチンを迅速に接種してこの危機を乗り切り、一日も早く正常な社会生活に復帰できることを祈りたい。

 ともあれ、今年もロマンと感動を求めて愛機 OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII とともに旅を続け、Wa☆Daフォトギャラリー http://wadaphoto.jp  とフェイスブック https://www.facebook.com/yoshio.wada.12  に名作をアップし、世界に向けて日本の伝統文化を発信できるようになることを望む。

 この活動は、私に与えられた天職であると考え、ライフワークとして続けてゆく所存。どうか今年も旧年同様、引き続きご支援ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げる。〈 拝 〉

2022年賀状

2022年賀状

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